Slowhand [音楽]

4月24日(月曜日)
テレワークを15時で切り上げて日本武道館に向かいました。日本武道館に赴くのは2週連続、赴く目的はエリック・クラプトン(Eric Clapton)のコンサートを観るためです。
エリック・クラプトンのコンサートを観るのは、2019年4月15日以来4年年ぶり、そして3回目となります。
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4年前より、今回のコンサートの方が満足感がありました。
特にエレクトリック・セットのクラプトンのギターソロはキレキレでした。
“Crossroads”、“I Shot The Sheriff”、“Cocaine” などなどギターソロ、聴かせてくれました。とりわけ、“I Shot The Sheriff” のギターソロ、鳥肌が立つくらい凄かったです。
その反面、アコースティック・セットは4年前の方が好印象だと私は思いました。
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私は今から50年以上前、中学生の時にビートルズの楽曲を耳にしたことで、音楽を聴くようになりました。初めてエリック・クラプトンの演奏を意識して聴いたのは、その頃のことです。ビートルズのアルバム「The Beatles」(通称、ホワイト・アルバム)に収録されている “While My Guitar Gently Weeps” がエリック・クラプトンとの最初の出会いでした。エリック・クラプトンの泣きのリードギターに感銘を受けました。
1968年にレコーディングされたアルバム「The Beatles」、ビートルズの4人とともに “While My Guitar Gently Weeps” のレコーディング・セッションに参加したエリック・クラプトン、55年を経た今もライブでパフォーマンスを観ることができるのは、とても感慨深いものがあります。
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今年、78歳になったロックギターの神、エリック・クラプトン、全く衰えを感じさせませんでした。寧ろ、パワーアップしてるように思いました。
私は、まだまだロックギターの神の演奏を観たいです。次回、24回目の来日を期待したいです。

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The Doobie Brothers [音楽]

4月17日(月曜日)
テレワークを15時で切り上げて日本武道館に向かいました。日本武道館に赴く目的はドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)のコンサートに観るためです。
コロナ禍で海外アーティストの来日コンサートが暫く途絶えていましたが、昨年末頃から大物アーティストの来日が相次いでいて、音楽ファンには嬉しい限りです。
私がロックコンサートを観るのは2020年1月26日の「クイーン+アダム・ランバート」以来、日本武道館に赴くのは2019年4月15日のエリック・クラプトン以来となります。
因みに、ドゥービー・ブラザーズのコンサートを観るのは初めてのこととなります。
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ドゥービー・ブラザーズは野性的なアメリカン・ロックが魅力的でしたが、トム・ジョンストン(Tom Johnston)のバンド脱退、マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)のバンド加入により、都会的なAORへとサウンドが変貌しました。
トム・ジョンストン時代の「The Captain and Me」、マイケル・マクドナルド時代の「Minute by Minute」、この2枚のアルバムは、私の長年の愛聴盤です。とりわけ「Minute by Minute」は、私の人生を通じて最も多く聴いたアルバムのベスト50位以内には入ると思います。
今回の来日コンサートはドゥービー・ブラザーズ結成50周年リユニオンツアーの一環、マイケル・マクドナルドがバンドに参加して、トム・ジョンストンと共に来日します。
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コンサート開演、最初にステージに登場したのはマイケル・マクドナルド、続いてパトリック・シモンズほかのバンドメンバーがステージに上がり、最後に登場したのはトム・ジョンストン、ここで武道館の満員の観客から大歓声が上がりました。
ヒットナンバーを中心に演奏された約2時間15分のコンサート、楽しめました!
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トム・ジョンストン、74歳、全く衰えた感じはしません、往年のパワーそのまま、往年のドゥービーサウンドそのままです。バンドの中の存在感、流石だと思いました。
パトリック・シモンズ、74歳、全く衰えは感じませんでした。
マイケル・マクドナルド、71歳、往年の美声が失われているように思いました。歌声に伸びがなく、心置きなく聴くことができませんでした。因みに、“What a Fool Believes” など「Minute by Minute」の楽曲を中心に、歌声を聴かせてくれました。
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アンコール前のラストから2曲目、“Long Train Runnin”、そしてアンコールのラスト “Listen To The Music”、ドゥービー・ブラザーズを代表する2曲、武道館は最高の盛り上がりでした。
つくづく、バンドと観客が一体となれるロックコンサート、ロック・ミュージックは素晴らしいと思った次第です。
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一週間後の4月24日(月曜日)は同じく日本武道館でエリック・クラプトン(Eric Clapton)のコンサートを観る予定です。私にとって3回目となるエリック・クラプトンのコンサート、こちらもとても楽しみです。
決してコロナは過去のものとなった訳ではありませんが、再びロックコンサートを観ることができる日常が戻ったことを、とても嬉しく思っています。

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三大ギタリスト [音楽]

昨日、三大ロック・ギタリストの一角、ジェフ・ベック(Jeff Beck)さんが亡くなったとの、悲しいニュースが流れました。
因みに、ヤードバーズ(The Yardbirds)に在籍していた、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン(Eric Clapton)ジミー・ペイジ(Jimmy Page)を三大ロック・ギタリストと称するのは日本だけとのことです。しかし、この三人がロック・ミュージックの歴史に名を刻む、偉大なギタリストであることは間違いありません。
私はジェフ・ベックの1970年代のフュージョン作品、“Blow by Blow”、“Wired” が好きです。特に“Blow by Blow”は長年の愛聴盤です。
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6年前、大阪単身生活時代にグランキューブ大阪でジェフ・ベックのコンサートを観ました。このコンサートのことは、当時、記事に記しています(↓)。
https://shibatetsu.blog.ss-blog.jp/2017-02-03
セットリストは最新作「Loud Hailer」からの楽曲が中心でしたが、いにしえのロック・ミュージックを愛する私には、“A Day in the Life”( Lennon-McCartney)と“Superstition”(Stevie Wonder)を聴くことができたことは感無量でした。
私は20代の頃から数多くのロック、ジャズのコンサートを観てきましたが、実際に観たアーティストの多くが既にこの世を去ってしまいました。このことを、とても寂しく思うとともに、私自身も歳を取ってしまったことを実感させられて悲しくもあります。
結果として、最後となったジェフ・ベックの来日コンサートを観ることができたことを、今、とても感慨深く思います。
この週末、ジェフ・ベックの諸作品を聴いて、ロック・ミュージックの歴史に名を刻んだ偉大なギタリストを偲んでみようと思います。
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4月には、三大ロック・ギタリストの一角、エリック・クラプトンの来日コンサートがあります。早々にチケットを確保しました。私にとっては3回目のエリック・クラプトンのコンサートとなります。
今年78歳になるエリック・クラプトン、元気で活躍してくれていることは嬉しい限りです。
スローバンドのニックネームを持つ、ギターの神のパフォーマンス、今から4月が待ち遠しいです。

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Step on Step [音楽]

「Step on Step」、Charles Stepney(チャールズ・ステップニー) のアルバムのタイトルです。
9月上旬のことだったと思いますが、夜、独りでクルマを運転しているときに、ピーター・バラカンさんのFM番組を聞いていました。その番組の中でCharles Stepneyについて、Earth, Wind & Fire、Ramsey Lewis、Minnie Ripertonの作品のプロデュースを手掛けたこと、1976年に若くしてこの世を去ったことが紹介されました。そして、Charles Stepneyが自宅で1人で多重録音した音源がアルバム「Step on Step」として近々に発売になることが伝えられました。
私は、この番組を聞くまでCharles Stepneyという名前を意識したことはありませんでしたが、Earth, Wind & Fire、Ramsey Lewis、Minnie Ripertonのプロデュースを手掛けたということは興味を惹きました。
そして「Step on Step」から1曲が流されました。曲名は聞き忘れましたが、もしかしたらアルバムのタイトル曲だったかも知れません。流れた曲を聴いて、「素朴な美しさがある曲、演奏だなぁ」と思い、「Step on Step」を聴いてみたいと思いました。
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9月下旬、Amazonで「Step on Step」を購入、聴いてみました。決して、正対して聴く類の音楽ではありませんが、とてもいいアルバムでした。
Charles Stepneyが演奏するアコースティックピアノ、シンセサイザー、リズムマシーン、ヴィブラフォンなどによる多重録音のサウンド、飾り気のないシンプルな美しさを感じることができます。
どのトラックも、ホームレコーディング故の練り上げられてはいないサウンドですが、寧ろ好感を持つことができました。Charles Stepneyの娘さんの声や娘さんとの会話が入っているトラックもあり、このアルバムに収められた音源を、Charles Stepneyはアルバムとして世に出す意図はなかったのかも知れません。
私は「Step on Step」を聴いて、“モノトーンの敷物の上に散らばる、色とりどりのジェムストーンのような色彩感を持つアルバム” という印象を持ちました。「Step on Step」の各トラックには、磨き上げられて細工を凝らした宝石にはない、無垢な原石の魅力があります。全24トラック、74分の長尺アルバムですが、聴いていて飽きることはなかったです。
1970年代のライトな、軽めのフュージョンに馴染みのある人には、とても好ましく感じられるアルバムだと思います。私は「Step on Step」のトラックのいくつかは、いにしえのBob Jamesの音楽を思い起こさせるものがありました。
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「Step on Step」、録音日付は明らかになっていませんが、1960年代後半から1970年代前半の録音と思われます。
2022年になって当時の録音が日の目を見たわけですが、当たり前のことですが、いい音楽は時を経ても魅力が失われるないということを、改めて認識した次第です。
私が今まで意識してこなかったアーティストの素敵なアルバムとの出会い、こんな出会いがあると、もっともっと積極的に音楽を聴かなくてはいけないと決意を新たに(?)する自分がそこに居ました。

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5拍子 [音楽]

「ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ」の Part4、ダギー・ジョーンズ家の食卓のシーンで Dave Brubeck Quartet の "Take Five" が流れます。私は、ダギーのコミカルな仕草によくマッチした素晴らしい選曲と思いながら、このシーンを観ていました。
Paul Desmond が作曲した5/4拍子の "Take Five" 、あまりにも有名なこの曲は Dave Brubeck Quartet のアルバム「Time Out」に収録されています。
ジャズ名盤100選など、ジャズの名盤を語るときに必ず登場する「Time Out」ですが、私はこのアルバムを持ってはいません。Paul Desmond の柔らかい、温かみのあるアルトサックスの音色が私の好みでないことが、このアルバムに食指が動かない理由だと思います。
しかし、「ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ」のPart4 を観て、 CDで "Take Five" を聴きたくなり、「Time Out」以外でこの曲が収録されているアルバムを探していました。"Take Five" は数多くのアーティストが演奏していますが、レビューを読んで私の目を惹いたのは、George Benson の「Bad Benson」でした。そんな訳で、先日、「Bad Benson」を購入して聴いてみました。
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George Benson のアルバムは数枚持っていますが、好きなアーティストではなく、持っているアルバムもあまり聴いたことがありません。私にとって George Benson はジャズギタリストとしての印象は希薄で、ヴォーカリストとしての印象の方が強いです。若い頃、ドライブの時に Quincy Jones がプロデュースした「Give Me the Night」を好んで流してはいましたが・・・
こんな記憶と印象しか持ち合わせていなかった George Benson でしたが、「Bad Benson」に収録された "Take Five" を聴いて、驚愕しました! そして、今更ながら George Benson はジャズギタリストだったことを認識しました。
"Take Five" の George Benson のソロ、アドリブは鳥肌が立つくらいに素晴らしいです。 George Bensonのスリリングなギター、聴かせてくれます。文句なしです!
George Benson が、これほど歌心溢れたギターを弾くとは想像しませんでした。
George Benson のソロに続く、Kenny Barron のピアノソロも George Benson のソロに負けず劣らず素晴らしいです。そして、バックの Phil Upchurch のリズムギター、Steve Gadd のドラムスが George Benson と Kenny Barron を一層引き立ててくれています。
久しぶりに、聴いていて熱くなれるジャズ・アルバムに出会えました。"Take Five" の素晴らしさは際立っていますが、他の収録曲も素晴らしいです。
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George Benson、何か先入観に邪魔されて食わず嫌いだったのかも知れません。
長年、音楽を聴いてきて、“良い音楽に出会うには心を開かなくてはいけない” と反省したことが何回かありましたが、「Bad Benson」を聴いて、またもや反省させられました。
まあ、何れにしても、素晴しい音楽との出会いは大切にしていきたいです。

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ツイン・ピークス Blu-ray ザ・テレビジョン・コレクション
- 出版社/メーカー: パラマウント
- 発売日: 2020/02/27
- メディア: Blu-ray
Get Back [音楽]

2月26日(土)
昼過ぎに浦和まで出かけました。出かけた目的は、ユナイテッド・シネマ浦和で『ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート』を観るためです。
『ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート』は、2月9日~2月13日に上映されましたが、スケジュールが合わずに観ることができませんでした。急遽、2月25日~3月3日にアンコール追加上映が行われることになり、この機会を逃すまいと思いました。
53年前の伝説のライブパフォーマンスを、是非、IMAXシアターで観たいと思った次第です。
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私の少し長くなってきた人生、音楽が支えてくれたから今まで乗り切れてきたと言っても、過言ではないと思います。様々なジャンルの音楽を聴いてきましたが、全く音楽に無関心だった私を音楽に目を向けさせたのが、The Beatles でした。
映画『レット・イット・ビー』の日本公開のタイミングだったと思いますが、The Beatles の歴代の映画、『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(A Hard Day's Night)、『ヘルプ!4人はアイドル』(Help!)などと、映画『レット・イット・ビー』を紹介するテレビ番組が放送されました。
私は家族と一緒に、その番組を見ていましたが、番組の終盤、Paul McCartney がピアノを弾きながら歌う、“The Long and Winding Road”、“Let It Be” を聴いて、なんて素敵な音楽なんだろうと思ったことが、私の目(耳?)を The Beatles に向けさせるきっかけとなりました。それが、私と音楽の長い付き合いの始まりでした。
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『ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート』の冒頭、ザ・クオリーメン (The Quarry Men)から、ルーフトップ・コンサートに至るまでの、The Beatles の歴史が紹介されます。改めて、The Beatles が世界にとてつもない影響を及ぼしたことが認識できます。
歴史紹介に続くルーフトップ・コンサート、1969年1月30日、ロンドンのアップル・コア本社の屋上で行なった The Beatles の最後のライブパフォーマンスとそれを取り巻く人々を多数のカメラで捉えています。
周辺のビルの屋上の観客、演奏に気付いて地上から見上げる人々、騒音だと苦情を言う人々、そして、苦情の電話で駆け付けた警察官、ライブを取り巻く人々の様々な反応と対応がとても面白かったです。
そして、The Beatles の演奏、圧倒的な素晴らしさでした! IMAXで聴いた音、とても53年前の録音とは思えません。IMAXレーザーの映像も、53年前の撮影と思えないほど鮮明です。音と映像の新鮮さは驚きでした!!
何より、John、Paul、George、Ringo が生き生きと、楽しそうに、最高の、渾身の演奏を繰り広げるのを観ることができて、とても感動しました。紛れもなく、生きている The Beatles を観た、1969年1月30日の伝説のライブパフォーマンスに立ち会った気分にさせてくれました。
The Beatles のライブバンドとしての実力の凄さが目と耳に焼き付きました。。。
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映画を観終わって、半世紀以上前に出会ったThe Beatles が、私のその後の人生に彩りを与えてくれたことに感謝しなければいけないなぁ・・・、という気持ちを深く抱きました。
そして、79歳の Paul McCartney、81歳の Ringo Starr、二人には、これからも元気に音楽活動を続けて欲しいと願っています。

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ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray コレクターズ・セット
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2022/04/20
- メディア: Blu-ray

Let It Be SPECIAL EDITION (STANDARD)
- アーティスト: The Beatles
- 出版社/メーカー: Apple Corps / USM
- 発売日: 2021/10/15
- メディア: CD
Family [音楽]

「Family」、1980年にリリースされたフルーティスト Hubert Laws のアルバムのタイトルです。
所謂、フュージョンのアルバムで、私が最も好きなアルバムの中の1枚となります。私が今までの人生の中で、最も多く聴いたアルバムのベスト100以内には十分入ると思います。
アルバムの1曲目 “Ravel's Bolero”、 Hubert Laws らしいクラシカルミュージックを題材にした一品です。Chick Corea の極めて Jazzy なピアノ・ソロ、素晴らしいの一言に尽きます。 Hubert Laws のフルート・ソロも冴え渡っています。
そしてアナログLPのB面1曲目 "Family"、切れの良いリズムセクション、ホーンをバックに Lawsファミリーの次女 Debra Laws のパワフルで張りのあるパンチの効いたヴォーカル、文句なしの素晴らしさです! 兄である Hubert Laws のフルート・ソロも歌心に溢れ、味わい深いです。
"Family"、フュージョン全盛時代を代表する文句なしの名曲、そして名演だと思います。
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1980年から1983年まで間、東芝が主催した「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」が開催されていました。“オーレックス”(Aurex) は東芝のオーディオブランドでした。
当時、1981年の「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」のステージの模様が流れる東芝のTVCMがありました。このTVCMで、Hubert Laws と Lawsファミリーの長女 Eloise Laws が ステージ上で並んで、"Family" を演奏するシーンを観ることができました。オリジナルのDebra Laws とは一味違う(?)Eloise Laws が歌う "Family" が、とても印象的でした。このTVCMを観てレコードで聴いてみたいと思いました。
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この "Family" の演奏を含むステージの模様は、東芝系のJAZZレーベルの EAST WIND から「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」のタイトルでアナログLPが発売されました。是非、「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」のステージで演奏された "Family" を聴いてみたいと思ったのですが、残念ながらアナログLPを買いそびれてしまいました。
後年になって、「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」はCDで再発売されましたが、再発売に気付いたのが遅く、またしても買いそびれてしまいました。大失態でした・・・
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先日、次に購入するCDを物色するためにネットサーフィンをしていると偶然、「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」で演奏された Hubert Laws 、Eloise Laws による "Family" の 7″ シングル(無論、アナログレコード)が発売されていることを知りました。
因みに「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」からのシングルカット盤の再発売です。当時、シングルカット盤が発売されていたことは知りませんでした。
長年、この演奏を聴きたかったので、即決で購入しました。因みにA面が "Family" 、B面が Stevie Wonder "All I Do" のカヴァーです。
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7″ シングルを聴いてみて、オリジナルの Debra Laws の歌声と Eloise Laws の歌声、兄弟なので当たり前かもしれませんが、似通った同質の歌声に感じられました。
しかし、 Debra Laws の歌声はカラッとしていて一点の曇りも感じさせないのに対して、Eloise Laws の歌声は少し湿っぽく愁いを感じさせます。どちらの歌唱も二人の個性が出ていて興味深く、どちらの歌唱も味わい深いです。
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今回、この 7″ シングルの演奏を聴いたことで、40年間、喉の奥に刺さっていた魚の小骨が取れたような気がしました。しかし、7″ シングルの演奏を聴いて「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」の他の演奏も聴きたくなりました。
「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」は、Eric Gale、Larry Coryell、Richard Tee、Dave Liebman ほか、当時のフュージョンのトップスターが演奏に加わっています。
是非とも、レコード会社には「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」の再発売をお願いしたいです。

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至上の愛 [音楽]

私が初めてジャズ喫茶に足を踏み入れたのは、高校3年の時でした。
私が通っていた都立高校から23区内の都立高校に転校した、小説家志望だった悪友(?)が新宿歌舞伎町にあった「ポニー」に私を連れて行ったのが、私のジャズ喫茶デビューでした。
その小説家志望だった悪友は、来年で半世紀の付き合いとなる私の友人も「ポニー」に連れて行っていました。そして、私と半世紀の付き合いとなる友人と二人で「ポニー」に顔を出すようになりました。当時の私はロック命でジャズには関心がありませんでしたが、「ポニー」の大人の雰囲気はとても好ましいものでした。
19歳の時、半世紀の付き合いとなる友人と「ポニー」を訪れていた時、私の目をロックからジャズに向けさせる決定的な体験をします。この体験については、以前、記事に記しています(↓)。因みに小説家志望だった悪友とは疎遠になり、現在は消息不明です。
https://shibatetsu.blog.ss-blog.jp/2020-03-09
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私が二度目に入学した大学は、当時ジャズの街と言われていた吉祥寺にありました。学科の同級生で仲良くなった友人の5名程が、ジャズやフュージョン(クロスオーバー)のアマチュアバンドをやっていました。
私はそんな連中とジャズ喫茶に入り浸りの日々でした。そして、私語厳禁のリスニングルームのようなジャズ喫茶にも独りで、日参するようになりました。一日に2軒のジャズ喫茶を訪れることも多かったです。
これだけジャズ喫茶に出入りしていたので、John Coltraneのアルバムを数多く聴いたはずですが、Coltraneの演奏に耳を傾ける、感銘を受けたことはありませんでした。はっきり言ってColtraneは私の興味の対象からは外れていました。
ーーーーーーーーーー
そんな私が、初めてColtraneの演奏に深い感銘を受けたのは、大学からの帰りに武蔵小金井駅北口の開かずの踏切のすぐ近く、小金井街道沿いの古本屋の2階にあったジャズ喫茶(店名失念)で、「Interstellar Space」を聴いた時でした。
Coltraneが興味の対象外だった当時の私は、Coltraneの音楽の変遷、1966年の来日時の記者会見で、“私は聖者になりたい” と語ったことは全く知りませんでした。
しかし、ColtraneとRashid Aliの火の出るようなデュオの演奏と鈴の音を聴いて、悟りを開いた人間が天上界で奏でる音楽が地上に響いているように聴こえました。そして、この強烈な演奏を聴いて何故か、“静寂” そして “無” という言葉が頭に浮かびました。店内のスピーカーの間に掲げられたジャケットの雲の上から夕日の写真、そしてアルバムタイトルの「Interstellar Space」(直訳すると星間空間)の文字を見て、この音楽は天高く、宇宙に通じているのかも知れないと思いました。
のちに、「Interstellar Space」は私の愛聴盤となり、今まで聴き続けています。
ーーーーーーーーーー
私が最初に購入したColtraneのアルバムは「A Love Supreme」(邦題 : 至上の愛)でした。名盤中の名盤、モダンジャズの頂点と絶賛されていることが「A Love Supreme」を購入した理由でした。
しかし、「A Love Supreme」を聴いた印象は、「私の好みの音楽ではないなぁ・・・」でした。名盤と言われることは十二分に理解できましたが、私にとっては重すぎて、聴いていて暗澹たる気持ちになりました。そんな訳で「A Love Supreme」は私の愛聴盤とはなりませんでした。
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今年の10月、「A Love Supreme」のライヴ音源、奇跡の発掘と銘打って「A Love Supreme : Live In Seattle」がリリースされました。奇跡の発掘かどうかはさて置いて、「Ascension」以降、先鋭化したColtraneが「A Love Supreme」をどのように演奏しているか、このライヴ盤には大いに関心を持ちました。
しかし、Amazonなどのレビューで、あまりに音、録音が悪いと書かれていたことで「A Love Supreme : Live In Seattle」の購入を躊躇していましたが、先日、気を取り直して(?)購入して聴いてみました。
音源テープから相当手を入れていると思いますが、やはり音は満足できるものではありませんでした。
Elvin Jones(ds)が前に出過ぎて、Coltrane(ts)はElvinの向こう側、かなり遠くに聴こえます。Pharoah Sanders(ts)も遠いです。MaCoy Tyner(p)も、まあまあと言った感じです。
しかし、演奏はライヴの雰囲気ともども、素晴らしいものでした。内容が素晴らしいだけに、音が良くないことが余計に残念です。
オリジナルの「A Love Supreme」聴いた時のような暗澹たる気分にはなりませんでした。。。
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今でも頻繁に聴くColtraneのアルバムは「Interstellar Space」、「Selflessness」、「Coltrane at Newport」の3枚です。
今回、「A Love Supreme : Live In Seattle」を聴いて、この3枚以外、私が若き日々に愛聴したColtraneの諸作品を改めて聴き返してみたいと思いました。
もしかしたら、若き日々に聴いた時とは違う印象を受けて、私なりにモダンジャズの聖人John Coltraneの新たな魅力を発見できるかも知れませんから・・・

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A Love Supreme: Live In Seattle
- アーティスト: John Coltrane
- 出版社/メーカー: Verve
- 発売日: 2021/10/22
- メディア: CD

Ascension: Editions I & II (Reis) (Rstr)
- アーティスト: Coltrane, John
- 出版社/メーカー: Verve
- 発売日: 2009/03/24
- メディア: CD

セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス(限定盤)
- アーティスト: ジョン・コルトレーン
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2021/10/06
- メディア: CD
エアドラム [音楽]

悲しいニュースが流れてきました。
ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツさんが24日、80歳の生涯を閉じたそうです。
ロック界のレジェンドがまた一人、この世を去ってしまいました。。。
何とも寂しいです。
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昨年4月に公開されたバーチャル・コンサート「One World:Together at Home」、ザ・ローリング・ストーンズはオンライン、リモートで「You Can't Always Get What You Want」を演奏しました。
チャーリー・ワッツのエアドラム(!)が、ザ・ローリング・ストーンズの演奏に強烈なグルーヴ感を生み出していました。ザ・ローリング・ストーンズの演奏、そしてチャーリー・ワッツのエアドラム、最高にご機嫌でした!
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私はチャーリー・ワッツの演奏はザ・ローリング・ストーンズの演奏以外は聴いたことがありません。
チャーリー・ワッツ自身のリーダー・アルバムで数多くのジャズ作品をリリースしていることは知っていましたが、未だ、それらの作品を聴いたことはないです。
チャーリー・ワッツさんの訃報に接して、彼の遺したジャズ作品を是非聴いてみたいと思いました。そして改めてザ・ローリング・ストーンズを作品を聴いて、偉大なロック界のレジェンドのご冥福をお祈りしたいと思います。

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刺青の男 40周年記念エディション 2CDデラックス(通常盤)(2SHM-CD)
- アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2021/10/22
- メディア: CD
2年ぶりに観ました [音楽]

GW後半の5月3日から5月5日、3日間とも撮影に行く計画を立てていたのですが、コロナ感染拡大を鑑み、5月4日に上越新幹線E4系Maxの撮影に行ったのみでした。
その代わりに、購入してから一度も鑑賞していない映画のBlu-ray、DVDを鑑賞して、時間を過ごすこととしました。
先ず、観た作品は「ボヘミアン・ラプソディ」です。
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私は「ボヘミアン・ラプソディ」を映画館で7回観ました。さいたま新都心、大阪難波、京都府桂川、兵庫県尼崎の映画館で、IMAX、dolby atmosでの上映も含まれています。
最初に観たのは2018年11月23日、7回目に観たのは2019年3月30日のことです。
最初に観た直後に「ボヘミアン・ラプソディ」のサウンドトラックCD、7回目に観た直後に「ボヘミアン・ラプソディ」のBlu-ray+DVDを購入しました。サウンドトラックCDは直ぐに聴きましたが、当時、単身赴任先の大阪に配達されたBlu-ray+DVDは封を切ることなく、大阪からさいたまの引っ越し荷物の中に眠ったままとなっていました(未だ、引っ越し荷物が全部整理できていません・・・)。
Blu-ray+DVDを今まで観ようと思わなかった訳は、「ボヘミアン・ラプソディ」を映画館でご覧になった方には解っていただけるかもしれませんが、映画館の大きなスクリーンと音響設備によって、この映画の魅力がより際立ち、より楽しむことができ、より感動が深いと考えているからです。
自宅のモニターやオーディオでは映画館で体験した深い感動の記憶に、少し水を差すかも知れないと危惧した訳です。そんなわけで、7回目の鑑賞以降、YouTubeで断片的にライヴエイドのシーンを観たのみで、Blu-ray+DVDの封を切ろうとは思いませんでした。
「ボヘミアン・ラプソディ」が6月4日、初の地上波でノーカット放送されるニュースが流れたのを知り、今更ながら、Blu-ray+DVDが引っ越し荷物の中にあることを思い出し、5月3日に引っ越し荷物から探し出して封を切りました。
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「ボヘミアン・ラプソディ」については、1回目、3回目、7回目に観たときのことをブログに記していますので特に内容には触れませんが、2年ぶりの鑑賞でも、クイーンの音楽の美しさと映画で描かれるフレディの悲しみに、やはり涙が出ました。
そして、Blu-rayに収録されたライブエイド完全版の映像、“Crazy Little Thing Called Love”、“We Will Rock You”の2曲を含み、“Radio Ga Ga”ノーカット、曲間もノーカットの21分間、圧倒的な素晴らしさです!
上手く言葉で言い表すことができませんが、映画ならではの映像と音響効果によって、生の、本物のロックコンサート以上に、音楽の躍動感、ダイナミズム、力感が表現されているように思います。音楽、そしてロックミュージックの魅力、楽しさが凝集された21分間、完全にノックアウトです。何回観ても心に響き、魂が震えます!!
映画本編もさることながら、ライブエイド完全版の映像を観るだけでも、このBlu-rayの価値が十二分にあると思います。
録音されているサウンドは、「ボヘミアン・ラプソディ」のサウンドトラックCDが低音域、高音域を強調しないニュートラルなエネルギーバランスでピュアオーディオでの鑑賞に適しているのに対して、Blu-rayは(特に)低音域、高音域が強調されたエネルギーバランス、映像に合わせてメリハリを効かせたミキシング、サウンドと感じられます。映像抜きでBlu-rayの音だけを聴くと、少々うるさく、不自然に感じられるかも知れません。
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ライブエイドの映像を観て、大きなスタジアムやアリーナで開かれるロックコンサートに、また行きたいなぁ・・・、と切に思いました。
最後に観たロックコンサートは2020年1月26日、さいたまスーパーアリーナでの「クイーン+アダム・ランバート」のコンサートでした。コロナ禍の直前でした。
アリーナを埋め尽くしたオーディエンスの大歓声と熱狂、オーディエンスが一緒に歌うことの素晴らしさと感動、再び味わいたいです、その中に我が身を投じたいです。
今年は無理かもしれませんが、再び、ロックコンサートが心から楽しめる世界が戻ってきて欲しいです。。。

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