上州の古豪 [撮影日記]
10月23日(日曜日)
早朝、大宮から高崎線グリーン車に乗車して高崎に向かいました。大宮のエキナカで購入したクロワッサンサンドとスーパードライ500MLが旅のお供です。
高崎に赴く目的は、上信電鉄本社で開催される「頑張るぐんまの中小私鉄フェア2022 」に参加するためです。
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「頑張るぐんまの中小私鉄フェア2022 」では、観光庁の補助金交付を受けて修理、リフレッシュした上信電鉄のデキ1形(デキ3号機)が展示されるということで、参加することを決めた次第です。
2017年にデキ1形(デキ1号機)の老朽化による故障により、上信電鉄に残るデキ1号機、デキ3号機ともに使用を停止されていましたが、今回の修理、リフレッシュで構内運転に特化した整備がされました。
構内運転はデキ1形(デキ3号機)単独で自走するのではなく、連結した電車に推進・牽引されての走行となります。電車のノッチ、ブレーキの制御をデキ1形から行うように改造されたとのことです。デキ1形(デキ3号機)が電車の制御車の役割だと思われます。
デキ3
1924年、独シーメンスシュッケルト・M.A.N製造
整備されて、新車のような輝きです。
構内運転の模様
デキ3+デハ252+デハ251、一見、デキ3が電車を牽引しているように見えます。
500形(クモハ502+クモハ501)
元西武鉄道新101系、「ぐんまちゃん列車」ラッピング
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「頑張るぐんまの中小私鉄フェア2022 」での撮影後、久しぶりに高崎運転所、高崎機関区周辺を見て歩こうと思ったのですが、カメラに入れていたCFカード、スペアのCFカードのどちらも撮り切ってしまったので見送ることにしました。
上信電鉄には小学生の頃、非鉄(?)で乗車したことがあるのですが、それ以降、乗車したことはありません。上信電鉄の車両の撮影も今回を含めて、上信電鉄本社での撮影経験しかありません。
上信電鉄は自社発注車両、西武鉄道からの譲渡車両、JR東日本からの譲渡車両など、多彩な電車が走っているので大変に興味深いものがあります。
帰路に乗車した高崎線グリーン車の車内でビールを飲みつつ、次回、高崎を訪れる時は上信電鉄に乗車して電車の撮影をしようと考えていました。
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西武トレインフェスティバル2022 in 横瀬 [撮影日記]
10月16日(日)
朝、池袋発10時30分の西武鉄道の特急Laview「ちちぶ 11号」に乗車して、横瀬を目指しました。横瀬に赴く目的は、横瀬車両基地で開催される「西武トレインフェスティバル2022 in 横瀬」に参加するためです。
10月15日と16日に開催される「西武トレインフェスティバル2022 in 横瀬」は完全事前申し込み制、先着順で西武線アプリにより配布される「電子入場券」を持っていないと入場できません。10月15日・16日の各日の定員は約2,000名です。
私にとって横瀬のイベントの最大の魅力は、東海道線の電化に伴い大正時代に輸入された電気機関車など、国宝級の電気機関車を見ることができることです。
横瀬駅到着は11時42分、イベント開始時刻までかなり間があるので、横瀬駅に隣接した「ENgaWA 駅前食堂 」でスーパードライ350MLを購入、駅の待合室で景気づけ(?)に飲んで時間を潰しました。
イベントは13時00分から15時00分の2時間、12時過ぎに入場者の待ち行列に並びました。
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展示された保存車両を紹介します。
E71(元国鉄ED102)
1922年、米国 ウェスティングハウス(WH)・ボールドウィン製造
国鉄時代のED102号機の姿に復元されています。
E61 (元国鉄ED111)
1922年、米国 ゼネラル・エレクトリック(GE)製造
E52(元国鉄ED122)
1923年、スイス ブラウン・ボベリ(BBC)・シュリーレン製造
E43(元青梅鉄道1013→元国鉄ED361)
1930年、英国 イングリッシュ・エレクトリック(EE)製造 ※製造年は文献により諸説あり
青梅鉄道は戦時買収で国有化され、国鉄青梅線(現JR東日本青梅線)となりました。
E31(2代)
1986年、西武所沢工場製造
E32~E34は大井川鐵道に譲渡されて、現役で活躍しています。
E854
1969年、三菱電機・三菱重工業製造
クモハ355(モハ505)
新製当時の外観に復元され、車番も当時のモハ505となっています。ベンチレーターもグローブからガーランドに戻されています。私的には、赤電塗装で多摩湖線を走っていたクモハ355の外観が好ましいのです。
クハ1224、クハ2001
私の世代では西武鉄道の電車と言えば、101系(クハ1224)のデザインです。1977年、それまでの西武鉄道の電車のデザインを一新した2000系(クハ2001)が新宿線に登場したときは驚きました。
今年、西武鉄道は他社からの譲渡による「サステナ車両」を導入することを発表、西武の黄色い電車も急速に数を減らしていくものと思われます。
3000系 銀河鉄道999号
クハ5501
1969年秩父線開業とともに登場した初代レッドアロー5000系
残念ながら5000系レッドアローには乗車したことがありません。
10101F(クハ10101+モハ10201+クハ10701)
1993年に登場したNRA10000系、3両編成に短縮して保存されています。
D16
元ブリヂストン東京工場専用線の入換機関車、横瀬車両基地の保存車両の入換に使用されています。
13時00分の入場開始時刻は少し早まりましたが、15時00分までの2時間強の間にAEB撮影を多用したこともあって、440枚ほどの写真を撮影しました。
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帰路も特急に乗車しようと思ったのですが、横瀬発15時28分の「ちちぶ32号」は満席で、次の横瀬発16時28分の「ちちぶ36号」に乗車することとしました。
乗車する特急列車到着まで1時間以上あったので、「ENgaWA 駅前食堂 」を再び訪れて遅い昼食を摂ることとしました。この食堂、以前から横瀬でのイベントの度にちょくちょく利用していたのですが、リニューアルしたようで店名も店内もメニューもお洒落になっていました。
食したのは “きのこ肉うどん”、「原木しいたけ」と「ひらたけしめじ」の旨味が効いていて、なかなか美味しかったです。ついでに、時間に余裕があったので調子に乗って(?)、スーパードライ350MLを2缶飲んだ次第でした。
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横瀬車両基地の検修棟建屋は、2014年の大雪で損傷を受けて解体され、普段、保存車両は屋外でカバーを掛けた状態で保存されています。ここでしか見ることのできない貴重な保存車両たち、できれば屋内で保存してほしいと思います。
更に欲を言えば、将来、これらの貴重な車両たちの安住の地として、“西武鉄道ミュージアム” なるものができて欲しい!、鉄道ファンの一人として、そんな夢、妄想(?)を膨らませてしまいます。
横瀬からの帰路、特急Laviewの車窓風景を眺めつつ、今日、会うことのできた車両たちが末永く保存されることを願っていました。
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川越車両センターまつり2022 [撮影日記]
10月15日(土曜日)
朝方、埼京線に乗車して南古谷に向かいました。南古谷に赴いた目的は、「川越車両センターまつり2022 」に参加するためです。
コロナ禍以降、鉄道イベントは有料もしくは事前申し込み制で参加人数を制限するイベントが主流になりましたが、「川越車両センターまつり2022」は最近では珍しい参加人数を限らない一般公開のイベントです。
家族連れ、鉄道ファンで大変な賑わいで、コロナ禍以前の鉄道イベントの熱気が戻ってきたように感じました。
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展示車両の顔ぶれ
相鉄12000系
初めて見たとき、強面のミニバンのような顔つきで馴染めませんでしたが、見慣れると(?)、なかなかカッコイイと思うようになりました。本日、一番見たかった車両です。
JR東日本E233系(埼京線)
東京臨海高速鉄道70-000形
東京臨海高速鉄道からJR東日本に譲渡された70-000形を改造して誕生した209系3100番台は、残念ながら今年の1月に引退しました。
JR東日本209系MUE-Train
JR東日本E231系(川越線・八高南線)
JR東日本E257系5000番台
休憩用車両として車内に入ることが出来ました。波動用輸送に使用される5000番台、初めて見ました。
児童絵画展示車両(E233系)の行先表示が驚き(!)の「特急品川」でした。
「川越車両センターまつり」の10時開場を待って入場、1時間強撮影しました。
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川越車両センターをあとにして南古谷に戻り、「川越まつり」を見に埼京線で川越に向かいました。正しくは祭りを見に行ったのではなく、お酒を飲みに行ったのですが・・・
屋台村で生ビール、濁り酒、ホタテとカキの貝焼きで昼間から幸せな気分になりました。実は、川越車両センターよりも、こちらが目的で出掛けたのかも知れません。
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コロナ禍以降、JR東日本のイベントは「JRE MALL」で販売される有料イベントに移行しました。各イベントの販売は先着順、販売開始時刻に「JRE MALL」にアクセスしても今まで購入できたことが一度もありません。かれこれ10連敗以上しています。
「川越車両センターまつり2022」、昨今の動向から有料にしてもおかしくない内容のイベントでしたが、無料イベントとして、かつ参加人数を限らない一般公開のイベントとして開催されたことは、鉄道ファンの一人としてJR東日本への “ありがとう!” という感謝の気持ちでいっぱいです。
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箱根登山鉄道撮影記(後編) [撮影日記]
9月3日(土曜日)
入生田駅で箱根登山鉄道(小田急)の車両を撮影したあと、「貨物電車モニ1形・車両基地撮影会」が開催される入生田車両基地に向かいました。入生田車両基地は入生田駅から徒歩数分の距離です。
入生田車両基地での参加受付で検温、手の消毒があり、ヘルメットと軍手が配布されました。
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見学会の参加人数は20名、最初は参加者をヘルメットの色で5名ずつの4グループに分かれ、モニ1形の屋根機器、ピット下からの床下機器、荷台、運転台の見学会です。
屋根に抵抗器があります。
運転台、事業用車両らしく簡素です。
見学会ではグループを先導した入生田車両基地の方のモニ1形についての詳細な説明があり、とても興味深い内容で勉強(?)になりました。
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見学会の後はフリー撮影会、モニ1形を移動して100形との並びなどが撮影できました。
モニ1形
この手の事業用の電動貨車、大好きです。
100形(モハ1形)104号
いにしえの小田急ロマンスカーカラーが似合っています。
100形(モハ1形)106号
100形(モハ2形)108号
106号、108号、モニ1の並び
約2時間の撮影会、充実していて、とても楽しむことができました。定員20名の撮影会で、料金¥6,000はお値打ちだと思いました。
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撮影会が終わって帰路の途中、小田原駅で以前から食べてみたかった、大船軒の「鰺の押寿し」を2つ購入、ビールロング缶も買い込んで小田原始発の湘南新宿ラインのグリーン車で帰路につきました。結局、ビールロング缶1つだけでは飽き足らず、グリーン車内でビール350MLも購入して飲んだ次第です。
帰宅して、息子と二人の夕食で食べた「鰺の押寿し」、とても美味で、ビールによく合いました。結局、ビールを飲みっぱなしの一日でした。
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箱根は家族での宿泊旅行やドライブで頻繁に訪れていたのですが、常にクルマを利用しての訪問だったので、箱根登山鉄道に乗車したことは初めてでした。そして、今まで箱根登山鉄道の車両を撮影したこともありませんでした。
今回の撮影会では、長年の念願だったモニ1形と100形を撮影することができました。次回、箱根登山鉄道を訪れる時は小田原から強羅まで乗車して、箱根登山鉄道の沿線風景を楽しんでみたいと思います。
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箱根登山鉄道撮影記(前編) [撮影日記]
9月3日(土曜日)
箱根登山鉄道の撮影に行きました。この日、箱根登山鉄道に赴いたのは、「貨物電車モニ1形・車両基地撮影会」に参加するためです。
8月25日の夜、スマホを弄っていると、【箱根登山鉄道 ONLINE STORE】から完売していたアイテムが再入荷しましたのメールを受信、そのアイテムが「貨物電車モニ1形・車両基地撮影会」です。メールを受信して直ぐにアイテムを購入しました。
「貨物電車モニ1形・車両基地撮影会」、7月31日の10時に販売されたのですが、即時完売で購入することが出来ませんでした。再入荷を知らせるメール配信を登録したのですが、8月のコロナ感染・発症の悪夢で、「貨物電車モニ1形・車両基地撮影会」のことはすっかり忘れていました。因みに、9月3日の撮影会は10時00分開始と14時00分開始の2回開催されるのですが、私が購入したのは14時00分開始の回です。
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朝、大宮駅から上野東京ライン熱海行きのグリーン車に乗車しました。私が時計を見誤って、予定より1時間以上早く家を出てしまったため、写真を撮るわけでもなく大宮駅の構内をぶらぶらして次から次に来る列車を眺めていました。そうすると「TRAIN SUITE 四季島」が登場、間近で見るのは初めてで思わず一眼レフを取り出して撮影しました。
E001形「TRAIN SUITE 四季島」
いつもグリーン車に乗車するときは必ずビールロング缶を購入してから乗車するのですが、コロナ以降、どうも体調が本調子とは言い難く、アルコールを飲むと咳が止まらなくなったりするので、乗車後に一息入れて様子を見て(?)から車内で缶ビール350MLを購入して飲みました。コロナでビールの味が解らなくなっていたのですが、概ね味は元に戻りました。
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小田原駅に着いて時間が余っていたので、小田原駅の構内をぶらぶらして列車を眺めていました。
伊豆箱根鉄道大雄山線5000系
コデ以外の大雄山線の車両を撮影したのは、今回が初めてかも知れません。
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小田原駅で時間を潰したのち、箱根登山鉄道に乗車して撮影会が開催される入生田車両基地の最寄りの入生田駅に向かいました。入生田駅に着いても、まだ時間が余っていたので、しばらく箱根登山鉄道(小田急)の車両を撮影していました。
特徴ある三線軌条のポイント
標準軌は入生田駅から分岐して入生田車両基地に伸びています。
小田急1000形更新車
レーテッシュカラーの1000形未更新車の活躍は過去のものになろうとしています。
小田急MSE60000形
こっち側の顔(?)は、少し味気ないように思います。
小田急GSE70000形
実物を見たのは初めてでした。乗り鉄ではないのですが、珍しく乗ってみたくなる車両です。
後編に続きます・・・
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GAS MUSEUM [撮影日記]
6月19日(日曜日)
以前から、是非見てみたい展示がある「GAS MUSEUM」を訪れました。
前々日の夜から嫁さんの実家に居たので、朝、一眼レフを入れたカメラバッグを持って、嫁さんの実家から出向きました。嫁さんの実家からは気合を入れたら歩ける距離に「GAS MUSEUM」はあるのですが、猛暑の中、無理せずにクルマで出掛けました。
今回、「GAS MUSEUM」を訪れた理由は、以前から見てみたい展示のほかに、「鉄道と駅展」が企画展として4月29日から7月3日の期間開催されていることです。折角なので「鉄道と駅展」の開催期間中に訪れたいと考えました。
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ガス灯館
企画展はガス灯館2階での開催です。
「GAS MUSEUM」は基本的に撮影OKなのですが、企画展のみ撮影禁止となっています。
歌川広重(三代目)などの絵師による、今から150年前の鉄道開業当時の景色を伝える錦絵の数々、とても美しく、文明開化の息吹が感じられ感銘を受けました。
そして、鉄分が濃い私には、鉄道開業当時に輸入された10台の蒸気機関車の紹介がとても興味深かったです。
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ガス灯館でのガス灯点灯実演
ガス灯点灯実演は整理券配布による定員制でした。
ガス灯の歴史、ガス灯から電灯への転換、ガスの用途の変遷(灯から熱器具)などの解説を聞くことができました。
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以前から見たかった展示はコークガイドです。
鉄道車両ではなくガスの製造設備ですが、レールの上を動く機械なので興味がありました。
コークガイド
屋根上に集電装置の残骸(?)のような物が載っています。
どのように制御しているのか興味深いものがあります。
車輪とレール
標準軌よりは広いように見えます。
くらし館で展示されているコークガイドの模型
架線が張ってありコークガイドの集電装置を見ることができます。
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くらし館
とても紹介しきれないほどガスにまつわる展示があり、2時間弱、楽しく過ごすことができました。これだけのミュージアムが入館無料であることも嬉しいです。
また、興味のある企画展が開催される時に再訪したいと思います。
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ゲンコツ電車 [撮影日記]
6月11日(土曜日)
朝、武蔵野線に乗車して東松戸まで、東松戸で北総鉄道に乗り換えて西白井を目指しました。西白井に赴く目的は、『旧7000形車両見学ツアー』に参加するためです。北総鉄道訪問は今回が初めてとなります。
私は、この日に4回開催される見学ツアーの10:30~12:00の回に参加です。各回、募集人数は12人でした。
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今から18年ほど前のこととなりますが、大規模システム開発のJV(ジョイントベンチャー)プロジェクトのプロジェクトルームが京急線沿線にあり、数年間、プロジェクトルームにほぼ常駐していたことがありました。
多種多様な電車の走る京急線を眺めて通勤するのは楽しいものでしたが、その中でもひと際目を惹いた車両は北総鉄道7000形でした。フランス国鉄の電気機関車を彷彿とさせるΣ形の前頭部形状の電車が京急線内をかっ飛ばして走る姿は、とてもカッコよかったです。Σ形の前頭部形状で北総鉄道7000形は「ゲンコツ電車」の愛称で親しまれていました。
特徴的なΣ形の前頭部形状
北総鉄道7000形が2007年に引退したことは後日知りました。北総鉄道7000形の現役時代、京急線の撮影には訪れていますが、おそらく現役時代の写真は撮っていないと思います。
唯一、7001号が西白井駅構内でカバーで覆われた状態で保管されていて、今年になってカバーが外されて公開されました。
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『旧7000形車両見学ツアー』の模様です、
様々なヘッドマーク、サボ、幕の姿を写真に収めることができました。
大きな脚立も設置されていて、フェンス越しの写真撮影も可能でした。
運転席
貫通扉は外開き式
何より、12人という少人数の車両見学ツアーだったので、ゆったりと、落ち着いて写真を撮ることができて、大満足でした。スタッフの方の色々な裏話を交えたトークも面白く、十二分に楽しめました。
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ツアー終了後、西白井で昼食を摂ることにしました。鉄道写真撮影の時は中華を食べることが多いのですが、この日は中華以外が食べたい気分でした。西白井駅近くに寿司店があったので、そこに入店して昼食を摂りました。
注文したのはランチメニューの「にぎり1.5」と瓶ビール中瓶。久しぶりに、回転寿司以外の寿司を食べましたが、カウンターの向こうで職人さんが握ってくれた寿司、新鮮なネタでとても美味しく、特に鰯と鰹は絶品でした。値段もリーズナブルで大満足、とても幸せな気分に浸ることができました。
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昼食後、新鎌ヶ谷で少しだけ撮影しました。
京急600形
京成AE形
もっと粘って撮影しようかとも思いましたが、空模様が怪しくなってきたので、早々に撤収して帰路につきました。
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コロナ禍以降、鉄道イベントは有料・事前申し込み制で参加人数が限られるイベントが主流になってきました。参加人数が限られるため鉄道イベントが狭き門となったことは事実ですが、混乱や喧騒が起こり難くなったことは、私にとっては歓迎すべきことです。
今年は鉄道開業150周年、10月14日の「鉄道の日」に向けて、鉄道各社がどんなイベントを開催するのかが、とても楽しみです。
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西武・電車フェスタ2022 [撮影日記]
6月4日(土曜日)
池袋駅で、西武特急(Laview)「ちちぶ11号」に乗車して飯能を目指しました。最終目的地は西武池袋線の高麗駅です。
高麗駅に赴く目的は、武蔵丘車両検修場で開催される完全事前申込制の「西武・電車フェスタ2022」に参加するためです。西武鉄道のイベントは、横瀬車両基地、保谷電留線で開催されたイベントに参加したことはありましたが、武蔵丘車両検修場で開催されるイベントへの参加は初めてです。
001系Laview、とても快適な車両です。私が乗車したことのある車両で、001系Laviewに匹敵するくらい快適に感じられた車両は、大阪単身生活時代によく利用した近鉄21000系(更新車)アーバンライナーplusだけです。
池袋から飯能までは僅か38分ですが、特急料金を支払ってLaviewに乗車したのは、001系の贅沢な車内でビールが飲みたかったからです。
飯能駅から高麗駅までは「西武・電車フェスタ2022」開催に合わせて運転される臨時列車に乗車しました。臨時列車は近江鉄道塗色の101系での運行です。
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トラバーサーによる車両入換実演
車両検修場の内部でしか見ることのできない光景です。
西武6000系6001F
「西武・電車フェスタ2022」の直通ツアー列車が武蔵丘車両検修場に到着
6000系デビュー30周年記念ヘッドマーク
東京メトロ有楽町線・副都心線直通非対応の6001Fは新宿線所属ですが、池袋発のツアー列車として運行されました。
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イベント終了後、高麗駅で少し撮影しました。今回も(?) “AIサーボAF”で撮影中に、バッテリー切れとCFカードの“CELL FULL” をやらかしてしまい、納得のいく写真が撮れませんでした。
西武4000系
西武101系 近江鉄道塗色
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高麗駅での撮影後に仏子駅まで向かい、「西武・電車フェスタ2022」の直通ツアー列車の復路を撮影することとしました。
西武001系Laview
西武6000系6001F
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朝から(缶ビール以外は)飲まず食わずでしたが、「西武・電車フェスタ2022」の直通ツアー列車の復路を撮影後、仏子駅から飯能駅まで戻り、「ぎょうざの満州」で、もやしラーメンと焼餃子、そして生ビール2杯で幸せな気分になりました。
そして、更に幸せな気分になるべく、缶ビールを買い込んで、飯能始発の西武特急(Laview)「むさし38号」に乗車、帰路につきました。
「西武・電車フェスタ2022」、鉄分が濃い人向けというよりはファミリー向けのイベントという印象を受けましたが、久々に大規模イベントの活気を味わうことができました。
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初夏の極楽寺 [撮影日記]
5月22日(日曜日)
朝、ビールロング缶を買い込んで、大宮駅から湘南新宿ライン逗子行きのグリーン車に乗車しました。目的地は江ノ島電鉄極楽寺駅です。
極楽寺駅に赴く目的は江ノ島電鉄極楽寺検車区で開催される「江ノ電108号&305号ツーショット撮影会」に参加するためです。
昨今、コロナ禍の影響で有料・事前申し込み制の鉄道イベントが主流になってきました。
今年に入ってから、参加したいと思う有料・事前申し込み制のイベントが多々ありましたが、先着順受付、抽選制、いずれも全て敗退で、10連敗ほどの惨憺たる結果でした。
「江ノ電108号&305号ツーショット撮影会」は、私にとって、久しぶりに参加できる有料・事前申し込み制のイベントとなり、とても楽しみにしていました。
江ノ島電鉄(江ノ電)を撮影するのは、実に今回が初めてのことになります。江ノ電は子供のころから数多く乗車しています。近年では家族で鎌倉に遊びに行くときはクルマで江の島まで行って、江の島近隣の駐車場にクルマを駐めて、江ノ電で鎌倉方面に向かうことが多いです。江ノ電との付き合いはとても長いのですが、今まで江ノ電にカメラを向けたことはありませんでした。
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鎌倉駅で湘南新宿ラインを下車して、江ノ電の一日乗車券「のりおくん」を購入して、江ノ電で極楽寺駅に向かいました。
極楽寺駅到着は9時30分過ぎ、私が参加する撮影会は10時30分開始の回なので、かなり間が空きます。
そこで、駅周辺を散策して、極楽寺を訪れてみました。私は、神社仏閣を観て回る趣味はないのですが、新緑と静寂の中に佇む極楽寺の本堂を眺めていると、とても心に安らぎを感じることができました。
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305-355
江ノ電の顔です。外観はクラシカルですが、カルダン駆動、電気指令式ブレーキに更新されています。
108
「タンコロ」の愛称で親しまれています。自走可能な状態で保存されています。
撮影会のスタッフの方がサービス精神に溢れていて、1時間の撮影会、存分に楽しめました。とてもいい撮影会でした。
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撮影会終了後は一日乗車券「のりおくん」を活かして、途中下車して江ノ電を撮影しながら藤沢方面に向かいました。
龍口寺交差点
この景観を観ると軌道(路面電車)ですが、江ノ電は鉄道です。
10形
1000形
吊り掛け駆動で懐かしいモーター音を響かせてくれます。
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藤沢駅に着いて、無性に冷たいビールと焼餃子が食べたくなり、「餃子の王将」藤沢駅前店で、餃子よく焼き2人前、野菜炒め、生ビール2杯、かなり幸せな気分になることができました。
昼食後、再び、江ノ電に乗車して鎌倉駅まで戻り、横須賀線に乗り換えて逗子駅を目指しました。
逗子駅を目指す理由は、E235系への置き換えが進んでいるE217系を撮影するためです。E217系は私が大好きな電車ですが、今まで意識して写真を撮ったことがなかったので、今のうちに写真を撮っておこうと思った次第です。
E217系 付属編成
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ビールロング缶を買い込んで逗子駅始発の上野東京ラインのグリーン車に乗車、帰路につきました。
缶ビール片手に車窓を眺めつつ、好天に恵まれた初夏の日差しを浴びて過ごした、楽しい一日のことを振り返りました。そして次回は鉄道抜きで、江の島、鎌倉を楽しみたいとぼんやりと考えていました。
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静岡鉄道撮影記 [撮影日記]
5月14日(土曜日)
早朝、大宮駅から上野東京ライン熱海行きのグリーン車に乗車しました。目的地は静岡鉄道長沼駅です。
静岡鉄道に赴く目的は「グランシップ トレインフェスタ2022」にあわせて長沼車庫で展示される「デワ1」を撮影するためです。静岡鉄道「デワ1」は長年、実物を見てみたいと考えていた車両です。今回、長年の夢を叶えるべく(?)、初めて静岡鉄道を訪問しました。
当初、5月14日は秩父鉄道の「わくわく鉄道フェスタ」に参加するつもりでした。昨年の「わくわく鉄道フェスタ」で秩父名物ホルモン焼きを肴に秩父の地酒、秩父ワイン、秩父地ビールをたくさん飲んで、昼間から幸せな気分になれたので、今年も参加することを目論んでしました。
しかし、長沼車庫で「デワ1」が展示されることを知って、急遽、予定を変更した次第です。
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熱海駅で一旦、改札を出てJR東海の切符を買って再度入場して、草薙駅まで向かいました。草薙駅まで乗車した車両は313系8000番台でした。中京地区の有料定員制快速列車「セントラルライナー」に使用されていた313系8000番台、転換クロスシートの車内はとても快適でした。
草薙駅で静岡鉄道に乗り換えて、長沼駅を目指しました。草薙駅から乗車したA3000形、モダンで斬新なデザイン、とても好ましい車両でした。
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デワ1
サイドごとに社紋(ロゴマーク)が新と旧となっています。レストアされてとても綺麗です。
直前まで雨が降っていたせいか、最初は庫内で展示されていましたが、天気が回復したので庫外に出てきました。
1000形
1000形車両運転体験で使用された編成です。サイドは東急7200系と瓜二つです。
A3000形
全7色のラインナップ中、6色を撮影できました。ピンクも運用に入っていたのですが、撮り逃がしてしまいました。
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この日は大宮から熱海のグリーン車内で、往路で焼きそばパンを1つ食べて、往路復路ビールロング缶を1缶ずつ飲みましたが、時間がなくて午後8時過ぎまで十分な食事を摂りませんでした。
さすがにお腹が空いたので、地元に戻っての帰路「餃子の王将」に立ち寄り、餃子よく焼き2人前、エビチリ、生ビール2杯で一息ついて、一日を締めくくりました。
往復で8時間以上列車に乗っていましたが、不思議とあまり疲れは感じませんでした。長年、見たいと思っていた車両を見ることができて、私的には充実した一日となりました。
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