三大ギタリスト [音楽]
昨日、三大ロック・ギタリストの一角、ジェフ・ベック(Jeff Beck)さんが亡くなったとの、悲しいニュースが流れました。
因みに、ヤードバーズ(The Yardbirds)に在籍していた、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン(Eric Clapton)ジミー・ペイジ(Jimmy Page)を三大ロック・ギタリストと称するのは日本だけとのことです。しかし、この三人がロック・ミュージックの歴史に名を刻む、偉大なギタリストであることは間違いありません。
私はジェフ・ベックの1970年代のフュージョン作品、“Blow by Blow”、“Wired” が好きです。特に“Blow by Blow”は長年の愛聴盤です。
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6年前、大阪単身生活時代にグランキューブ大阪でジェフ・ベックのコンサートを観ました。このコンサートのことは、当時、記事に記しています(↓)。
https://shibatetsu.blog.ss-blog.jp/2017-02-03
セットリストは最新作「Loud Hailer」からの楽曲が中心でしたが、いにしえのロック・ミュージックを愛する私には、“A Day in the Life”( Lennon-McCartney)と“Superstition”(Stevie Wonder)を聴くことができたことは感無量でした。
私は20代の頃から数多くのロック、ジャズのコンサートを観てきましたが、実際に観たアーティストの多くが既にこの世を去ってしまいました。このことを、とても寂しく思うとともに、私自身も歳を取ってしまったことを実感させられて悲しくもあります。
結果として、最後となったジェフ・ベックの来日コンサートを観ることができたことを、今、とても感慨深く思います。
この週末、ジェフ・ベックの諸作品を聴いて、ロック・ミュージックの歴史に名を刻んだ偉大なギタリストを偲んでみようと思います。
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4月には、三大ロック・ギタリストの一角、エリック・クラプトンの来日コンサートがあります。早々にチケットを確保しました。私にとっては3回目のエリック・クラプトンのコンサートとなります。
今年78歳になるエリック・クラプトン、元気で活躍してくれていることは嬉しい限りです。
スローバンドのニックネームを持つ、ギターの神のパフォーマンス、今から4月が待ち遠しいです。
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ロミオとジュリエット [つれづれ日記]
以前、映画「ロミオとジュリエット」(1968)のBru-rayを購入して観たことを、「美しい映画の記憶」のタイトルで、以下のような内容の記事に記しました。
衣装、街並み、風景、映像、ロミオとジュリエットの台詞・声、そしてニーノ・ロータの音楽、そのどれもが眩いほどに美しいです。
そして、ロミオを演じた「レナード・ホワイティング(出演当時16歳)、ジュリエットを演じたオリビア・ハッセー(出演当時15歳)、若き日の二人が目眩がするほど眩しく美しいです。
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昨日、ネット上で 『「ロミオとジュリエット」の主演俳優が提訴 10代ヌードは性的虐待』 のニュースを目にしてとても驚きました。
レナード・ホワイティングさん(72歳)とオリビア・ハッセーさん(71歳)が意に沿わないヌードシーンを撮影されたとして、パラマウントピクチャーズを訴えたとのことです。
裸が見える寝室でのシーンは性的虐待、性的搾取であり、児童ポルノ画像配布に当たる。そしてフランコ・ゼフィレッリ監督(故人)がだまして撮影したことは詐欺に当たるとの主張です。
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「ロミオとジュリエット」の撮影からは、約56年経っていると思います。
何故、主役のお二人が今になって訴えを起こしたのか、映画を観る側の立場の私にとっては腑に落ちない感覚を抱くのは事実です。恐らく、当時の映画の撮影現場では当事者にしか解らない葛藤、わだかまりがあったのかも知れません。
「ロミオとジュリエット」(1968)は映画史に残る名画で、レナード・ホワイティングとオリビア・ハッセーの名を世界に知らしめた作品です。
確かに映画の中で一瞬ですが、オリビア・ハッセーさんのたわわな乳房が映るシーンがあります。しかし、この映画を性的な好奇の目で観る人はいないと思います。まして、ポルノという言葉とは全くかけ離れた映画です。あくまでも映画を観る立場の私個人の一方的な意見かも知れませんが・・・
何か、今回の訴えで素晴らしいこの名画に傷がついてしまったようで、私は少し残念に思ってしまったことは事実です。
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この訴え、どのような判決が下されるか解りませんが、仮に児童ポルノだと判断されると、「ロミオとジュリエット」(1968)は封印されてしまうのではないかと思います。
もしもそうなると、この名画が後世に伝えられる道が閉ざされ、後世の人々がこの作品に接することができなくなることが危惧されます。この名画を観ることが出来なくなることは、世界中の人々にとって大きな損失になると言えるかも知れません。
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