Feel the Night [音楽]
タイトルの「Feel the Night」、リー・リトナーのアルバムです。
このアルバムが発表されたのは1979年、私が最もフュージョンを夢中で聴いていた時期です。
リトナーはお気に入りのギタリストで、当時「Feel the Night」を、それこそレコードが擦り切れるくらいに聴いたことを憶えています。
先日、このアルバムをCDフォーマットで再購入しました。このアルバム発表の頃から、様々な音楽ジャンル遍歴を重ねたので、36年の空白を置いて聴きましたが、全く色あせた印象はありませんでした。
リトナーには、様々な音楽スタイルの秀逸なアルバムがありますが、私は「Feel the Night」が最も好きな作品です。伸び伸びとした、歌心に溢れた、リトナーのエレクトリックギター、アコースティックギター、ギターシンセのプレイ が、この作品の聴きどころ、最大の魅力です。
そして、バックを固めるスティーブ・ガッドのドラムス、エイブ・ラボリエルのベースのパワフルで骨太の演奏が、リトナーのギタープレイを盛り立てています。
他の参加ミュージシャンも、ディビッド・フォスター、アーニー・ワッツ、デイブ・グルーシン、ドン・グルーシン、ジョー・サンプル、アレックス・ アクーニャ、パティ・オースチンほか、当代一流のフュージョン界の名役者たちが名を連ねています。
私のお気に入りの曲は、先ずタイトル曲の「Feel the Night」。スティーブ・ガッドの重量感あふれるドラムの安定感の上に、リトナーのエレクトリックギター、ギターシンセが冴えわたる、鮮烈な一曲です。グルーヴ感そしてダンサブル、文句なしです!
4曲目の「French Roast」。ガッドのドラミングの妙味が味わえる、軽快でスピード感のある展開が魅力です。
そして6曲目の「Midnight Lady」。リトナーの爽やかな透明感のあるアコースティック・ギターが楽しめるバラードで、ハードな曲の中で一服の清涼感が味わえます。
他の曲も、パティ・オースチンがヴォーカルの「You Make Me Feel Like Dancing」など、聴きどころが満載で、1970年代から80年代にかけての、フュージョン全盛時代を知らない方にも、是非、お勧めしたいアルバムです。
唯一の欠点(?)は、「暗闇へとびだせ」という、意味不明の邦題タイトルが付いていることです。発表された当時、「暗闇へ飛び出したら、危ないだろ!」と、思わす突っ込みを入れたくなったものです。
猛暑、酷暑の日々が続いてますが、リー・リトナーの切れ味の鋭いギターサウンドは、夏バテ気味の体に活を入れてくれます。
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日本人では渡辺香津美が大活躍していましたね。
by NO14Ruggerman (2015-08-05 08:27)
NO14Ruggerman様、こんにちは。
この時代の渡辺香津美さんのアルバムと言えば、赤と青のジャケットが印象的な「KYLIN」、そして「TO CHI KA 」あたりですね。
実は、私はあまり渡辺香津美さんには肩入れしていなくて、持っているアルバムはアコースティックギターの異色作「DOGATANA」の1枚だけです。
by 芝浦鉄親父 (2015-08-05 12:45)
こんにちわー|壁|´ω`)ノぬ
いつもご訪問ありがとうちゃんどす・:*:・(*´∀`*)・:*:
今日も一日よろしくお願いします・:*:・(*´∀`*)・:*:
by タケサバス (2015-08-05 13:15)
タケサバス 様、こんにちは。
この暑さ、スイカが一層美味しく感じられます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
by 芝浦鉄親父 (2015-08-05 15:50)