209-8A [音楽]
テレワークで通勤から解放され時間に余裕が生まれると、今まで時間がなくてできなかったことを、やってみたいと思うようになりました。
拙宅のピュアオーディオのコンポーネントは全て、私が20代半ばから後半に揃えたものです。電源投入から1時間以上音を出さないと力感が乏しく、音に厚みが生まれない、電熱器のように発熱するA級アンプ。パワーを入れないとエネルギーバランスが悪く、解像度が甘くなるモニタースピーカー。かなり以前から、それらのコンポーントが自分の生活スタイルには合わなくなったと考えていました。
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2012年12月、ヨドバシAkibaでエレクトロボイス(Electro-Voice)209-8Aという20cmフルレンジスピーカーユニットを購入しました。エレクトロボイス209-8Aが製造終了になったとの情報を知って購入しました。在庫がごく僅かだったので取り置きを頼んで、秋葉原まで取りに行きました。
209-8Aはエレクトロボイスに買収された、いにしえのオーディオファンの憧れだったスピーカーの名門アルテック(Altec Lansing)のダブルコーン、フィックスドエッジのスピーカーユニットです。
自分の生活スタイルに合わなくなったオーディオに代わり、いつの日か、平面バッフルにセットした209-8Aを小型の管球アンプで鳴らしたいとの思いでの購入でしました。209-8Aで、いにしえのジャズを聴きたいと考えました。
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テレワークで時間に余裕が生まれた今、その「いつの日か」が、今やっと訪れたと思います。先ずは、現在のピュアオーディオの処分や平面バッフルを設置するためにリビングの模様替えが必要になります。そして、木材を上手く加工してくれる業者を探す必要もあります。
鳴らすまでの道のりは、かなり道は険しいようにも思えますが、老後の楽しみ(?)に向かって、取り組んでみたいと思っています。
EV エレクトロボイス S40B コンパクトモニタースピーカシステム(ペア)
- 出版社/メーカー: EV
- メディア: エレクトロニクス