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週末撮影記(7月30日) [撮影日記]

7月30日(日)
午前11時過ぎに中華料理屋で早い昼食をとりながら、今日はどこに撮影に行くかを思案することに。

いつものようにビールを飲みながら、料理がくるのを待っていたのですが、開店早々にもかかわらず店にお客さんが溢れていて、なかなか料理がきません。結局、痺れを切らしてライムサワーも飲んで、昼間からほろ酔い気分になり、もっとも近場の阪急京都線の撮影に向かいました。

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3300系

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5300系

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6300系 京とれいん

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7300系 7304F リニューアル編成

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7300系 7320F リニューアル編成(前面更新車)

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8300系

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9300系

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1300系

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大阪市交通局 66系 リニューアル編成

ごく日常的に見ることができる電車ばかりですが、実はこんな日常生活の足となって活躍している電車が、私は一番好きだったりします。


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【限定】Bトレインショーティー 阪急電鉄3300系 3両セット 【阪急3300】

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鉄道車輌ディテールファイルVol.21 阪急8000・8300系 (NEKO MOOK)

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気になったニュース [つれづれ日記]

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以前から噂されてはいましたが、ポルシェが今シーズンの最終戦を以て、WECから撤退することが正式に発表されました。

2014年にWECにLMP1で参戦を開始して、スポーツカープロトタイブカーのレースに戻ってきたポルシェ。

2015年・16年に2年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得、2015年・16年・17年の3年連続でルマン24時間レース優勝を成し遂げて、耐久王ポルシェの強さをまざまざと見せつけました。

2016年のルマン24時間レースのあと、ブログに「ポルシェとトヨタの残り3分の差は永久に縮まることはない、との確信に近いものを感じてしまった」(↓)と記しました。
http://shibatetsu.blog.so-net.ne.jp/2016-06-20

しかし、今回のポルシェ撤退で、LMP1に残る唯一のワークスチームとなるであろうトヨタにとっては、悲願のルマン勝利を手にする千載一遇のチャンスが廻ってきたわけです。

もっとも、ポルシェもアウディも居なくなったルマンでトヨタが優勝したとしても、どこまで賞賛を受けるかは解りませんが・・・・・

2018年以降のトヨタのWEC参戦も、ポルシェが参戦を続けることが前提になっているとも言われているので、トヨタも撤退して2018年のWECからLMP1のワークスチームが不在となってしまうかもしれません。

もし、LMP1のワークスチームが不在となると、WECそのものの存亡の危機となるかもしれません。まあ、偉大な草レース、ルマン24時間の歴史は途切れることはないと思いますが。。。

このニュースを耳にして、日本で観ることのできる最後(?)のポルシェとトヨタの闘いとなる10月のWEC富士に、是非とも行きたくなってしまいました。

うーむ、、、スケジュールを合わせることができるかなぁ・・・・・


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1/43 ポルシェ 919 Hybrid No.2 LMP1 HY Winner Le Mans 2016 ポルシェ Team R. Dumas - N. Jani - M. Lieb

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1/43 Toyota TS050 - Hybrid No.6 Winner 6h of Fuji 2016 S. Sarrazin - M. Conway - K. Kobayashi

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栄光のル・マン [DVD]

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週末撮影記(7月23日) [撮影日記]

7月23日(日)
関西のJR線の撮影。関西のJR線の撮影は4月2日以来、実に久しぶりです。

撮影した当日、ブログに記事をUPするつもりだったのですが、PCのマウスの電池切れで、記事を書くのと写真の現像に手間取り、記事のUPが遅れてしまった次第です。

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EF510-502 3095レ

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EF510-512 3099レ

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EF210-156 5081レ

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EF210-151 5058レ

今後、JR貨物の機関車からJRFマークが消えるようなので、見飽きるほど走っている桃太郎ですが、JRFマークが消えないうちに積極的に撮影していこうと思います。

そして、23日は3のつく日、「三太郎の日」です。
撮影の帰路、auユーザの私はクーポンで、マックのダブルチーズバーガーをゲット。

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久しぶりに、素の(?)シンプルなマックバーガーを食べましたが、そのシンプルさが逆に新鮮で、おいしくいただけました。。。


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JR機関車年鑑2017-2018 (イカロス・ムック)

JR機関車年鑑2017-2018 (イカロス・ムック)

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  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2017/06/28
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ロフト [つれづれ日記]

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拙宅マンションには、ロフトがあります。

廊下の天井の一部を引き下げると折り畳みの階段が現れます。ロフトの縦方向は高いところでは大人が十分に立つことのできる高さ、低いところは座るのがやっとの高さです。面積は結構広くて、4畳半くらいはあると思います。因みに、ロフトはマンションの床面積には、(無論)含まれません。

マンションを購入した時はロフトを色々と活用しようと考えていたのですが、結局は物置と化しています。

昔、家族でデイキャンプやバーベキューに行っていた頃の道具類、息子が子供のころの大量のおもちゃ、あまり着なくなった家族の衣類、そして私が長年買い溜めてきた(?)、鉄道雑誌、オーディオ雑誌、自動車雑誌、などなどが、ロフトを埋め尽くしています。

十数年前にロフトにHOゲージのレイアウトを設置しようと考えて、レイアウトの置台とかを準備はしたのですが、ロフトを埋め尽くしている物の整理を考えると気が遠くなってしまい、レイアウトの建設はあきらめました。

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ロフトは屋根裏部屋を表します。

もしも、屋根裏に誰かが知らないうちに、住みついていたら?

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先週、最終回を迎えた「屋根裏の恋人」という土曜日の深夜に放映されていたドラマに、私はハマりました。たまたま、初回放送を観て、私は瞬時にこのドラマに惹きつけられてしまいました。

家族と豪邸に何不自由なく暮らす、一見、平凡な主婦。彼女の昔の恋人が知らないうちに、豪邸の屋根裏に住みついているところから、ドラマは始まります。

まともに考えると設定に無理がありすぎるドラマですが、どー考えても、まともでないところが、このドラマの魅力だったのだと思います。

屋根裏に住んでいて、食事、トイレ、入浴はどうしているのか?、屋根裏で、恋人は”G線上のアリア”をバイオリンで奏でるのですが、住人に聴こえないのか?、いつ恋人は、誰にも解らないように外出しているのか?、、、などなど、突っ込みどころ満載なドラマですが、そんなことが気にならないくらい、とても奇妙で面白いドラマでした。登場人物はみな一癖も二癖もあり、実は人間の本質でもある表の顔と裏の顔を持つ、怪しい登場人物ばかりで、私がもっとも興味を惹かれるドラマのパターンでした。

主婦役の石田ひかりさん、もう四半世紀前になるNHK朝ドラ「ひらり」の記憶はあるものの、私にとっては印象に残る女優さんではありませんでした。しかし、このドラマで45歳になった石田ひかりさんを目にして、お姉さんに負けない存在感のある、魅力的な女優さんということを、再認識しました。。

今井翼さん演じる屋根裏の恋人とのラブシーンの石田ひかりさんは、妙に艶めかしく、貞淑な主婦が不倫の恋の背徳に溺れていく演技にはとてもリアリティが感じられ、思わず自分が行為に及んでいるのかと錯覚してしまうくらい、映像に惹きつけられてしまいました。「ひらり」も大人になったなぁ・・・・・、と実感した次第です。。。

これから、このドラマを見る方もいると思いますので、ネタバレになってしまうドラマの内容は記しませんが、とても意味深長なラストシーン、、、主婦と屋根裏の恋人の間に何が起こったのか?、夫のその後はどうなったのか??、、、制作者の意図の通りに術中にハマってしまい、大いに”モヤモヤ”感が残りました。しかし、久々に楽しめた日本のテレビドラマでした。

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もしも、拙宅マンションのロフトに、うら若き美女が知らないうちに住みついていたら・・・・・

そんな夢みたいなこと、あるわけがないですよね!!!


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「ひらり」オリジナル サウンド・トラックス

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  • 発売日: 1993/01/21
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The Swinging Star

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クルマは無事だったようです・・・・・ [つれづれ日記]

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今週の火曜日(18日)の午後2時過ぎに、息子から突然ショートメールが。。。

メールの中身は、”雹が大量に降ってきた、窓ガラスが割れないか心配”

雹が降った時刻は東京多摩地域の嫁さんの実家にいた息子、夜になって電話で話すと、「大量の雹が強風で窓に叩きつけられたので、ガラス割れるのではと思った、恐ろしかった!」とのこと。

息子と話をしたあと、雹が降った時刻に東京23区内の事務所で働いていた嫁さんに電話すると、「事務所の窓ガラスが割れるかと思うくらいに、下から吹き上げるような強風に雹が叩きつけられて怖かった!」とのこと。

雹の大きさはどの位だった?、と訊くと、息子は2cmくらいとの答え、嫁さんは2cmくらいだが5cmくらいのも混じっていたとの答え。5cmの雹が直撃したら相当な衝撃なことは間違いありません。

二人の話から、駐車場に駐めていたクルマのことが心配になりました。クルマは3月に納車されてまだ4か月、未だキズひとつないピカピカな状態なので、やはり、とても気になってしまいした。

この日は、マンションの敷地内駐車場に駐めたクルマが一人留守番(?)をしていたのですが、息子が夜、マンションに戻ったので、朝起きたら、クルマのボンネットやルーフが凹んでいないかを確認するように指示。

翌日の昼間、息子から”クルマにはキズや凹みは見当たりません”、とのショートメールが届き一安心、胸を撫で下ろしました。

もっとも、ニュースやネットの情報によると、雹が降ったところと降らなかったところは、それこそ馬の背を分けるくらいに狭い範囲のあいだで差があったようなので、 私のマンションの地点で雹が降ったかどうかは、実ははっきりしません。したがって、私の取り越し苦労だったのかもしれませんが・・・・・

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私自身は、生まれてこの方、雹が降ったのを見たのは一度だけです(25年ほど 前)。その時の記憶では、突然、パラパラと音がしたので家の外を確認すると1cm位の雹が空から落ちてきて、地面に当たって跳ねていました。怖いと感じるほどのものではなかったです。

しかし、今回、首都圏を降った雹と強風は、私の家族も口を揃えて、”恐ろしかった”、”怖かった”、と言い、ニュースやYouTubeの映像を見ても、尋常な出来事ではないと感じました。

やはり、地球温暖化やヒートアイランドなどの環境の変化による異常気象がもたらした、1つの現象なのでしょうか?

ーーーーーーーーーーー

私の小学生時代、東京では夏、気温が30℃を超える日は、”今日はとても暑い日だなぁ!”、という感覚で、ましてや35℃なんていう気温は聞いたこともありませんでした。しかし、今では首都圏で35℃以上の猛暑日が、当たり前のようになってしまいました。

私が小学生の時に我が家に来た最初のマイカー(コロナでした)には、クーラーが付いていませんでした。それでも、三角窓(?)を開けて外気を取り入れれば快適で爽快した。

無論、当時の通勤電車にも冷房はなく、天井の扇風機が首を振っていた時代です。首都圏の通勤電車に冷房が付いたのは、1968年の京王線5000系、5100系が最初でした。

また、我が家(実家)にクーラー(エアコンではなく)がついたのは、確か私が中学3年の頃だったと思います。

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今では、クルマ、電車、住宅にクーラーが無い生活はとても考えられませんが、いにしえの時代はクーラーが無くても夏の暑さはしのげるもの、平気なものでした。

夕方になると、風鈴の音、蜩の鳴き声、そして虫籠の鈴虫の音で、夕涼みができた夏の日は、遠い遠い、いにしえの記憶の彼方となってしまったことを実感した、今回の首都圏を襲った雹の便りでした。


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新盆 [つれづれ日記]

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先週末、今年の春に他界した義父の新盆の法要を営みました。

法要は、嫁さんの実家のそばの菩提寺で執り行い、親戚の方々も遠路にもかかわらず、参列いただきました。

法要のあとは、菩提寺からそんなに遠くない和食処にて食事会。日本酒と焼酎の品揃えが大変に充実したお店で、特にお酒を飲まれる方には、大いに飲んで楽しんでいただけたと思います。
※私はドライバーの役柄だったので飲めませんでしたが、43度の久米仙、八海山を味わいたかったです・・・・・

親戚が一堂に会して語らうことができたことを、お盆に戻ってきた義父も、嬉しく思ってくれたのではないかと思っています。

クルマの外気温計は36.5℃を示す、とても暑い一日でした。。。


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栄光のルマン [つれづれ日記]

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2017年のルマン24時間レース、ポルシェが19回目の栄冠を獲得して幕を下ろしました。

昨年のルマン24時間レースのあと、ブログに「ポルシェとトヨタの残り3分の差は永久に縮まることはない、との確信に近いものを感じてしまった」(↓)と記しましたが、やはり(?)、今年もルマンの勝利の女神は、トヨタには微笑みませんでした。
http://shibatetsu.blog.so-net.ne.jp/2016-06-20

インターネット配信で観戦していたのですが、ポルシェの優勝が決まると、いにしえの映画「栄光のルマン」を無性に観たくなり、AmazonでDVDを注文しました。

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私が中学3年の夏休みに入った頃のこと、姉が”映画を観に連れて行ってあげる”、と私に言いました。

姉は、映画は、マーク・レスター、トレーシー・ハイド主演の「小さな恋のメロディ」かスティーブ・マックイーン主演の「栄光のルマン」のどちらかを選びなさい、と私に問いかけました。どちらもロードショウ公開直後で話題の的でした。私は無論(?)、「栄光のルマン」を選択。

姉と一緒に出向いた映画館は、有楽町の「テアトル東京」、ぎらぎらと太陽が照りつける暑い日でした。

「栄光のルマン」は公開前から自動車雑誌に紹介記事が多数載っていて、実際の1970年のルマン24時間レースの実写映像が使われていること、レースシーンの撮影にはジャッキー・イクスなどの世界のトップクラスのドライバーがスタントで参加していること、本物のグループ5レーシングカー、ポルシェ917、フェラーリ512Sを実際にサルテ・サーキットで走らせて撮影していることなど、大いに話題となっていました。

実際に、この映画を大画面と音響設備の充実した映画館で観た迫力は凄かったです、1970年のルマン24時間レースに出場したポルシェ917、フェラーリ512Sは、まだニッサン・シケイン、ミシュラン・シケインが存在しない、6kmのミュルサンヌ・ストレート(ユノディエール)では、時速380kmに到達していました。スクリーンからは、秒速100mを超えたスピードで疾走するポルシェ917、フェラーリ512Sの迫力がダイレクトに伝わってきて圧倒されました。

そして同じ5Lながら、空冷水平対向12気筒エンジンのポルシェ917と水冷V型12気筒エンジンのフェラーリ512Sのサウンドの違い、ポルシェは空冷エンジンらしい(?)「キューン」という独特のサウンド、フェラーリはポルシェより音域が低い、「ブゥォーン」という正統的なレージングエンジン(?)のサウンドなど、スクリーンを観て興味が尽きませんでした。

私にとって、この映画の主役は、マックイーンではなく、ガルフカラーのポルシェ917とフェラーリレッドのフェラーリ512Sでした。

レース序盤、ポルシェ917とフェラーリ512Sの隊列が我先に先頭を争うシーン、このシーンは1970年のルマン24時間レースの実写映像を中心に構成されていますが、そのシーンの圧倒的な迫力を目の当たりにして、それまでテレビで見てきた日本のレースとは全く別次元だなと、つくづく思いました(当時、ルマンを含めて海外のレースがテレビ中継されることはありませんでした)。

現実の1970年のルマン24時間レースは、セミワークスのザルツブルクチームのポルシェ917がポルシェに初優勝をもたらしました。フェラーリはプライベートのノース・アメリカン・レーシングのフェラーリ512Sが4位に入るのがやっとでした。ポルシェワークスであるジョンワイヤー・レーシングのガルフカラーのポルシェ917とスクーデリア・フェラーリ(フェラーリワークス)のフェラーリ512Sは全てトラブルで後退もしくはリタイアとなり、レースが如何に過酷であったかを物語る結果でした。

因みに、映画を観終わったあと、姉に有楽町駅のそばのレストランで「車海老のバター焼き」をご馳走してもらいました。46年前の夏、この日のことを、今でもよく憶えています。

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その後「栄光のルマン」を通して観たことは一度もなかったです。テレビ放映されたとき、あるいはYoutubeで断片的に観たことはあったのですが・・・・・

今回、DVDで通して観て、やはりこの映画はポルシェ917とフェラーリ512Sという、当時の最強のグループ5レーシングカーが主役だと言うことを、46年の時を経て改めて認識しました。極限のスピードで、空気を切り裂いて走るレーシングカーの姿をモータースポーツファンの視線に寄り添ったカメラワークで捉えているこの映画は、素晴らしいの一言です。

秒速100mを超えたスピードで疾走するポルシェ917とフェラーリ512Sは、私には神々しいほどに美しく見えます。自動車がスピードを出して走ることの素晴らしさ、この自動車全てが根源的に持っているスピードが出せるという能力が、如何に魅力的なことであるかを、実感できる映画です。

極力、セリフを抑えたドキュメンタリータッチの映画ですが、男臭いマックイーン演じるディレイニーと前年のルマンの事故により未亡人となった美しいリサ、二人の心模様が淡々と描かれています。

映画のラストで表彰式の喧騒をよそに、リサに向かって歩んでいくディレイニー。ディレイニーに眼差しを向けるリサの微笑むシーンが、ミシェル・ルグランの美しい音楽をバックにスローモーションで映し出されます。このシーンから、リサが再びルマンに来た理由は、ディレイニーに会うためだったことが解りました。
ストーリーそっちのけでレーシングカーばかりに気を取られていた、中学3年のガキだった私には、このことが解りませんでした。。。

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私が自称(?)、クルマ好きになったきっかけは、小学生の頃に、空気を味方につけるレーシングカーの流麗なデザインを美しいと思ったからです。

ポルシェ、フェラーリ、名門スポーツカーメーカーが威信をかけて開発した、美しいレーシングカーの頂上対決となった1970年のルマン24時間レース。このレースの臨場感を生々しく伝えてくれる「栄光のルマン」は、私にとっては、かけがえのない魅力的な映画です。

因みに、後日、おそらく私が大学生の頃だったと思いますが、「小さな恋のメロディ」をテレビ放映で観ましたが、私にとっては気が遠くなるくらいつまらない映画で、あの時「栄光のルマン」を選択して、本当に良かったと思った記憶があります。。。


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1/43 ポルシェ 917K (1970年ルマン優勝車 #23)

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いにしえの記憶第2章(その15) [いにしえの記憶]

過ぎ去った日々に徐々に埋もれていく、遠い日のいにしえの記憶

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写真のTシャツは、1983年、よみうりランドオープンシアターEASTで開催されたライブ・アンダー・ザ・スカイの会場で購入したものです。

先日、大阪で乾燥機から取り出して畳んでいると、肩の部分に数か所小さな穴が開いている気づき、残念ですが、引退させることにしました。

このTシャツから想い起こされる、きわめて個人的な、いにしえの記憶です。

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ライブ・アンダー・ザ・スカイは、1977年夏の田園コロシアムでの開催で始まったJAZZフェスティバルです。毎年、内外のトップアーティストが出演しました。1977年、1979年のV.S.O.P. The Quintetなど、伝説となった演奏も多いです。

1983年のライブ・アンダー・ザ・スカイは冠スポンサーが日本専売公社(現JT)で、「Select LIVE UNDER THE SKY '83」と銘打って、前年に発売された「マイルドセブン・セレクト」の大々的なプロモーションも兼ねていました。
コンパニオンが入場者全員に「マイルドセブン・セレクト」を配布していました。当時の私はヘビースモーカーだったので、煙草が只で貰えたことが、無性に嬉しかったです。まだまだ、喫煙者には寛容な時代でした。

Tシャツには、1983年のライブ・アンダー・ザ・スカイに出演した、アーティスト、グループの名前がプリントされています。WEATHER REPORT、CRUSADERS、CHICK COREA TRIO、SONNY ROLLINS SPECIAL QUARTET、錚々たる名前が見て取れます。

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1983年のライブ・アンダー・ザ・スカイ、猛烈なJAZZファンで、自らもJAZZピアノのレッスンを受けていた、ガールフレンドと一緒にSONNY ROLLINS、CHICK COREA のステージを観に行きました。当時の私は10代の頃に聴いていたROCK/POPSを封印して、ひと月に30タイトル以上のJAZZアルバムを購入する位に、JAZZにのめり込んでいたので、二人は水を得た魚のようにJAZZについて語り合う仲でした。

私はCHICK COREA、MIROSLAV VITOUŠ、ROY HAYNESの "TRIO MUSIC"の演奏がお目当てでしたが、彼女はSONNY ROLLINSの演奏がお目当てでした。
SONNY ROLLINSのテナーは底抜けに明るく、陽気で、彼女はノリノリで楽しんでいましたが、そもそも陽性の音楽があまり肌に合わない私にとって、初めてライブで聴いたSONNY ROLLINSの演奏には、あまり感銘は受けませんでした。
"TRIO MUSIC"のクールで知的、少し理屈っぽい演奏は私にとっては素晴らしいものでしたが、逆に彼女のお気に召すものではなかったようです。

コンサートが終わり、京王線の駅に向かって歩いている間もずーっと、彼女はSONNY ROLLINSの音楽は陽気で楽しい、最高!、大好き!”と喋りつづけていました。このあと、下北沢のバーで一緒にお酒を飲んで、JAZZ談義(?)に花を咲かせました。とても蒸し暑い日だったことを憶えています。

彼女とはJAZZのライブやコンサート、JAZZ喫茶に二人で出向いて音楽に浸ったり、学生時代、共に硬式テニスをやっていたので、二人でテニスを楽しみました。コートの上の彼女は、とてもタフで負けず嫌い、非常に攻撃的でした。

彼女はスレンダーな凛とした佇まいの美人でしたが、何故か一緒に居ても、女性であることを私に意識させることは少なかったです。私が肉感的な女性が好みなのが、その理由だったのかもしれません。彼女は自分の身体に女性らしい豊饒さが不足していることを、とても気にしていて、会話の端々に、そのことが彼女のコンプレックスとなっていることを、私は感じとることができました。

そして、2年以上、音楽とテニスで付き合いがあったのですが、どちらからともなく疎遠となり、早30年以上が経ちました。

彼女には私が「鉄」だとカミングアウトしていたのですが、ライブ・アンダー・ザ・スカイの帰り道、”「SLやまぐち号」に乗りに行こうよ!”と彼女は私に言いました。しかし、「SLやまぐち号」に二人で乗ることはありませんでした。

その後の彼女の消息は知りません。彼女の消息を確かめることもできたのですが、確かめたことはありません。。。

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次にライブ・アンダー・ザ・スカイに行ったのは5年後で、MARLON JORDAN QUINTET、SUN RA ARKESTRA、MILES DAVIS GROUPのステージを観ました。この夜に観たMILES DAVIS GROUPのステージは、私が人生を通じて観た全てのコンサートの中で、ベストのコンサートの1つとして、鮮明に脳裏に焼きついています。

この時、一緒に行ったJAZZには無関心な女性も、やはり肉感的ではありませんでしたが、程なくして私は、この女性と結婚しました。

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数々の伝説、ライブ名盤を残した、ライブ・アンダー・ザ・スカイは、残念ながら1992年が最後の開催となりました。

よみうりランドオープンシアターEASTも、2013年に閉鎖されました。

そして私は、このTシャツを買ってから4年後、音楽=JAZZという、私が持っていた固定観念を捨て去り、日本の歌以外のあらゆるジャンルの音楽に心を開いて、積極的に接するようになりました。

さらに、それから10年後、私は、子供の頃に罹ることが多い高熱が出る感染症で生死の境を彷徨い、それをきっかけにヘビースモーカーからノースモーカーに転じました。

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もしも、パラレルワールドが存在したら・・・・・

パラレルワールドの自分は、ひょっとしたら、別の人生を歩んでいるのかも知れませんね。

34年前に買ったTシャツを前にして、とりとめもなく、パラレルワールドの中の自分に思いをはせた次第でした。


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Now He Sings Now He Sobs

Now He Sings Now He Sobs

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blue Note Records
  • 発売日: 2002/06/13
  • メディア: CD



SAXOPHONE COLOSSUS

SAXOPHONE COLOSSUS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Prestige
  • 発売日: 2006/06/13
  • メディア: CD



ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説(期間生産限定盤)

ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説(期間生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2015/11/11
  • メディア: CD



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週末撮影記(7月2日) [撮影日記]

7月2日(日)
久しぶりに、京都方面でJR線の撮影を目論んでいたのですが、少し寝坊してしまい計画を変更、阪急神戸線の撮影へ。

阪急神戸線の撮影は初。暑い中、3時間近く粘って、一応は、一通りの形式を撮影しました。

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5000系 リニューアル工事でデビュー当初のスタイリングから一新されました。

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7000系 正統的な(?)、阪急スタイル

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8000系

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1000系

今日は、カメラの構えが決まっていなかったのか、変な写真が多く、特に6000系と9000系はいくら撮っても、変な写真ばかりが撮れる始末、結局、全て没となりました。

阪急神戸線、機会をみてリベンジしたいと思います。



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プラレールアドバンス AS-12 阪急1000系 (ACS対応)

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  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー



鉄道車輌ディテールファイルVol.21 阪急8000・8300系 (NEKO MOOK)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2017/05/06
  • メディア: ムック



阪急電車 (キャンブックス)

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  • 作者: 山口 益生
  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2012/06/29
  • メディア: 単行本