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10月の悪夢 検査入院 [つれづれ日記]

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昨年の9月中旬に受けた人間ドックの結果でE判定(二次検査、精密検査を必要)となった検査項目が2項目(胸部レントゲン撮影、血尿)あり、精密検査の結果が出るまで悪夢のような憂鬱な日々を過ごしたという記事を以前に記しました(↓)。
https://shibatetsu.blog.ss-blog.jp/2021-10-25
https://shibatetsu.blog.ss-blog.jp/2022-01-13

今年も9月中旬に人間ドックを受けて、結果報告書が10月上旬に投函されていました。恐る恐る開封して結果を確認するとE判定は2項目(聴力、血尿)ありました。

聴力については、2014年のことだったと思いますが、大阪単身生活中に耳の閉塞感があり、新大阪にある総合病院を受診したところメニエール病と診断されたことがあり、今回、メニエール病が再発しました。現在、市内の耳鼻咽喉科で治療しています。

血尿については、40歳ころから、かれこれ25年位、健康診断、人間ドックで断続的に判定されています。当時、定期的にエコー検査を受けていた総合病院の腎臓内科の医師からは、私が極端に痩せているために遊走腎による血尿の可能性が高いと言われていました。

昨年、人間ドックの結果を基に市内の泌尿器科クリニックで腹部・骨盤部CT検査と尿の細胞診を受けたのですが、CT検査の結果は「血尿の原因を指摘できず」、細胞診の結果は、「がん細胞は認められません」でした。泌尿器科クリニックの医師からは、私が極端に痩せているのでナットクラッカー症候群ではないかとの説明を受けました。

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今年は血尿の精密検査を人間ドックを受けた総合病院で検査・受診することとしました。総合病院の担当医からは体質により血尿が出る人は多いが、体質だと安心していると重大な病気を見逃してしまう可能性があるとのことで、様々な検査を受けることを勧められました。

検査内容は血液、尿(細胞診)、レントゲン、CT、エコー、MRIでした。人間ドックの結果、PSAが2.18と高めだっとこともあり、前立腺がんの可能性もあるということで、「念のためMRI検査をしますか?」と担当医から問いかけられて、MRI検査も受けることとしました。

検査結果は血液(PSAは1.88)、尿、レントゲン、CT、エコーは異常なしでした。しかし、MRIの結果は「前立腺がんの疑いあり」でした。そして、前立腺生検を受けることとなりました。

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生検は全身麻酔で行なわれるため、2泊3日の入院となります。入院は12月5日(月)、手術(生検)は12月6日(火)、退院は12月7日(水)でした。手術は12月6日の午前9時からです。そして、生検の結果説明は12月21日(水)となりました。

12月5日の24時(12月6日の0時)、ワールドカップのベスト8をかけた日本対クロアチア戦のTV放映がありました。病室が個室だったのでPK戦で決着がつくまで観ていました。病室の扉の手前にあるカーテンが知らない間に閉じられていたので。看護師さんが見回りに来たようですが注意はされませんでした。結局、午前3時過ぎに主治医に処方してもらっている睡眠導入剤を2錠飲んで眠りにつきました。

因みに、この記事の冒頭の写真は病室から見た夜景です。

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12月6日、生検は全身麻酔であっという間に意識がなくなり、耳元で「地震だ!」という声が聴こえたような気がして、意識が戻りました。意識が戻ったとき、自分がどこにいるのか、どんな状況にあるのか、しばらく理解できませんでした。

尿道にカテーテルが挿入されていて、尿意と尿道の痛みがとても辛かったです。

病室に戻り数時間後、尿道のカテーテルは抜かれて自力で排尿できるようになりました。病室は個室なので室内にトイレがあるのですが、点滴スタンドを引きずりながらトイレに行くのは結構大変でした。そして、自力で最初に排尿した尿がトマトジュースのようで、それを目にしてとても心細かったです。

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12月7日、朝食の前後で体温、血圧測定、そして退院後の注意、入院費用の支払い方法の説明を受けて、退院しました。この日は全日年休を予定していたのですが、とても快調(?)だったので午後からテレワークで仕事に復帰しました。

生検のあと頻尿になり、心置きなくビールが飲めませんでした。

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昨日、12月21日、テレワークを午前中で終えて、生検の結果を聞きに行きました。診察を待っている時間、とても落ち着くことができませんでした。

そして・・・

医師から「がん細胞は見つかりませんでした、安心してください」と告げられました。私の口から思わす「良かったです・・・」の言葉が漏れました。

血尿が出ていること、PSAが2前後で高めであることから、半年後に尿検査、血液検査、CT検査と診察の予約となりました。

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2022年、健康であることの有難さを痛感する年となりました。

夏にはコロナ感染症で大変に辛い思いをしました。2カ月ほど味覚障害、咳、微熱の後遺症に悩まされましたが、高齢者の私が重症化しなかったのは幸運でした。

そして今回の検査入院、今のところ(?)問題が見つからなかったことは、やはり幸運だったと思っています。

何れにしろ、自分の健康に最大限気を配って、日々を過ごして行きたいと思います。。。


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なんだ、これは!(後編) [つれづれ日記]

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前編から引き続き、「展覧会 岡本太郎」で観ることのできた、作品のごく一部を紹介します。

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未来を見た
TAROMAN に登場しました。

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疾走する眼
TAROMAN に登場しました。

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雷神
とても好きな作品です。

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午後の日
TAROMAN に登場しました。観ていると気持ちが和みます。

「展覧会 岡本太郎」の作品を満喫したのち、ショップで岡本太郎グッズを数点購入して東京都美術館をあとにして、地下鉄日比谷線の上野駅に向かいました。日比谷線に乗車して神谷町駅を目指します。

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神谷町駅に赴いた目的は、愛宕山のNHK放送博物館で12月4日まで開催される「展覧会 タローマン」を観るためです。

「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」の撮影に使用された衣装、小道具の展示、とても興味深いものでした。あたかも、“TAROMAN” が1970年代から存在していたかと思わせるような手の込んだ(?)小道具の数々、制作陣のこだわりが感じられました。

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「展覧会 タローマン」の展示を観たあと、配布されていた「タローマン大ずかん」と「めんこシール」をお土産に貰って、帰宅の途につきました。

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「展覧会 岡本太郎」と「展覧会 タローマン」をはしごして、“芸術は爆発だ!” を堪能しました。岡本太郎から元気をもらった気分になった、充実した一日でした。。。


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