Concert for George [音楽]

8月6日(日)
午前中に県知事選挙の投票に行き、その後、立川まで出かけました。立川に赴いた目的は、kino cinema 立川高島屋 S.C.館で『コンサート・フォー・ジョージ』を観るためです。
2002年11月29日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて、ジョージ・ハリスンの盟友エリック・クラプトンが開催したトリビュート・コンサート、このコンサートの映像は断片的にYouTubeで観ることができましたが、今回、日本でこの歴史的コンサートの模様が劇場公開されました。
エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ビリー・プレストンなど、ジョージ・ハリスンと親交のあった人々が一堂に会したコンサート、是非、映画館で観たいと思った次第です。
ーーーーーーーーーー
ジョージ・ハリスンの楽曲を彼と縁のあるアーティスト達が演奏する姿は見応えがありました。そして、改めて、ビートルズ時代からソロに至るまで、ジョージ・ハリスンが多くの名曲を生み出したことを認識させられました。
「タックスマン」トム・ベティ&ザ・ハートブレイカーズ、「想い出のフォトグラフ」リンゴ・スター、「ヒア・カムズ・ザ・サン」ジョー・ブラウン、「サムシング」ポール・マッカートニー&エリック・クラプトン、「アルバン」指揮:アヌーシュカ・シャンカール、「マイ・スウィート・ロード」ビリー・プレストン、「オール・シングス・マスト・パス」ポール・マッカートニー、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」エリック・クラプトン&ポール・マッカートニーなどなど、どの演奏もグルーヴ感があり素晴らしく、心に残るものでした。
とりわけ、クラプトンとポールによる「サムシング」、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」は感無量、思わず目頭が熱くなりました。
ラヴィ・シャンカールが作曲し、娘であるアヌーシュカ・シャンカールがインド楽器のオーケストラ(?)を指揮した「アルバン」もとても魅力的な曲でした。アヌーシュカ・シャンカールの指揮とエリック・クラプトンのギター・ソロの緊張感のある息の合った演奏も素晴らしかったです。
そしてラヴィ・シャンカールのMCとインタビューも心温まるもので、ジョージ・ハリスンへの愛が溢れていて感動的でした。
ーーーーーーーーーー
89席のとてもこぢんまりとしたシアターでの上映でしたが、私が観た上映回の観客は30名ほどで、観客の大半は私と同年代の高齢者のように見受けられました。
『コンサート・フォー・ジョージ』、ビートルズの音楽、歴史、文化に親しんできた人にとってはとても楽しめる映画だと思います。
ビートルズのメンバーのなかでは、ジョン・レノンとポール・マッカートニーに比べてジョージ・ハリスンは地味な存在かも知れません。『コンサート・フォー・ジョージ』を通じて幅広い世代の少しでも多くの人々がジョージ・ハリスンの生み出した名曲に接してほしい、エンドロールを観ながら、そんなことをふと思う次第でした。
ーーーーーーーーーー
私にとって悔やまれるのは、1991年に「ジョージ・ハリスン with エリック・クラプトン」の来日公演に行かなかったことです。その時は、また日本に来てくれるだろうと思っていたのですが・・・
2023年から2024年に掛けて、大物ロックアーティストが次々に来日しますが、あとで後悔しないようにできるだけ多くのコンサートに足を運びたいと考えています。

日記・雑談 ブログランキングへ
人気ブログランキングに登録しています。よろしかったら、ポチッと応援をお願いします。

ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)(3CDデラックス・エディション)(限定盤)(3SHM-CD)
- アーティスト: ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: CD

アビイ・ロード【50周年記念1CDエディション】(通常盤)(SHM-CD)
- アーティスト: ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2019/09/27
- メディア: CD