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魅惑の鉄道車両 ブログトップ
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魅惑の鉄道車両(第41回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第41回は東急電鉄7500系です。

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7500系(デヤ7500、デヤ7550)は、事業車両として使用されてきた7200系(デヤ7200、デヤ7290)の後継として、2012年3月に東急車両にて製造されました。

デヤ7500とデヤ7550の中間にサヤ7590を挟んだ3両編成で、架線検測、軌道検測に使用されるほか、検査車両の入出場回送、甲種輸送車両の受渡時の牽引車としても使用されています。

検測車両らしい、TOQi(トークアイ)の愛称を持っています。

切妻の前面は、往年の東急電鉄の7000系(初代)を彷彿させるもので、2012年4月に総合車両製作所となった東急車両が最後の最後に製造した車両に、東急車両を代表する歴史的名車の面影があることが、ファンとしては感慨深いものがあります。


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魅惑の鉄道車両(第40回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第40回は西武鉄道101系263Fです。

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今や希少車両となってしまった新101系、その中で263Fは旅客車以外の役割も担っています。

E31電気機関車に交替するかたちで登場した本編成は、150kW電動機の4連オールMの強力編成で、甲種輸送車両の牽引のためのブレーキ読み替え装置や増粘着剤噴射装置を装備して、自連に連結器を交換し牽引車としても活躍します。

4連オールM編成の旅客車を牽引車として使用するケースは、現在、他には京成3600形VVVF車の例があります。

西武101系は今や、多摩川線、多摩湖線のワンマン運用を残すのみとなっていますが、この263Fは牽引車として最後まで残る101系となる可能性が高いと思います。

写真は牽引車としての初運用時、多摩川線車両を武蔵野線新秋津へ牽引するときのものです。初運用とあって大勢のファンが駆けつけていました。


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魅惑の鉄道車両(第39回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第39回は黒部峡谷鉄道のEHR形です。

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1974年に在来車の改造によって誕生したこの機関車は、ナローゲージ(762mm軌間)の2車体連結8軸駆動の機関車です。当初の形式はEH形でした。

但し、永久連結ではなく、各車体が片運転台の単体機関車としても運転可能なため、2車体各車体が別々の車号、EH101、EH102を有しています。

8軸駆動の電気機関車としては、国鉄EH10が1982年に全廃されてから、JR貨物EH500が1997年に登場するまでの間は、国内唯一の存在でした。1993年に増速改造工事を受けて、形式がEHR形に変更されています。

ユニークな黒部峡谷鉄道のなかでも、唯一のEHである本形式は、特に異彩を放つ存在です。長大編成のトロッコ列車の先頭に立って牽引する姿は、他の鉄道では決して見ることのできない、独特の魅力に溢れています。


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魅惑の鉄道車両(第38回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第38回は岳南鉄道のED40です。

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前身は松本電鉄のED40であるこの機関車は、梓川水系のダム建設に伴う資材輸送目的で、1965年に日本車両にて、2両が製造されまし た。

車体側面の窓とエアフィルターは国鉄ED60、ED61に似ていて、正面はパノラミックウィンドウと近代的な印象ですが、前面には古めかしいデッキが付いていて、モダンとレトロが混在する独特のデザインが魅力です。

ダム建設の資材輸送終了後に、2両揃って岳南鉄道に入線しました。岳南鉄道では主力機として貨物列車牽引に使用されていましたが、残念ながら2012年3月で貨物列車は廃止となりました。

貨物列車廃止後も廃車とはならずに、現時点でも車籍を有しているようですが、今後の去就が気になるところです。


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魅惑の鉄道車両(第37回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第37回は近江鉄道ED31です。

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1923年、芝浦製作所(電気部分)、石川島造船所(機械部分)で6両製造された伊那電気鉄道デキ1が前身で、国産の電気機関車としては最古の部類となりま す。

伊那電気鉄道の戦時買収されて、国鉄ED31形となりましたが、戦後私鉄に払い下げられ、結果として近江鉄道に5両が集結、残り1両が上信電鉄に渡りました。
上信電鉄に現存するED316は車体が箱型に改装されており、原形はとどめていません。

近江鉄道の5両は全て現存しますが、現時点で車籍を有するのは1両だけのようです。しかし、ATS未設置であることや運転士の関係で、稼働はしていない状況です。

お世辞にもスマートとは言い難い不恰好なスタイルで、なんとなく動物のサイを彷彿させますが、私には、この機関車の外観が、いかにもローカル私鉄の雰囲気を 醸し出していて、とても好ましく思われます。

未稼働ではありますが、彦根駅の近江鉄道ミュージアムで5両揃って現在でも見ることができるのは、ファンにとっては嬉しい限りです。


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魅惑の鉄道車両(第36回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第36回は近畿日本鉄道モト94・96です。

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モトの称号が表すように、いわゆる電動貨車です。

塩浜検修車庫へ養老鉄道の車両が検査入場・出場する車両の牽引車として使用されています。養老鉄道は狭軌線のため、入出場する車両の狭軌台車を荷台に載せて運転されます。

電動貨車ではありますが、国鉄(JR)称号のクモヤ+クモル的な役割で使用されています。

昔は、このような車両は数多くの私鉄で見ることができましたが、今ではほかに京急を残すのみです。

モト94・96のような、一癖も二癖もある個性的な車両、私は大好きです。


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魅惑の鉄道車両(第35回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第35回は京成電鉄3300形です。

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1968年から製造された都営地下鉄浅草線、京急線乗り入れ対応の車両です。

初代3000形をベースとする赤電(通称3000系)の最後の形式で、この形式以降に製造された京成通勤車両は3400形を除くと、普通鋼車体から ステンレス車体に変更され、京成の電車のイメージが一新されました。

昭和の高度成長期の雰囲気が伝わってくるこの車両、残念ながら今年の3月に北総リース車を含めて、全車両廃車となりました。

3300形のあとの製造された京成初の冷房通勤車両である3500形の未更新車も、終焉の時が迫っているので、久しぶりに京成線を訪れて撮影することを計画中です。

写真はリバイバルのファイアーオレンジ塗色車です。


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魅惑の鉄道車両(第34回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第34回は十和田観光電鉄モハ3603です。

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元東京急行電鉄のデハ3650形のこの車両、1980年に十和田観光電鉄に入線しました。

晩年には、東急グリーンの塗装に復され、東急時代の活躍を彷彿させる姿となり、イベント列車に活躍しました。

十和田観光電鉄線は2012年4月1日付で廃線となりましたが、モハ3603は元の七百駅に保存されていると伝えられています。

いにしえの東急3000系の姿を今にとどめるモハ3603が保存されたことは、ファンにとって、とても喜ばしく素晴らしいことです。


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魅惑の鉄道車両(第33回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第33回はJR東日本のEF81カシオペア専用塗色、通称、カシ釜です。

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1999年のカシオペア運行開始時に登場したE26系客車に合わせて、田端運転所所属のEF81の内3両がカシオペア専用塗色に変更されました。

登場時にステンレスシルバーのE26系に対して、白ベースの塗色で、オレンジ、ブルーの塗り分けのデザインとともに、客車とのマッチングは悪いなぁ、違和感を覚えたものです。

3両のカシ釜は、2010年に後継のEF510-500にカシオペア牽引の任を譲るまでは、北斗星塗色釜とは一線を画して、常磐線、高崎線の貨物運用に入ることはありませんでした(カシオペア牽引から降りた後は貨物運用に入りました)。

個性的な塗色だったカシ釜は、2012年までに全機廃車となり、残念ながら現存しません。
北海道新幹線開業でカシオペア自体の存続が微妙となっていますが、後継のEF510-500には寝台特急牽引の栄光を一手に担って、力走を続けてもらいたいと思います。


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魅惑の鉄道車両(第32回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第32回は、神戸電鉄3000系です。

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神戸電鉄初の冷房車として、1973年から導入され、初のアルミカーでもありました。しかし、メカニズムは旧来の抵抗制御を踏襲しています。

この車両、「ウルトラマン電車」のあだ名がついています。カラーリングは元祖ウルトラマンそのもののイメージで、正面の2枚窓がウルトラマンの目に見えます。

いかにも、私鉄電車らしい個性的なスタイルで、好感が持てる車両です。

既に初期導入車両の廃車が始まっていますが、いにしえのウルトラマンを彷彿させる、ちょっと愛嬌のあるこの電車には、これからも走り続けて欲しいと思います。


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