所沢~川越 [撮影日記]
11月4日(月曜日・振替休日)
大宮駅始発(08:53)の「普通むさしの号」八王子行きに乗車して中央線方面に向かいました。目指す目的地は所沢です。「普通むさしの号」、3年前に乗車したときは大宮駅で満席にはなりませんでしたが、今回は大宮駅で満席になり座れない人がいました。「普通むさしの号」の人気の高さが窺えます。
新秋津駅で下車して秋津駅で西武池袋線に乗り換えて所沢に向かいます、
私は週5日のうち、4日がテレワークで1日がオフィスに出勤です。出勤日は火曜日なので月曜日が休日のときは、できるだけ外出しないで家でのんびりと過ごすことにしているのですが、どうしても所沢で見たいものがあり出掛けることとしました。
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西武鉄道山口線、現在では案内軌条式鉄道の路線となっていますが、かつては軌間762mmの軽便鉄道でした。通称「おとぎ電車」、この通称から遊園地の遊戯鉄道が連想されますが、れっきとした地方鉄道法に基づく地方鉄道でした。
小型の蓄電池機関車が客車を牽引する列車が、西武遊園地⇔ユネスコ村を走っていました。私は1960年代、小学生だった頃、何度も乗車したことがあります。自転車くらいの速度で走る開放型客車に乗って、風を浴びながら多摩湖周辺の風景を眺めるのは心地よいものでした。1972年からは蒸気機関車が牽引する列車も運行されていましたが、私は残念ながら蒸気機関車牽引の列車に乗車する機会はありませんでした。
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9月24日に西武所沢工場の跡地に「エミテラス 所沢」が開業しました。そして、「エミテラス 所沢」に「おとぎ電車」でかつて活躍した蓄電池機関車が10月17日に設置されたというニュースが流れました。
今回、所沢に赴いて見たかったものは「おとぎ電車」の蓄電池機関車です。
B10形(B15)「おとぎ電車」の蓄電池機関車
この機関車を前にして小学生時代のいにしえの記憶が甦りました。こんな機関車がのんびりと列車を牽引していた時代、佳き時代だったと思います。
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「おとぎ電車」の蓄電池機関車を眺めて写真を撮った後、西武新宿線に乗車して本川越駅に向かいました。
川越には「川越まつり」を見るために今までに3回訪れたことがあるのですが、実は川越の象徴的な観光スポットである「時の鐘」や「蔵造りの町並み」を見たことがありませんでした。
そんなわけで、この機会に川越の街を歩いてみようと思った次第です。
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本川越までの途中駅で下車して西武新宿線を走る電車を撮影しました。
2000系
界磁チョッパ制御車、西武の黄色い電車はかなり数が減りました。
30000系「スマイルトレイン」
憎めない顔です。
10000系「ニューレッドアロー」(NRA)
5月に新宿線特急10000系の置き換えが発表されました。後継車両はロングシートとクロスシート転換可能なデュアルシートを備えた通勤形車両になる可能性が高いと思います。
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本川越駅に降り立ったのが午前11時頃、早速(?)、クレアモールにある「目利きの銀次」で、海鮮の切り落とし刺し、いわし丸干し炙り焼、串焼き盛り合わせ(塩)を肴に生ビール中ジョッキを2杯飲んで幸せな気分になりました。
幸せな気分になったところで、「時の鐘」、「蔵造りの町並み」を目指して歩き始めました。
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川越の街は観光客で大変な賑わいでした。場所によっては前に進むのが困難なほどの人混みでした。
若い女性のグループが目立ちました。そして、アジア系外国人が多かったです。先月の「川越まつり」のときは、白人系外国人が多かったので意外な感じを受けました。
この日は朝方はとても寒く、今年になって初めて長袖シャツの上にブルゾンを着ました。しかし、昼間になると気温が上昇して、川越の街を歩き回ると汗びっしょりになってしまいました。
あまりの人出の多さに落ち着いて川越の街を見ることができませんでした。もう一軒寄って、お酒を飲むことも考えたのですが、どの店も混雑していたので断念して帰路につきました。
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川越が小京都と呼ばれる風情を持つ街であることを再認識した一日でした。しかしながら、観光客のあまりの多さには少し引いてしまったのは事実です。
次回、川越の街を訪れるのは、観光客は少ないことを期待して平日に訪れてみたいと思う次第です。
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