23年ぶりに(パート2) [つれづれ日記]
私が「SUZUKA Sound of ENGINE 2018」で、特に注目した4つのイベントについて記事、パート2です。
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【Group C デモンストレーション】
私が最も好きなレーシングカーはいわゆるスポーツプロトタイプカーなので、グループCはとても興味のあるカテゴリーです。定番(?)のポルシェ962C、ニッサンワークスのニッサンR90CK、ニッサンR91CP、ロータリーでルマンウィナーとなったマツダ787B、1992年・93年のルマンウィナーでNA3.5Lのプジョー905など、スポーツプロトタイプカー好きには堪えられないラインナップです。
ポルシェ962C
JSPCで大活躍したアドバンカラーのマシンです。ロスマンズカラーのワークスマシンが1986年・87年のルマンを制しました。1981年から87年までポルシェはルマンで7連勝、表彰台の中央はポルシェの指定席でした。
マーチ83G/ニッサン(シルビア・ターボC)
マーチ86G/ニッサン(ニッサンR86V)
ニッサンR90CK
ニッサンR91CP
ニッサンの歴代のグループCカーです。
当初、ニッサンのグループCカーのシャーシはマーチ製でしたが、1989年のニッサンR89Cからローラ製となり、1991年のニッサンR91CPからは国産となりました。
私はニッサンが本気で勝負を掛けた1990年のルマン24時間レースが思いだされます。ニッサンワークスは欧州チーム、米国チーム、日本チームの5台のワークスカー(R90CK :4台、R90CP :1台)をエントリー、1200馬力以上と言われた予選用エンジンを組み込んだ欧州チームのニッサンR90CKが圧倒的な速さでポールポジションを獲得、決勝への期待が高まりました。しかし、数々のトラブルに見舞われて、日本チーム(NISMO)のニッサンR90CPの5位が最高位という結果に終わりました。
ニッサンR91CPは1992年デイトナ24時間レースに長谷見昌弘さん/星野一義さん/鈴木利男さんの日本人トリオのドライブで優勝しました。デモンストレーションランでドライブしたのは長谷見昌弘さんでした。
マツダ787B
最もグリッド上で多くの人に囲まれていたグループCカーでした。
1991年のルマン24時間レース、本命だったメルセデス、ジャガーのワークスチームを相手に優勝したときの衝撃というか驚きは忘れられません。私は当然(?)、メルセデスが優勝して、上位をメルセデスとジャガーが独占するものと思っていました。しかし、マツダ787Bは快走を続け、名門2大ワークスを退けてルマンの歴史にマツダの名が刻まれました。ロータリーエンジン車が参加できる最後のルマンで掴みとった栄冠でした。
テレビ中継を嫁さんと二人で観ていましたが、マツダ787Bがゴールしたときに私は「ロータリーがルマンに勝った・・・」とため息が出るようにつぶやいて、ついに国産車がルマンの頂点に立ったことが感無量で、そのあと言葉が出なかったことを憶えています。
イベントに参加していたのはルマン仕様ではなく、日本国内のグループCカーレースであるJSPC仕様のマシンです。デモンストレーションランでドライブしたのはミスタールマン寺田陽次郎さんでした。
プジョー905
ターボカー時代のグループCカーとは全く別のカテゴリのクルマと言っていいほど進化(?)している印象です。まさに、クローズドボディのF1といった感があります。
MCSグッピー
由良拓也さんのムーンクラフト社製のC2カテゴリーマシンです。
ベントレー・スピード8
グループCカーではなくLMGTPクラスですが、パドックではこんなマシンも見ることができました。2003年のルマンを制しました。
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パート3に続きます。
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【Group C デモンストレーション】
私が最も好きなレーシングカーはいわゆるスポーツプロトタイプカーなので、グループCはとても興味のあるカテゴリーです。定番(?)のポルシェ962C、ニッサンワークスのニッサンR90CK、ニッサンR91CP、ロータリーでルマンウィナーとなったマツダ787B、1992年・93年のルマンウィナーでNA3.5Lのプジョー905など、スポーツプロトタイプカー好きには堪えられないラインナップです。
ポルシェ962C
JSPCで大活躍したアドバンカラーのマシンです。ロスマンズカラーのワークスマシンが1986年・87年のルマンを制しました。1981年から87年までポルシェはルマンで7連勝、表彰台の中央はポルシェの指定席でした。
マーチ83G/ニッサン(シルビア・ターボC)
マーチ86G/ニッサン(ニッサンR86V)
ニッサンR90CK
ニッサンR91CP
ニッサンの歴代のグループCカーです。
当初、ニッサンのグループCカーのシャーシはマーチ製でしたが、1989年のニッサンR89Cからローラ製となり、1991年のニッサンR91CPからは国産となりました。
私はニッサンが本気で勝負を掛けた1990年のルマン24時間レースが思いだされます。ニッサンワークスは欧州チーム、米国チーム、日本チームの5台のワークスカー(R90CK :4台、R90CP :1台)をエントリー、1200馬力以上と言われた予選用エンジンを組み込んだ欧州チームのニッサンR90CKが圧倒的な速さでポールポジションを獲得、決勝への期待が高まりました。しかし、数々のトラブルに見舞われて、日本チーム(NISMO)のニッサンR90CPの5位が最高位という結果に終わりました。
ニッサンR91CPは1992年デイトナ24時間レースに長谷見昌弘さん/星野一義さん/鈴木利男さんの日本人トリオのドライブで優勝しました。デモンストレーションランでドライブしたのは長谷見昌弘さんでした。
マツダ787B
最もグリッド上で多くの人に囲まれていたグループCカーでした。
1991年のルマン24時間レース、本命だったメルセデス、ジャガーのワークスチームを相手に優勝したときの衝撃というか驚きは忘れられません。私は当然(?)、メルセデスが優勝して、上位をメルセデスとジャガーが独占するものと思っていました。しかし、マツダ787Bは快走を続け、名門2大ワークスを退けてルマンの歴史にマツダの名が刻まれました。ロータリーエンジン車が参加できる最後のルマンで掴みとった栄冠でした。
テレビ中継を嫁さんと二人で観ていましたが、マツダ787Bがゴールしたときに私は「ロータリーがルマンに勝った・・・」とため息が出るようにつぶやいて、ついに国産車がルマンの頂点に立ったことが感無量で、そのあと言葉が出なかったことを憶えています。
イベントに参加していたのはルマン仕様ではなく、日本国内のグループCカーレースであるJSPC仕様のマシンです。デモンストレーションランでドライブしたのはミスタールマン寺田陽次郎さんでした。
プジョー905
ターボカー時代のグループCカーとは全く別のカテゴリのクルマと言っていいほど進化(?)している印象です。まさに、クローズドボディのF1といった感があります。
MCSグッピー
由良拓也さんのムーンクラフト社製のC2カテゴリーマシンです。
ベントレー・スピード8
グループCカーではなくLMGTPクラスですが、パドックではこんなマシンも見ることができました。2003年のルマンを制しました。
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イグニッションモデル 1/43 ポルシェ 962C #17 1987 ルマン IG0505 完成品
- 出版社/メーカー: イグニッションモデル(ignitionmodel)
- メディア: おもちゃ&ホビー
Qモデル 1/43 日産 R90CK 1990 ルマン24H #84 S.ミレン/M.ロウ/B.アール 完成品
- 出版社/メーカー: インターアライド
- メディア: おもちゃ&ホビー
トミカリミテッドヴィンテージ ネオ 1/64 マツダ787B 1991 ル・マン優勝車 (メーカー初回受注限定生産) 完成品
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