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209-8A [音楽]

DEL_15_209-8A - コピー.jpg

テレワークで通勤から解放され時間に余裕が生まれると、今まで時間がなくてできなかったことを、やってみたいと思うようになりました。

拙宅のピュアオーディオのコンポーネントは全て、私が20代半ばから後半に揃えたものです。電源投入から1時間以上音を出さないと力感が乏しく、音に厚みが生まれない、電熱器のように発熱するA級アンプ。パワーを入れないとエネルギーバランスが悪く、解像度が甘くなるモニタースピーカー。かなり以前から、それらのコンポーントが自分の生活スタイルには合わなくなったと考えていました。

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2012年12月、ヨドバシAkibaでエレクトロボイス(Electro-Voice)209-8Aという20cmフルレンジスピーカーユニットを購入しました。エレクトロボイス209-8Aが製造終了になったとの情報を知って購入しました。在庫がごく僅かだったので取り置きを頼んで、秋葉原まで取りに行きました。

209-8Aはエレクトロボイスに買収された、いにしえのオーディオファンの憧れだったスピーカーの名門アルテック(Altec Lansing)のダブルコーン、フィックスドエッジのスピーカーユニットです。

自分の生活スタイルに合わなくなったオーディオに代わり、いつの日か、平面バッフルにセットした209-8Aを小型の管球アンプで鳴らしたいとの思いでの購入でしました。209-8Aで、いにしえのジャズを聴きたいと考えました。

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テレワークで時間に余裕が生まれた今、その「いつの日か」が、今やっと訪れたと思います。先ずは、現在のピュアオーディオの処分や平面バッフルを設置するためにリビングの模様替えが必要になります。そして、木材を上手く加工してくれる業者を探す必要もあります。

鳴らすまでの道のりは、かなり道は険しいようにも思えますが、老後の楽しみ(?)に向かって、取り組んでみたいと思っています。


EV エレクトロボイス S40B コンパクトモニタースピーカシステム(ペア)

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  • 出版社/メーカー: EV
  • メディア: エレクトロニクス


nice!(188)  コメント(16) 
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コメント 16

森田惠子

楽しみができましたね。
一つ何かをしようと思うと、連動してアレコレ…となりますね。
そういうもの含めて全部が楽しい!
by 森田惠子 (2020-07-19 21:41) 

ミケシマ

ずっと愛用してきたものは愛着があるけど、それに固執するばかりがいいとは言えませんよね。
古いものをきちんと処分し、新しいものを生かすために考える…
素晴らしい°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
by ミケシマ (2020-07-20 16:24) 

そらへい

自作平面バッフルを楽しんでおられる方がおられますが、
どんな音がするのでしょうね。
管球アンプはいいですね。
ジャズボーカルなどはゾクッと来ます。
オーディオの夢楽しみですね。
by そらへい (2020-07-20 20:38) 

芝浦鉄親父

森田惠子さま、こんばんは。
何か新しいことをしようとすると、実は、様々な問題を片付けなくてはならなくなりますね。でも、そんな問題を解決することも趣味の楽しみの一つかもしれません。
いい歳になりましたが、楽しみは持ち続けていきたいです。
by 芝浦鉄親父 (2020-07-20 21:03) 

芝浦鉄親父

ミケシマさま、こんばんは。
私は物持ちが良く、どんな物でも大切にして長く使う性分です。
しかし、新しい物を手に入れ使ってみると、なぜ早く手に入れなかったのかと愕然とすることがあります。それは、長い間に自分の感性みたいなものが変化するからだと思います。
あまり物には固執しない方が良いのではないか?、最近はそのように考えることが多いです。
by 芝浦鉄親父 (2020-07-20 21:15) 

芝浦鉄親父

そらへい様、こんばんは。
吉祥寺で数多くのジャズを聴かせる店を経営していた、故野口伊織さんの店の1つ「Funky」の2Fに有名なシーメンス コアキシャルを平面バッフルにセットしたスピーカーがあります(因みに、1FはJBL Pragon)。
シーメンス コアキシャルの優秀性ゆえか、ピアノトリオや女性ボーカルは、驚くほど瑞々しい音色です。最後に「Funky」に行ったのが8年前なので、今はオーディオは変わっているかもしれませんが・・・
音の違いに着目すること、オーディオの楽しみですね。
by 芝浦鉄親父 (2020-07-20 21:35) 

yokomi

老いた後ではなく、今からでもちょこちょこと(^_^;)
by yokomi (2020-07-22 09:38) 

芝浦鉄親父

yokomiさま、こんばんは。
仕事をリタイアする気は全くないので、今からぼちぼちと、ちょこちょこと行動を開始しようと考えています。
他にもやりたいことがたくさんあって、相変わらず時間が足りないのですが・・・
by 芝浦鉄親父 (2020-07-22 22:12) 

いっぷく

>電源投入から1時間以上音を出さないと力感が乏しく
これははじめて伺いました。ビンテージ品として価値が高まるということはないのでしょうか。
by いっぷく (2020-07-23 05:32) 

芝浦鉄親父

いっぷく様、こんばんは。
アンプは34年前に購入しました。ヴィンテージとしての価値は解りませんが、限定生産のモデルだったので市場に出回った数は少ないものです。むしろ、38年前に購入したスピーカーのほうが、欲しいと思う人が多いかも知れません。
どちらも、良い意味でも悪い意味でも、今日の最先端のオーディオとは、かなり趣が違うものです。
by 芝浦鉄親父 (2020-07-23 17:43) 

青い森のヨッチン

オーディオ関連は全く疎くてよくわかりませんが世代的に自分より上の方々は音に関する造詣が深い方が多くいらっしゃいますね。
by 青い森のヨッチン (2020-07-24 11:13) 

芝浦鉄親父

青い森のヨッチンさま、こんにちは。
おっしゃる通りかもしれませんね。私は、若い方でオーディオに関心がある方にお目にかかったことがないです。
私には一回り以上、歳の離れた兄と義兄が居ますが、二人ともオーディオ好きで、私がまだ実家で暮らしていた頃は、私の部屋でレコードを再生しながら、オーディオ談議に花を咲かせました。
因みに、私は米国製スピーカー、兄は英国製スピーカー、義兄は国産スピーカーの信奉者(?)でした。
by 芝浦鉄親父 (2020-07-24 12:15) 

Rifle

民生用オーディオから足を洗ってかなり経つので、AltecがElectro-Voiceに買収されたとは知りませんでした。
自宅はレコーディング用等の業務用機ばかりになり、民生用で残ったのはTannoyのスピーカ・セットだけです。
by Rifle (2020-07-27 23:19) 

芝浦鉄親父

Rifleさま、こんばんは。
詳しくは知りませんが、Altecは1980年代半ばから身売りを繰り返していたように思います。Altec Lansingのブランド名は残っていますが、現在の製品はデジタルオーディオプレーヤー用の超小型スピーカーやヘッドフォンなどのようです。
A5、A7といった「The Voice of the Theatre」が当たり前のように、オーディオショップに展示してあった時代を知る者にとっては、現在のAltec Lansingには寂しさを感じます。
James Bullough Lansingさんも、草葉の陰で泣いているかもしれません。
by 芝浦鉄親父 (2020-07-28 21:18) 

OZ

209-8Aや205-8Aをたくさん下手な工作で鳴らしました。
どちらも時期回路規模が同じで、205の方が箱に入れても名違和感が少なかったです。
209を平面バッフルでは部屋の制約があり、背面開放にしました。
チープな出力トランスの6SN7パラシングルで鳴らすと、低音の力感はありませんが、う~んとなります。
by OZ (2021-09-04 15:13) 

芝浦鉄親父

OZさま、こんばんは。
209-8Aと205-8A、磁気回路が同じなのですね。勉強になりました。
平面バッフルは設計図(?)を書いたのですが、未だ実現していません。スペースファクターを考えると、後面開放にするか悩むところです。
今は、スピーカー以外の工作(?)に精を出しています・・・
by 芝浦鉄親父 (2021-09-06 18:16) 

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