リーン開発の本質 [PMP]
歳のせいか、PMP資格更新に向けたPDU獲得のための勉強(?)になかなか身が入りませんが、重い腰を上げてプロジェクトマネジメント関連の書籍を久しぶりに読みました。
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読んだ書籍は、メアリー・ポッペンディーク & トム・ポッペンディーク著「リーン開発の本質」(原題:Implementing Lean Software Development)です。
私は自分がPMとしてアジャイルソフトウェア開発のプロジェクトを率いた経験はありません。PMOの立場でスクラム開発のプロジェクトに参画したことがあります(今も参画しています)。
トヨタ生産方式(リーン)とアジャイルソフトウェア開発のクロスオーバーから誕生した、本書の主題であるリーンソフトウェア開発をソフトウェア開発の現場に適用する方法について、事例紹介を交えて書かれています。
本書の副題となっている「コンセプトからキャシュに」(From Concept to Cash)変えるまでの一連の流れを “顧客価値” を軸足にして書かれており、その説得力のある内容に刺激を受けました。
リーンをソフトウェア開発に適用するには、アジャイルの考え方を単にソフトウェア開発のチームレベルではなく、組織(企業)レベルにまで引き上げることが重要であると書かれています。リーンソフトウェア開発を適用して実践する上では、組織(企業)の旧態依然とした体質がレベルを引き上げることの最大の障壁になると思いました。
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読書を終えて、先日、PDUを申請しました。申請したPDUはBusiness Acumen 8.75PDUです。
申請してすぐに、myPMIのDashboardを確認するとclaimはapprovedとなっていました。
今回の8.75PDUを加えて、2023年1月からの3年間のCCRサイクルで16.75PDUを獲得したことになります。PMP資格の更新には60PDU必要なので、まだまだ先は長いです。
私は高齢者となり、来年には古希を迎えますが、システム開発、ソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントの仕事を続ける限りはPMP資格を維持していきたいと考えているので、先は長いですが、地道に、着実にPDUを獲得して行こう考える次第です。
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