23年ぶりに(パート4) [つれづれ日記]
私が「SUZUKA Sound of ENGINE 2018」で、特に注目した4つのイベントについて記事、パート4です。
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【Masters Historic Formula 1 レース】
今回のイベントまで、このようなレースがあることを知りませんでした。
Masters Historic Formula 1 はFIA Formula One World Championshipの前座として欧州で開催されているFIA管轄のレースです。1966年から1985年に製造されたF1マシンのシャーシにコスワースDFVエンジン(3L)を搭載したマシンでのレースです。日本(鈴鹿)でエキシビジョンではなく、JAF公認の公式レースとしての開催は今年が初めてです。
ある意味でF1の黄金時代とも言えるコスワースDFVエンジン全盛期。一堂に会したその時代のF1マシンによる公式レースを見ることができるのは、感無量です。
ローリングによりスタートした20台以上のF1マシンが、われ先に第1コーナーに突入するシーンは迫力満点でした。重なり合うエキゾーストノートの轟音で頭の中が真空になりました。実際のレースを見るのも23年振り、スタートの瞬間の迫力と興奮を思い出しました。
レース序盤の先頭集団、フィッティパルディ→ロータス→ティレル→ウィリアムズ→マーチ→ロータスの順です。いにしえのファンにはこたえられない顔ぶれです。
レーシングスピードでの白熱のコンペティション、オーバーテイクを見ることができて、とても面白かったです。何か、最近のレースでは感じることが少なくなった、レースの楽しさを実感できました。
マクラーレンM23
マクラーレンM29
ウルフWR1
マーチ721G
マーチ741
1974年、ノンチャンピオンシップ戦ながら、日本人で初めてF1レースに出場した高原敬武さんがドライブしたマシンがマーチ741です。今見ると、スポーツカーノーズがとても新鮮です。
マーチ761
ロータス91
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11月18日は朝から晩まで鈴鹿サーキットで過ごしました。F1グランプリのときと比べると圧倒的に人出は少なく、喧騒とは無縁でした。落ち着いた雰囲気で大好きなレーシングカーたちを眺めることができて、とてもよい一日となりました。
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40代を過ぎてから、歳を経るとともにモータースポーツへの関心が薄らいで行きました。
F1グランプリは、トヨタが撤退したころに全く興味を失いました。最近まで関心のあったのはルマン24時間レースを含むWECでしたが、LMP1に参戦するメーカー系ワークスチームがトヨタのみとなって、全く興味を失いました。
逆に1960年代の日本グランプリ、1970年代の富士グランチャンピオンシリーズなどなど、いにしえのレースに思いを馳せて、当時のレースを取り上げた雑誌などを眺めつつ、回想することが多くなりました。
そんな私にとって「SUZUKA Sound of ENGINE 2018」は、身近に、いにしえのレーシングカーを見ることのできる、ヒストリックカーイベントの楽しさを気付かせてくれました。どんなレーシングカーが参加するのかにもよりますが、また来年も鈴鹿に足を運んでみたいと思う次第です。
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DFV時代のF1が一番面白かったと
思います。ドライバーの腕と
チーム力で、速い車が毎年変わり
コース上で追い越し有り、クラッシュ有りで
結構ワクワクしてみていましたが、
今は、ほとんど見なくなりました。
by caterham_7 (2018-12-02 16:47)
caterham_7さま、こんばんは。
1977年、ルノーがターボチャージドエンジンを導入してから、F1は一変しましたね。以降、メーカー系のワークスエンジンを搭載しないと勝つことが難しくなりました。
DFV時代のようにドライバーの力量、コンストラクターの斬新なアイディアで、目まぐるしく力関係が変わったF1の時代は、ターボチャージドエンジンへの移行で終わったように思います。
おっしゃる通り、いにしえのレースのほうが今よりも、断然、ワクワク感がありましたね。
by 芝浦鉄親父 (2018-12-02 20:32)
古き良きF1だと感じます。70年代から80年代がF1の輝かしい時代だったと思っております。
「SUZUKA Sound of ENGINE 」、羨ましい限りです。
by MINERVA (2018-12-03 20:36)
MINERVAさま、こんばんは。
いにしえのF1が今よりも格調高く、もっと透明性があり、スポーツマンシップの精神にあふれていたのは事実かもしれません。
そこが、私が今のF1に対する興味を失っていった原因の1つかもしれません。
「SUZUKA Sound of ENGINE 」、レーシングカーだけでなく、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどのスーパースポーツカー、トヨタ2000GT、スカイラインGT-Rなどの国産名車といったロードカーも観ることができました。
久しぶりに観たトヨタ2000GT、本当に美しかったです。まさに芸術です。
by 芝浦鉄親父 (2018-12-03 23:06)