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胃の痛み [つれづれ日記]

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年末年始休暇明けに、昨年の12月上旬に受けた健康診断の結果が返ってきました。

健康診断の結果には、「精密検査を必要とします」でした。そして、消化器内科医師宛ての紹介状が健康診断結果に添付されていました。

「胃部レントゲン検査に異常を認めます。胃内視鏡検査による精密検査を受けてください。」、健康診断結果にはこのように記されていました。

紹介状には潰瘍瘢痕、ポリープの文字がありました。それを見て、気分がかなり落ち込みました・・・

何事にも直ぐに白黒決着をつけたい私は、1月12日 大阪の総合病院を受診、1月22日 胃カメラ検査受け、1月28日 診察結果を聞きました。

診察結果は問題ありませんでした。正直、ホッとしました。

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25年ほど前に、やはり胃部レントゲン検査で異常が発見され、胃カメラ検査を受けたことがありました。そのときは十二指腸潰瘍瘢痕が見つかりましたが、傷は塞がっているとのことで、その時も問題ないという診察結果でした。

25年前に診察した医師に十二指腸潰瘍ができる原因はなにかと訊いたところ、ストレスですとの回答でした。食生活の影響はあるかと訊ねたところ、食生活の影響はないとのこと。アルコールや煙草、コーヒーは関係ない、しいて言えばカフェインの多い緑茶は良くないと医師は話されました。

私は、コーヒーは飲みません、煙草も(今は)喫いません、しかし、アルコールと緑茶は大量に飲みます。

私は普段から長年、鳩尾がチクチク痛かったり、胃やわき腹がぼんやりと痛いことがあり、今までは気にはしていなかったのですが、今回の健康診断結果を見てからは、その痛みがとても気になってしまい、できるだけ胃に優しそうな食事を心掛けることにしました。

心掛けたことは、緑茶を飲みすぎない、中華料理は油が多いのでできるだけ食べない、今までのダイエットの方針から転換して米を積極的に食べる、肉ではなく魚を食べる、野菜、特に温野菜をたくさん食べる、辛い食べ物が好きですが辛香辛料が効いた料理は控える、などです。

この心掛けの効果は覿面でした。1週間ほどで長年感じていた、胃や腹部の不快感がほとんど気にならなくなるほどになりました。

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このことで、この歳になって初めて、食生活など生活習慣が健康に良くも悪くも影響するということを、認識させられたしだいです。

今回、幸いにも胃カメラ検査の結果は問題ありませんでしたが、胃に優しそうな食事を心掛けることを、今後も続けて行こうと思います。


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It's Magic [音楽]

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「It's Magic」、Angelina Jordan & Forsvarets Stabsmusikkorps のアルバムのタイトルです。

大人の恋の名曲を歌う裸足の少女 Angelina Jordan、この少女の映像をYouTubeで見つけたときの驚きを、以前、記事に記しています(↓)。
https://shibatetsu.blog.so-net.ne.jp/2017-08-29

アルバム「It's Magic」、ダウンロードやストリーミングでリリースされていたことは知っていたのですが、ネット上でCDを見つけたので、購入して聴いてみました。

Forsvarets Stabsmusikkorps (ノルウェー軍隊のオーケストラ)をバックにAngelina Jordan がスタンダード・ナンバーを歌うこのアルバム、2017年11月の録音です。因みに、このアルバムには “Waltz for Debby” など3曲、 Angelina Jordan のボーカルが入らないインストゥルメンタルの曲も収められています。

2017年11月、Angelina Jordan は11歳だと思いますが、とても11歳の少女が歌っているとは思えません。何の予備知識もなくブラインドでこのCDを聴けば、誰もが大人の女性が歌っている勘違いしてしまうでしょう。そして、その歌唱力は並みいるJAZZボーカリストをはるかに凌いでいると思います。

聴いてみた感想ですが、バックのオーケストラが自己主張しすぎで、ちょっとうるさく感じられました。

最も期待して聴いた “Fly Me To The Moon“、Angelina の歌唱は申し分ないのですが、オーケストラを強調するようなアレンジ、やはりオーケストラがうるさく感じられるところが、少し残念でした。

私にとってはアルバムのラスト3曲、“Mr. Lonely“(Bobby Vinton、The Lettermen のヒット曲)、“Speak Softly Love“(ゴッドファーザー 愛のテーマ)、Can’t Help Falling in Love(Elvis Presley のヒット曲)の3曲がアレンジを含め、Angelina Jordan の魅力が最も出ていたと思います。

願わくば、ビアノあるいはアコースティック・ギターのみの伴奏で Angelina Jordan の歌唱の魅力がストレートに味わえるアルバムが聴いてみたいです。

Angelina Jordan の卓越した歌唱力と哀愁を感じさせる少しハスキーな声、そして天性のスイング感が相まって、彼女の歌うスタンダード・ナンバーはとても魅力的です。

彼女が大人の女性に成長するにつれて、どんな歌声を聴かせてくれるか、今後がとても楽しみなボーカリストです。


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It's Magic

It's Magic

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  • 出版社/メーカー: Forsvarets Musikk
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  • メディア: CD


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3回観ました [音楽]

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」、3回観ました。

11月23日と1月1日は夕方の上映、1月5日はレイトショーでの鑑賞でした。
最初に観たときのことは記事に記しています(↓)。
https://shibatetsu.blog.so-net.ne.jp/2018-11-23-1

※以下の内容はネタバレです。ご注意ください。

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「ボヘミアン・ラプソディ」、涙なしに観ることができません。最初に観たときの記憶を思い起こしました・・・

映画の冒頭から、クイーンの素晴らしい音楽で目頭が熱くなりました。しかし、その目頭の熱さ、ほんの序章に過ぎませんでした。

Love of My Life(Rock in Rio)がテレビから流れている部屋で、フレディが恋人メアリーにバイセクシャルであることを打ち明けるシーン、私の涙腺は緩み始めました。メアリーが「あなたはゲイよ」とフレディに向けた言葉、悲しすぎる言葉でした。

フレディの新居が完成して、電話を通してフレディと向かいに住むメアリーが、お互いに窓際のスタンドの灯りをチカチカと点滅させるシーン・・・、私の涙腺はどんどんと緩んでいきました。フレディがグラスを手に持って乾杯しても、メアリーはグラスを手にしなかったことが、観ていてとても辛かったです。

フレディが病院でAIDSの告知を受けるシーン、そして病院の廊下を歩くフレディに気づいた、おそらくAIDS患者であろう青年がフレディに “エーオ” と声をかけて、フレディが小声で “エオ” と応えるシーン・・・、流れていた Who Wants to Live Forever の響きが、あまりにも悲しく聴こえ、涙が溢れ出ました。

ウェンブリーに向けてのリハーサルのあと、フレディがバンドのメンバーにAIDSであることを告げるシーン、告白を聞いた、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンがフレディに向けた温かい眼差し・・・、溢れ出る涙を止めることできませんでした。

そしてライヴエイド、まさにフレディがウェンブリーの空に穴を開けた Bohemian Rhapsody の熱唱、フレディの魂の熱唱にブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンが向けた驚きと尊敬の眼差し・・・、もはや涙腺は完全に決壊してしまいました。

ライヴエイド最後のパフォーマンス We Are the Champions、ピアノから離れマイクを手にしたフレディが天に拳を突き上げ、ウェンブリー、世界中のオーディエンスに向かって熱唱するシーン・・・、周囲に人が居なかったら、声をあげて号泣していたと思います。

そしてウェンブリーのステージを去るバンド4人の映像がスローモーションとなり、エンディングロールが終わるまで流れる Don't Stop Me Now、The Show Must Go On、この2曲、この選曲がさらに涙を誘いました。私が観た3回とも、エンディングロールが終わるまで観客の誰一人、席を立つことはありませんでした。無論、私も席を離れることはできませんでした・・・

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私の人生の中で映画館で2回観た映画はありましたが、3回観た映画は「ボヘミアン・ラプソディ」が初めてです。

そして間違いなく、私の長くなってきた人生で、「ボヘミアン・ラプソディ」が最も感動した映画となりました。

この映画には数多くの賛辞の声とともに、否定的な声があることは知っています。
・史実と異なる
・実際のライヴエイドで演奏されたのは6曲である
・フレディが似ていない
・単なる口パク
などなど

しかし私には、そんな否定的な声も、この映画が与えてくれる感動のまえには、意味がないように聞こえます。

私がそのように思うのは、「ボヘミアン・ラプソディ」が、あくまでも映画として素晴らしいからです。
脚本、演出、俳優、演技、カメラワーク、音響、ストーリーの展開に深い示唆を与えているクイーンの音楽、それらが相まって、これほど感動的な作品が生まれたのだと思います。そして、クイーンの音楽そのものの魅力なくして成り立たない映画であるのは、まぎれもない事実です。

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高校3年生のときに出会った Killer Queen がとても好きで、クイーンの音楽を聴くようになりました。それから、早、丸44年が経ちました。

18歳のときに聴き始めたバンドの音楽が、40年以上の歳月を経た今、とてつもなく大きな感動を与えてくれました。このことで、人生、歳をとっても、若いころと同じように、それ以上に感動する心を持ち続けることができることを、認識したしだいです。歳をとることも、いいものかも知れません。

The Show Must Go On、音楽に感動する心がある限り、きっと、ショーは続きます。


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