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週末撮影記(5月21日) 阪和線編 [撮影日記]

5月21日(日)
久しぶりに、阪和線と南海電鉄線の撮影。

1929年開業した阪和電鉄、超特急は天王寺⇔東和歌山を45分で走破し、その速度記録は1959年の東海道本線の151系「こだま」まで破られなかったという、昭和初期では考えられない高速運転を実現した伝説の私鉄です。

京阪電気鉄道の資本参加により設立された阪和電鉄でしたが、数奇な運命を辿ります。経営不振により、京阪電気鉄道は経営から離れ、1940年にライバルの南海鉄道(現南海電鉄)に吸収合併され、南海山手線となります。さらに、1944年に戦時買収で強制的に国有化され国鉄阪和線となり、国鉄の分割民営化によりJR西日本阪和線に至ります。戦後、南海への払い下げの動きもあったようですが、実現はしませんでした。

昭和初期に、技術の粋を集め、当時の常識をはるかに超えた高性能車両を走らせた阪和電鉄、今も私鉄のままだったら、どんな車両を走らせていたのでしょうか?、、、こんなことに思いを巡らせるのはファンとしては楽しいものです。

現実の阪和線は、225系5100番台への置き換えが進んでいて、1968年から阪和線を走り続けてきた103系、関西では少数派の205系の活躍を見ることができるのも、あと僅かとなっています。

関東のJR、私鉄を見慣れている私とっては、阪和線、そして大阪環状線の4ドア車を3ドア車に置き換えるのは、頭の上に疑問符???が沢山ついてしまいます。。。

先ずは、阪和線で撮影した車両たちです。阪和線でバラエティに富んだ一般車両が見れるのも今のうちです。

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103系 クハは低運転台の体質改善車、原型とは印象が異なります。

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103系 クハは高運転台の体質改善車

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205系 京阪神から転入した0番台

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223系 0番台

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223系 2500番台

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225系 5000番台

DEL_15_225系_5100_IMG_1410 - コピー.jpg
225系 5100番台 5000番台とはライト形状など微妙にデザインが異なります。


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