QUEEN + ADAM LAMBERT [音楽]
2月13日(火)
有給休暇を取得して東京ドームに赴きました。赴いた目的は、「クイーン+アダム・ランバート」のコンサートです。
「クイーン+アダム・ランバート」のコンサートは、コロナ禍直前の2020年1月26日(さいたまスーパーアリーナ)以来となります。
因みに、コンサートは2023年4月25日(武道館)のエリック・クラプトン以来、東京ドームでのコンサートは2018年11月1日のポール・マッカートニー以来となります。
ーーーーーーーーーー
満員のオーディエンスが一体になって盛り上がった素晴しいコンサート、まさに熱狂の東京ドームでした。
4年前のコンサートよりパワーアップしている感がありました。ロジャー、全く年齢を感じさせないパワフルで貫録十分なドラム。ブライアン、ギターソロは冴えわたり、キターを弾く立ち姿はカッコよすぎます。アダム・ランバート、歌唱力と声量には眼を見張るほど、驚異的です。
ステージ、演出も4年前より一層ゴージャスになり、観応え十分でした。
音響もとても良かったです。今まで参加した東京ドームのコンサートではベストの音だと思いました。
ーーーーーーーーーー
アリーナは勿論、オープニングから総立ち。Machines(or Back to Humans)、 Radio Ga Ga で一気に盛り上がりました。そして、珠玉の名曲のオンパレード、圧巻でした。
Teo Torriatte (Let Us Cling Together)、Love of My Life 、満員のオーディエンスの大合唱、東京ドームを包んだ空気感が心に沁みました。
Who Wants To Live Foreve、アダム・ランバートが感情を込めて切々と歌い上げるのを聴いて、映画『ボヘミアン・ラプソディ』で フレディがエイズの告知を受けるシーンが頭に浮かび、思わず涙しました。
アンコール前のラストが Bohemian Rhapsody、アンコールが We Will Rock You、Radio Ga Ga、We Are the Champions、盛り上がりは頂点に! 言葉で言い表せないくらい感動的でした!!
ーーーーーーーーーー
私が高校卒業目前の頃、アルバム「Sheer Heart Attack」からシングルカットされた Killer Queen をラジオで耳にして、 クイーンの音楽を聴くようになりました。それから丸49年の歳月が流れました。
ジョン・ディーコンは引退しましたが、新たなフロントマンにアダム・ランバートを迎えて ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー が クイーンとしての活動を続け、今でもパフォーマンスを観ることができることは感無量です。
ロック界のレジェンド ブライアン・メイ(76歳)、ロジャー・テイラー(74歳)、才気が漲る アダム・ランバート(42歳)、アダムにより新たな息吹が吹き込まれたクイーンの音楽が、これからも世界中の人々を魅了し続けてくれると思います。
日記・雑談 ブログランキングへ
【メーカー特典あり】『ボヘミアン・ラプソディ』 オリジナル・サウンドトラック (SHM-CD)(特典:A4クリアファイル付)
- アーティスト: クイーン
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2024/01/31
- メディア: CD
【Amazon.co.jp限定】ボヘミアン・ラプソディ 2枚組ブルーレイ&DVD (オリジナルアートカード2枚セット付き) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2019/04/17
- メディア: Blu-ray
タグ:Who Wants To Live Foreve Love Of My Life Teo Torriatte (Let Us Cling Together) RADIO GA GA Machines(or Back to Humans) クイーン+アダム・ランバート QUEEN + ADAM LAMBERT フレディ・マーキュリー Queen Killer Queen 東京ドーム クイーン ブライアン・メイ ロジャー・テイラー アダム・ランバート ジョン・ディーコン ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody We Will Rock You We Are The Champions sheer heart attack
八つ墓村 [つれづれ日記]
YouTubeチャンネル「松竹シネマPLUSシアター」で2月15日まで無料公開となっている、「八つ墓村」(1977)を観ました。
2時間30分の作品ですが中弛み感なく、昭和の時代の日本映画の底力が伝わってく観応えのある作品でした。
ーーーーーーーーーー
私が10代から20代になる頃、角川文庫から次々に横溝正史作品が刊行、そして、金田一耕助を石坂浩二さんが演じた角川映画、金田一耕助を古谷一行さんが演じたテレビドラマシリーズが制作されて、空前(?)の横溝ブームとなりました。
この頃、私は10作品以上の横溝作品を角川文庫で読みました。最初に読んだのは「本陣殺人事件」だったと思います。そして、最も好きな作品が「八つ墓村」でした。この作品で描かれる鍾乳洞の描写から、鍾乳洞の幻想的、神秘的な風景、空気感を想像することが出来て、想像の中の鍾乳洞に強く惹かれるものがありました。
因みに石坂浩二さん、古谷一行さんの演じる金田一耕助は、如何にも金田一耕助ですといった演出、演技が、とてもわざとらしい感じがして馴染むことが出来ず、テレビドラマ、角川映画ともに観る気にはなりませんでした。
ーーーーーーーーーー
「八つ墓村」(1977)、公開当時のテレビCMの「祟りじゃ〜っ」のセリフ、山崎努さんが頭に2本の懐中電灯を巻き付け、日本刀と猟銃を持って村人を追いかけるシーンは今でも印象に残っています。
松竹映画が製作した「八つ墓村」、SNSなどで、横溝映画、金田一耕助映画の最高傑作と評されていて、是非、一度、観てみたいと思っていた次第です。
ーーーーーーーーーー
「八つ墓村」では金田一耕助を渥美清さん、主人公の青年 寺田辰弥を “ ショーケン” 萩原健一さんが演じています。
出演する女優陣は、小川真由美さん、山本陽子さん、中野良子さん、昭和を彩る美人女優さんの競演です。私が高校生の頃から大好きな中野良子さん、透き通るような繊細な美しさには眼と心が奪われてしまいます。殺伐とした映画ですが、映像のなかの眩いほどに美しい中野良子さんを観ていると、心和む気分に浸ることができました。
ーーーーーーーーーー
自分の出生の秘密を知ろうとすることで困難に巻き込まれ、苦悩する青年 寺田辰弥を演じる萩原健一さん、名演です。私は映画、テレビドラマのいずれでも、萩原健一さんの出演した作品を観たことが殆どありません。私にとっては今でも萩原健一さんは、テンプターズの “ ショーケン” のイメージが強いです。
唯一、記憶に残るテレビドラマが「課長サンの厄年」です。このドラマでのさりげない演技、私が抱いていたテンプターズの “ ショーケン” のイメージを払拭する役者としての演技が、今でも印象に残っています。そして、今回観た「八つ墓村」の演技、改めて萩原健一さんが素晴らしい役者さんであることを、強く認識しました。
ーーーーーーーーーー
渥美清さん演じる金田一耕助、原作で描かれる金田一耕助像とは大きくかけ離れています。しかし、原作に忠実でない金田一耕助ゆえに、この映画のなかで金田一耕助が浮き上がることなく自然に溶け込んでいるという印象を受けました。
渥美清さんと言えば、勿論、寅さんですが、この映画のなかの渥美清さんは寅さんではなく、金田一耕助そのものです。淡々と言い含めるように、諭すように事件の謎を解き明かす語り口はさすが名優、国民的俳優ならではの演技だと思いました。
美しい昭和を彩る女優陣もさることながら、萩原健一さん、渥美清さんの名演が強く印象にのこった映画でした。
ーーーーーーーーーー
原作で描かれる鍾乳洞の幻想的、神秘的な風景、空気感もこの映画からは伝わってきました。そして、この映画の音楽も昭和の原風景を感じさせて、映像の雰囲気によくマッチする素晴らしいものでした。
「八つ墓村」、YouTubeで視聴後にWikipediaで調べてみると過去には地上波で放映されていました。
スプラッター映画的な要素もある、かなり血腥いシーンのあるこの映画、今ではノーカットで地上波、BSで放映することは困難だと思います。
しかし、決して際物映画ではなく、真面目に制作された日本映画として、極めて完成度が高い作品だと思います。
私的に、とても素晴らしい映画でした。
日記・雑談 ブログランキングへ
人気ブログランキングに登録しています。よろしかったら、ポチッと応援をお願いします。
あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 八つ墓村 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2014/10/03
- メディア: Blu-ray