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懐かしい顔 [撮影日記]

12月24日(月・振替休日)
朝、難波駅から南海の特急「サザン」の座席指定車両に乗車して、和歌山市駅に向かいました。和歌山県を訪れるのは、人生初です。

和歌山市駅からは紀勢本線に乗車して和歌山駅まで。和歌山駅から和歌山線に乗車しました。

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南海加太線で運用される7100系、「めでたいでんしゃ」眼を惹きます。

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和歌山に赴いた目的は、来春から227系1000番台への置き換えが開始される105系の撮影です。

105系の3扉車は新造車両ですが、105系の4扉車は主として、常磐緩行線用として地下鉄千代田線乗入に対応していた103系1000番台からの改造車両です。とりわけクハ105形0番台は、地下区間対応のため前面に非常扉を持ったクハ103形1000番台の姿を今に残す、私のお気に入りの電車です。

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105系 クハ105形0番台
貫通幌がついて表情が少し変わりはしましたが、この顔、いにしえの千代田線が思いだされます。

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105系の標準的な顔(?)は、これです。

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寒かったものの、天候にも恵まれて、のんびりと撮影できました。

帰路も、特急「サザン」の座席指定車両に乗車。座席指定料金は¥510かかりますが、往路帰路ともにリクライニングシートでくつろげて快適な旅が楽しめました。


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あなたには渡さない [つれづれ日記]

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私は、昔ほどテレビドラマを観ることはなくなりました。

しかし、時たま、少し風変わりな(?)ドラマにハマってしまうことがあります。

昨年は、石田ひかりさんと今井翼さんが共演した「屋根裏の恋人」にはハマりました。この風変わりで奇妙なドラマのことを、以前、記事に記しています(↓)。
https://shibatetsu.blog.so-net.ne.jp/2017-07-24

そして、今年も、とてもハマってしまう、少し風変わりなドラマに出会ってしまいました。

そのドラマは、先ほど最終回が放送された、木村佳乃さん主演のドラマ「あなたには渡さない」です。

たまたま、初回放送を観て、このドロドロした愛憎劇と愛憎劇を演じる二人の女優さんに魅せられてしまいました。

水野美紀さん演じる夫の愛人が、木村佳乃さん演じる本妻の眼のまえに「ご主人をいただきにまいりました」と、参上するところから始まったこのドラマ、とても奇妙でスピード感があり面白かったです。

本妻、夫の愛人、夫、そして本妻の幼なじみ、4人の男女を中心に物語が展開して行きますが、この4人の表の顔と裏の顔のはざまで演じられる虚虚実実の駆け引きに、引き込まれてしまいました。

木村佳乃さんと水野美紀さんの女の戦いで交わされる二人の、いかにも芝居じみて時代ががった台詞の応酬がこのドラマの見所でした。女の情念が火花を散らすような台詞の応酬は、とても大袈裟で滑稽ささえも感じさせる演技でしたが、リアリティを追求した演技とは異質の芝居としての面白さに、惹きつけられました。

表向き(?)は、家庭的で清楚な佇まいの木村佳乃さんと野心的で妖艶な佇まいの水野美紀さん、感情を剥き出しにして体当たりするような、パワフルで熱のこもった演技は、まさに怪演(?)です。

結果として、二人の女性に振り回される煮え切らない二人の男性、優柔不断きわまりない夫を演じる萩原聖人さん、本妻の幼なじみを演じる田中哲司さんの少し控えめな演技と、木村佳乃さん、水野美紀さんの鬼気迫る押し出しの強い演技のコントラストが、ドラマの色彩感を支配していました。

ドラマのラストにはモヤモヤ感が残りはしましたが、残念ながら、このお気に入りのドラマは終わってしまいました。

今更ながらに、木村佳乃さん、水野美紀さん、お二人とも、とてもお美しく、芝居の上手な素敵な女優さんということを、認識したしだいです。そして、私には、萩原聖人さんの、何か、真っ直ぐに物を見ないような風情の演技が、とても印象に残りました。


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Red Rose Speedway [音楽]

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「Red Rose Speedway」、 Paul McCartney & Wings が1973年にリリースしたアルバムのタイトルです。

「Red Rose Speedway」が、12月7日、2CDの拡張版として再発売されたので、購入して聴いてみました。拡張版のCD1にはオリジナルのアルバムが収められ、CD2はボーナス・トラックとなっています。

「Red Rose Speedway」はリリース当時に友人から借りて聴いたことがあるのみで、その後、何回かLPあるいはCDを購入して聴こうと考えたことがあったのですが、販売終了、絶版となったりしていて、購入することはありませんでした。アルバムを通して聴くのは45年ぶりになります。

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「Red Rose Speedway」の最大の聴きどころは、やはり、妻である Linda への愛を Paul McCartney が歌った “My Love” だと思います。 “My Love” は、Paul McCartney のコンポーザー、そしてヴォーカリストとしての魅力に溢れる、全米1位を獲得したバラードの名曲です。

そして、私が「Red Rose Speedway」の収録曲で、“My Love” と肩を並べるくらい素晴らしいと思う曲は “Little Lamb Dragonfly” です。45年前に初めてこの曲を聴いたときに、とても深い感銘を受けました。

Paul McCartney が飼っていた羊の死を悼んで作曲・作詞したと言われる “Little Lamb Dragonfly”、抑揚を押さえて、坦々と展開するスローな1曲。曲の巧さ、雰囲気、彩りがとても個性的で、格別の味わいがあります。この曲の生み出す、さまざまな情景の素晴らしさは Paul McCartney ならではです。

Wings あるいは The Beatles 解散後の Paul McCartney にとって、転換点となった作品が「Red Rose Speedway」でした。「Red Rose Speedway」に続き、1973年に「Band on the Run」、1975年に「Venus and Mars」がリリースされます。この2枚のアルバム、どちらも Wings の最高傑作と称される、完成度の高い作品です。そして、Wings は全盛期を迎え、人気を不動のものとしました。

45年ぶりに聴いてみると、「Band on the Run」、「Venus and Mars」と比較して地味な印象のある「Red Rose Speedway」ですが、Wings としてのアイデンティティが感じられる素晴らしいアルバムだということを改めて認識しました。そして、「Red Rose Speedway」の Paul McCartney の歌声、とても瑞々しいです。

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いにしえの Wings を懐かしむ私にとっては、「Red Rose Speedway」が2CDの拡張版である必要はありません。CD1のオリジナルアルバムで十分です。“Hi, Hi, Hi“、“Live and Let Die” といったヒット曲がCD2に収録されていても、「Red Rose Speedway」のパッケージにCD2を含めては欲しくありません。CD2は独立したアルバムとして発売して欲しいと思います。
私はアルバムが再発売されるたびにボーナストラックが追加されるレコード会社の姿勢には反対です。オリジナルのアルバムの持っている存在意義、存在価値が失われてしまうようで、このような風潮、好きではありません。

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1980年、Wings の日本武道館公演は幻に終わりました。私はチケットを入手していて、Paul McCartney に会えることを本当に楽しみにしていたので、大変なショックを受けました。そして、二度と Paul McCartney が日本の土を踏むことを許されることはないだろうと思い、本当に落胆したことを憶えています。

1990年、The Beatles 以来、24年振りとなる Paul McCartney の来日公演が実現、東京ドームで初めて Paul McCartney に会ったときの感激は忘れられません。私が The Beatles の音楽に関心を持つようになってから20年以上、待ちに待った夢が実現しました。

2018年、76歳になった Paul McCartney の東京ドームでのパフォーマンスは、とても素晴らしいものでした。

そして、これからも、Paul McCartney は素晴らしい音楽で世界中の人々に感動を与え続けてくれると思います。


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VENUS AND MARS [CD]

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近江鉄道ミュージアム感謝祭 [撮影日記]

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12月8日(土)
朝、新快速電車に乗って、彦根まで。彦根に赴くのは昨年の12月16日「近江鉄道電気機関車特別イベント」以来、一年ぶりとなります。

彦根に赴いた目的は、彦根駅に隣接する近江鉄道ミュージアムで開催される「近江鉄道ミュージアム感謝祭」に参加するためです。

昨年の「近江鉄道電気機関車特別イベント」は、彦根駅に隣接する近江鉄道ミュージアムに保存されていた3形式10両の電気機関車が、順次、解体されることに伴い、解体前に10両を一堂に公開する最後のイベントでした。

そして、12月8日、近江鉄道ミュージアムは最終閉館日を迎え、「近江鉄道ミュージアム感謝祭」が開催されました。

私は午前9時30分前に近江鉄道ミュージアムに着きましたが、開場時刻は午前10時にもかかわらず、既に開場を待つ多くの来場者で行列ができていました。

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今回が、もしかしたら最後の姿となるかもしれない、3形式の電気機関車は、日本の電気鉄道発展の歴史に刻まれる、貴重な文化財、宝とも言える存在です。

ED14形
東海道本線の東京口の電化当初、貨物列車牽引用として、1926年に米国より輸入されました(製造はGE))。東海道本線から中央本線さらに仙山線に活躍の場を移し、近江鉄道に譲渡されました。

ED31形
JR東海飯田線の前身の伊那電気鉄道が1923年に新製(製造は、芝浦製作所および石川島造船所)、国産電気機関車の黎明期を今に伝える存在です。伊那電気鉄道は戦時買収で国有化されて国鉄を経て、近江鉄道に譲渡されました。

ロコ1100形
JR西日本阪和線の前身の阪和電気鉄道が1930年に新製(製造は、東洋電機および日本車輌)、天王寺駅で高架上の阪和電気鉄道と地上の国鉄線を結ぶ急勾配のスロープを使った貨車の授受の目的で作られた電気機関車です。阪和電気鉄道を吸収合併した南海鉄道(現南海電鉄)、さらには戦時買収で国有化により国鉄を経て、近江鉄道に譲渡されました

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ED141 お召仕様の晴れ姿でした。実際にED141は1952年に仙山線でお召列車を牽引しています。

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ED143

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ED144 国鉄時代の茶色塗装に復元されています。

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ED313

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ED314

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ロコ1101

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会場にはこんな掲示がありました。電気機関車への愛情が感じられる素晴らしい内容です。

いにしえの電気機関車が大好きな私にとって、近江鉄道ミュージアムで保存されてきた、国宝とも言える電気機関車を見ることができるのが、これが最後かもしれないと思うと、とても胸が詰まります。

これらの電気機関車の進む暗黒の道に街灯を灯すために、何か自分でできることはないかと深く考えてしまいます・・・


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いにしえの記憶第2章(その17) [いにしえの記憶]

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過ぎ去った日々に徐々に埋もれていく、遠い日のいにしえの記憶

いにしえのブラウン管を彩った女優についての記憶。その第8弾です。

今回のいにしえの記憶は、比較的最近の記憶となります。女優さんよりは、寧ろ出演した作品の記憶となるかもしれません。

私は小学校入学の前後から、海外、特に米国のシリアスなTVドラマが観るのが好きでした。逆に日本の子供向けのアニメ番組、特撮もの番組などには、ほとんど興味はありませんでした。

そんなわけで、私の小学生時代に大きな話題となった円谷プロのウルトラシリーズでしたが、放映当時はあまり熱心に観ることはありませんでした。かろうじて、「ウルトラマン」を初回放映の途中から最終回まで見たくらいです。「ウルトラマン」に続く、円谷プロによる空想特撮シリーズの第四弾「ウルトラセブン」、名作ドラマの誉れが高いですが、何か、このドラマの世界観みたいなものに私は馴染めず、セブンは観ませんでした。
ちなみに、空想特撮シリーズの第一弾は「ウルトラQ」、第三弾は東映による「キャプテンウルトラ」でした。

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それから30年・・・・・

当時、幼稚園に通っていた息子は、「ウルトラマンティガ」が大好きで、幼稚園の先生から息子が、”大きくなったらティガになる!” と言っているという話を聞いたことがありました。

そんなわけで、家族三人で一緒に「ウルトラマンティガ」を観るようになりました。最初は息子に付き合って観ていたのですが、そのうちに私自身が「ウルトラマンティガ」の描く世界観にハマってしまい、熱中して観るようになりました。「ウルトラマンティガ」の世界観で描かれる、近未来の日本が直面する様々な問題、つぎつぎ怪獣が出現することが持っている必然性、古代文明を導いた光の巨人ティガが復活することの意味あいなど、物語の深さが、このドラマをとても魅力的なものとしています。私の今までの人生を通じて、最も素晴らしいと感じる ”日本のテレビドラマ” の1つと言っても過言ではないです。

GUTSのダイゴ隊員を爽やかに演じたV6の長野博さんが、光の巨人ティガのイメージによくマッチしていたと思います。また、ユーロビートのテーマ曲、V6の「TAKE ME HIGHER」もとてもカッコよく魅力的な曲で、何種類かあるオープニング映像によくマッチしていて、このドラマの魅力の1つとなっていました。

全52話のこのドラマ、どのエピソードも面白く、深いですが、とりわけ最終章(第50話~第52話)、ダイゴがティガであることに、GUTSのイルマ隊長(高樹澪)、レナ隊員が気づき、ティガが闇の支配者ガタノゾーアとの最後の戦いに立ち向かう物語の展開は圧巻、とても感動的です。

ティガに出演した女優さんで注目を集めたのは、「ウルトラマン」で科学特捜隊のハヤタ隊員を演じた黒部進さんの娘の吉本多香美さんがレナ隊員を演じたことだと思います。親子二代、ウルトラマンシリーズに出演を果たしました。

吉本多香美さんのアクティブでボーイッシュな役作りは、GUTSのパイロットのイメージにピッタリとハマっていて、とても魅力的でした。ダイゴ隊員を演じた長野博さんとレナを演じた吉本多香美さんフレッシュな印象が、このドラマをより一層、魅力的なものとしてくれました。

物語の終盤、闇の支配者ガタノゾーアとの戦いに敗れ、光を失い石像の姿に戻って海中に沈むティガに、アートデッセイのコックピットのレナが「ダイゴォォ~!」と叫び、他のGUTS隊員がダイゴがウルトラマンティガであることを知るシーン、私は思わず息を呑み、この物語がこれで終って欲しくないと願いました。

ーーーーーーーーーー

「ウルトラマンティガ」、「ウルトラマンダイナ」、「ウルトラマンガイア」は平成ウルトラマン三部作と呼ばれています。

「ウルトラマンダイナ」は「ウルトラマンティガ」の世界観を引き継いでいて、全く違和感なく観ることができました。しかし、「ウルトラマンガイア」は「ウルトラマンティガ」、「ウルトラマンダイナ」の世界観を全く継承していないため、私には馴染めませんでした。息子も小学生になってからウルトラマンより他のことに興味を惹くようになり、家族三人でウルトラマンを観ることも平成ウルトラマン三部作で終わりになりました。

平成ウルトラマン三部作が放映されていた時代、レンタルビデオで初代「ウルトラマン」から「ウルトラマンパワード」までの作品のビデオを息子にせがまれて毎週借りて家族三人で観続けて、当時ビデオ化されていた全てのエピソードを観つくしてしまいました。

どの作品でも魅力的なヒロインが登場します。これらの作品のなかで、世の中的に最も人気があるヒロインは「ウルトラセブン」で菱見百合子さんが演じた、ウルトラ警備隊のアンヌ隊員だと思います。ウルトラ警備隊の紅一点の綺麗なお姉さんアンヌ隊員も魅力的ですが、毅然と任務を遂行しつつ、ダイゴに想いを寄せるレナは、私にとって最も魅力的なウルトラマンシリーズのヒロインです。

「ウルトラマンティガ」の物語のラスト、ダイゴがレナに手渡した石になったスパークレンスが、煙がたなびくように風に吹かれて消え去ってしまいます。そして、ダイゴに向き合ったレナの「もう、ウルトラマンにはなれないね」の言葉に「人間はみんな自分自身の力で光になれるんだ」と言葉を返すダイゴ、ダイゴを見つめて涙ぐむレナ、この素晴らしいテレビドラマを語るうえで外すことのできない、とても感動的なシーンです。観ていて泣けてきたことを思い出します。このシーンのレナはとても可愛く、チャーミングでした。今でも、このシーンは鮮明に記憶に残っています。

そして、「ウルトラマンダイナ」の最終章、ダイゴとレナは結婚して女の子が生まれて、火星で暮らしている姿が描かれています。「ウルトラマンダイナ」の最終章に「ウルトラマンティガ」の物語のもう一つのラストを観た気がしました。ダイナの物語はとても悲しい結末を迎えましたが、「ウルトラマンティガ」の素敵なカップルが結ばれて、とてもホッとしたことを憶えています。

吉本多香美さんが演じたレナ隊員、アクティブでキュート、とても素敵なヒロインとして、私の記憶に刻まれています。


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笑電祭 [撮影日記]

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12月2日(日)
朝、難波駅から南海電鉄南海本線に乗って貝塚まで。貝塚からは水間鉄道に乗って終点の水間観音駅まで。因みに、南海本線の羽衣以南の区間に乗車するのは今回が初めてでした。

水間観音駅に赴いた目的は、『水間鉄道フェスタ「笑電祭」』のイベントに参加するため。そして、イベントのコラボ企画で『祝 ステンレス電車60周年』が同時開催されて、水間鉄道7000系(初代 東急7000系)が展示されます。

「笑電祭」のテーマは、“笑いと電車の相互乗り入れ” とのことですが、私は、“笑い” には全く興味がないので(笑うのが嫌い?)、イベントで興味があるのは “電車” のみです。

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東急車輌製造(現 総合車両製作所)でスキンステンレス車体の東急5200系が製造されたのが1958年、それから今年で60年となります。

5編成あった水間鉄道7000系のうち4編成は更新改造されて1000形となり、7000系として残る1編成は車籍は残っていますが、営業運用は離脱しています。

小学4年の2学期まで東急線沿線で過ごした私にとって、当時、東急の最新鋭だったアメリカンデザインの初代7000系は、とても思い出深い車両です。そして、京王 初代5000系、京急 初代1000形とならんで東急 初代7000系は、私が最も好きな昭和の関東私鉄の電車です。

水間鉄道7000系は足回りが更新されていないため、初代 東急7000系の姿を現在に伝える貴重な車両です。

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7000系(7003+7103)

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パイオニアⅢ形台車

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7103側は南海2000系を模したカラーリング

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こちらが本家(?)南海2000系(2013年6月8日 新今宮)

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クハ553
元南海電鉄モハ1201形、水間観音駅に保存されています。外板、塗装に痛みが見られるのが残念です。この車両のデザイン、私には好ましいです。

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1000形 7000系の更新車です。

のどかな雰囲気のイベントで天気にも恵まれ、楽しいひと時を過ごすことができました。


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東急電鉄 初代7000系―昭和の忙しい通勤電車のおはなし (懐かしの東急線)

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23年ぶりに(パート4) [つれづれ日記]

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私が「SUZUKA Sound of ENGINE 2018」で、特に注目した4つのイベントについて記事、パート4です。

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【Masters Historic Formula 1 レース】

今回のイベントまで、このようなレースがあることを知りませんでした。

Masters Historic Formula 1 はFIA Formula One World Championshipの前座として欧州で開催されているFIA管轄のレースです。1966年から1985年に製造されたF1マシンのシャーシにコスワースDFVエンジン(3L)を搭載したマシンでのレースです。日本(鈴鹿)でエキシビジョンではなく、JAF公認の公式レースとしての開催は今年が初めてです。

ある意味でF1の黄金時代とも言えるコスワースDFVエンジン全盛期。一堂に会したその時代のF1マシンによる公式レースを見ることができるのは、感無量です。

ローリングによりスタートした20台以上のF1マシンが、われ先に第1コーナーに突入するシーンは迫力満点でした。重なり合うエキゾーストノートの轟音で頭の中が真空になりました。実際のレースを見るのも23年振り、スタートの瞬間の迫力と興奮を思い出しました。

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レース序盤の先頭集団、フィッティパルディ→ロータス→ティレル→ウィリアムズ→マーチ→ロータスの順です。いにしえのファンにはこたえられない顔ぶれです。

レーシングスピードでの白熱のコンペティション、オーバーテイクを見ることができて、とても面白かったです。何か、最近のレースでは感じることが少なくなった、レースの楽しさを実感できました。

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マクラーレンM23

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マクラーレンM29

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ウルフWR1

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マーチ721G

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マーチ741
1974年、ノンチャンピオンシップ戦ながら、日本人で初めてF1レースに出場した高原敬武さんがドライブしたマシンがマーチ741です。今見ると、スポーツカーノーズがとても新鮮です。

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マーチ761

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ロータス91

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11月18日は朝から晩まで鈴鹿サーキットで過ごしました。F1グランプリのときと比べると圧倒的に人出は少なく、喧騒とは無縁でした。落ち着いた雰囲気で大好きなレーシングカーたちを眺めることができて、とてもよい一日となりました。

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40代を過ぎてから、歳を経るとともにモータースポーツへの関心が薄らいで行きました。

F1グランプリは、トヨタが撤退したころに全く興味を失いました。最近まで関心のあったのはルマン24時間レースを含むWECでしたが、LMP1に参戦するメーカー系ワークスチームがトヨタのみとなって、全く興味を失いました。

逆に1960年代の日本グランプリ、1970年代の富士グランチャンピオンシリーズなどなど、いにしえのレースに思いを馳せて、当時のレースを取り上げた雑誌などを眺めつつ、回想することが多くなりました。

そんな私にとって「SUZUKA Sound of ENGINE 2018」は、身近に、いにしえのレーシングカーを見ることのできる、ヒストリックカーイベントの楽しさを気付かせてくれました。どんなレーシングカーが参加するのかにもよりますが、また来年も鈴鹿に足を運んでみたいと思う次第です。


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F1全史 (1966-1970) 第5集

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F1全史 1976‐1980―空力を求めて 王者ラウダの光と影 第3集

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