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ブラームス交響曲第1番 [音楽]

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先日、久しぶりに「ブラームス交響曲第1番」が聴きたくなりました。

「ブラームス交響曲第1番」のCD は10枚以上持っているのですが、今まで聴いたことのないCDを聴きたいと思い、Amazon、HMVのカスタマーレビューを参考に ヘルベルト・ブロムシュテット/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(2019.9録音、PENTATONEレーベル)のCDを購入、聴いてみました。

私はクラシック音楽に造詣が深いわけではないので、的を得た表現ではないと思いますが、聴いてみた感想とクラシック音楽に関するいにしえの記憶を少し記してみたいと思います。

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私の持っている「ブラームス交響曲第1番」のCDの中で、最も気に入っている愛聴盤は レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1981.10録音、独グラモフォンレーベル)です。

このCDは私が31歳の時にクラシック音楽で初めて買ったCDです。同時に「ドヴォルザーク交響曲第9番」ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1985.2録音、独グラモフォンレーベル)も購入しました。どちらのCDも、雑誌「Stereo Sound」のレコード評を見て選択しました。これが、私がクラシック音楽を積極的に聴くようになる発端でした。

レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のCDの演奏は、たおやかで、包み込むような暖かさが感じられ、肩の力を抜いてゆったりと安心して聴くことができます。

私の持っている「ブラームス交響曲第1番」のCDのなかで、このバーンスタイン/ウィーン・フィルの演奏と対極にあると感じられる演奏は、ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1987.1録音、独グラモフォンレーベル)のCDの演奏です。厳しさ、(クルマに対する表現みたいですが・・・)剛性感が際立つ演奏で、正対し背筋を伸ばし襟を正して聴くことが求められるような気がします。私がブラームスの交響曲に抱いているイメージとは外れているように感じられます。

ヘルベルト・ブロムシュテット/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のCDの演奏は、一音一音を言い含めるような、非常に説得力のある、とても解りやすい演奏だと思いました。驚きを感じさせるような演奏ではありませんが、好ましく感じられました。

先に記した、バーンスタイン/ウィーン・フィル、カラヤン/ベルリン・フィルの演奏に比べて、音の重心が高いところにあるように聴こえますが、これはレコーディングの差というよりは、オーケストラの性格によるものかも知れません。

久しぶりに、繰り返し聴いてみたいと思えるクラシック音楽のCDと出会えました。

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緊急事態宣言発令中は全日テレワークとなり、毎日の往復3時間の通勤がなくなりました。
何とも重苦しい日々が続いていますが、せっかく家に居る時間が増えたので、新たなCDを聴くことで、いい音楽との出会いの機会を増やしていきたいと思います。

因みに、写真の右下のヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽(1987.1録音、独グラモフォンレーベル)のCDはリリース直後に輸入盤を購入したのですが、収録されているのは「ブラームス交響曲第1番」の1曲のみです。現在、市場に流通しているCDには「ハイドンの主題による変奏曲」も収録されていますが、私の音楽の聴き方には、1枚のCDが1つの交響曲で完結するほうが好ましいです。


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【メーカー特典あり】 ブラームス:交響曲第1番【特典:オリジナルポストカード付】

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  • アーティスト: レナード・バーンスタイン
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2019/09/04
  • メディア: CD



ブラームス:交響曲第1番、ハイドンの主題による変奏曲

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2013/03/20
  • メディア: CD


nice!(198)  コメント(16) 
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コメント 16

爛漫亭

 私もここ10日程、毎日、ブラームスを聴いて
います。先日聴いたC.M.ジュリーニ/ウィーンフィル/
1991の第1番は自然体で熱もあって良かったです。
ブラームスの演奏は聴いていませんがブロムシュテット
の演奏はいつも清潔感がありますね。
by 爛漫亭 (2021-01-26 22:32) 

トモミ

ブラ1だけで10枚以上とはすごいですね!
まぁ何や大抵の名曲ではないですが(笑)…私も大好きです!!

by トモミ (2021-01-27 10:49) 

JUNKO

やっとアンプが直ってきたので私も午前中はかけて聞いています。ラフマニノフのビアノ曲が多いです。
by JUNKO (2021-01-27 18:39) 

芝浦鉄親父

爛漫亭さま、こんばんは。
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮のCDは、ざっと見渡したところ「ドヴォルザーク交響曲第8番」アムステルダム・ロイヤル・コンセルトヘボウと「シューベルト交響曲第8(9)番」バイエルン放送交響の2枚があっただけでした。
今度、ご紹介いただいたウィーンフィル盤を聴いてみたいと思います。
by 芝浦鉄親父 (2021-01-27 19:22) 

芝浦鉄親父

トモミさま、こんばんは、
私はクラシック音楽では交響曲、管弦楽曲を好んで聴くのですが、交響曲では「ブラームス交響曲第1番」、「シューベルト交響曲第9(8)番 ザ・グレート」、「ヴェートーベン交響曲第7番」が特に好きです。
好きなので、もっと素晴らしい演奏に出会えるかもという期待感で、CDを購入してしまいます。。。
by 芝浦鉄親父 (2021-01-27 19:33) 

芝浦鉄親父

JUNKOさま、こんばんは。
私はラフマニノフの音楽をほとんど聴いたことがありません。
「交響曲第2番」のCDを1枚持っているだけだと思います。
もっと聴いてみたいと思うのですが、聴きたい音楽がありすぎで手が回りません・・・
by 芝浦鉄親父 (2021-01-27 19:38) 

そらへい

根気が無くなってきているのか、なかなか交響曲に手が出ません。
クラシックは小品を聞くことが多いです。
一つの曲に10枚のCDは凄いですね。
私はベートーベンの第7番がせいぜい3枚ほどでしょうか。
いずれにしても音楽の楽しみは深く広くいろいろありますね。

by そらへい (2021-01-27 20:47) 

芝浦鉄親父

そらへい様、おはようございます。
私はベートーヴェンはあまり好きではないのですが、交響曲第7番は大好きな交響曲です。
愛聴盤は、ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団(hanssler CLASSIS)盤です。
好きな楽曲ですと、ついついCDを買ってしまいますね。。。
by 芝浦鉄親父 (2021-01-28 08:28) 

そら

ドヴォルザーク交響曲第9番ヘルヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー 同じものを持ってる気が致します。ゆっくりと好きな音楽を聴く時間は幸せですよね。
by そら (2021-01-29 18:23) 

芝浦鉄親父

そら様、こんばんは。
カラヤン/ウィーンフィルの「ドヴォルザーク交響曲第9番」、いいです。。。私が購入したのが34年前ですが、今でもよく聴いています。
ゆっくりとできて、心に余裕があるとき、音楽はより一層楽しめますね。
by 芝浦鉄親父 (2021-01-29 20:07) 

minsuke

僕も指揮者を変えるとこうも変わるのかと感じています。
バーンスタインはいいですよね。
カールベームも好きです。
昔は指揮者を変えて同じ曲のCDを買ってました。
ブラームスは交響曲第3番の3楽章の甘いメロディが好きで
何度もそこだけ聞いていたことあります。
昔は大のクラシックファンだったので、
ステレオにはかなりお金を掛けた口です。^^;

by minsuke (2021-01-29 22:07) 

芝浦鉄親父

minsukeさま、こんばんは。
バーンスタインのブラームス、いいですね!
結局34年前、交響曲第1番に続いて、バーンスタイン/ウィーン・フィル(独グラモフォン)の第2番、第3番、第4番も購入しました。
私は20代の頃、ジャズに心酔していて、オーディオにかなり投資しました。米国製モニタースピーカー中心のシステムでしたが、クラシックはギスギスした音で上手く鳴らず、アンプをY社製からM社製に替えて、やっと聴けるようになりました。
まあ、今ではPCオーディオ・スピーカーにBDブレーヤー、DAコンバーターを繋いだ YouTUbe視聴を兼ねたお手軽システムで、音楽も聴くことが多くなりましたが・・・
by 芝浦鉄親父 (2021-01-31 19:47) 

ミケシマ

いまちょうど、録画しておいたクラシック音楽観(ベートーヴェン)を聴いていたところでした(*^^*)
ブラームスは持ってないのです…こんど借りてみますね!
※CDをレンタルして、PCにコピーして、それをiPodにもコピーして、iPodをカーオーディオに繋いで、車の中で聴くというのが定番スタイルです^^;
ドヴォルザーク交響曲第9番!「新世界より」は大好きな作品のひとつです。
以前、ウィーンフィルハーモニーが来たときコンサートにも行きました。
このときは新世界よりと、チェロ協奏曲と、スメタナのモルダウを演奏していただきました。とても素敵だったなぁ…
by ミケシマ (2021-02-01 16:36) 

芝浦鉄親父

ミケシマさま、こんばんは、
私はクルマの中で聴く音楽はロックかフュージョンで、クラシックは聴かないです。いつもビートの効いた運転(???)を心掛けているせいかも知れません・・・
私はロック、フュージョン、ジャズのコンサートは、今までに数多く足を運んでいるのですが、クラシックはサントリーホールで大友直人/東フィルのコンサートに行ったのが、唯一の経験です。曲目は ベルリオーズ幻想交響曲 でした。
うーむ、、、ウイーン・フィルを生で聴かれたとは、羨ましい限りです。。。
by 芝浦鉄親父 (2021-02-01 20:02) 

ミケシマ

あ、ごめんなさい間違えました!!
ウィーン・フィルじゃなくてチェコ・フィルでした;;
スミマセン… ハズカシイ…
by ミケシマ (2021-02-04 15:41) 

芝浦鉄親父

ミケシマさま、こんばんは。
ドヴォルザーク、スメタナ、チェコの作曲家でしたね。
チェコの国民的音楽「わが祖国」、第2曲のモルダウは本当に心に沁みます。プラハを流れるモルダウ川の情景が目に浮かぶようです。。。
by 芝浦鉄親父 (2021-02-04 21:37) 

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