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実は・・・ [つれづれ日記]

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実は・・・
新型コロナウィルスに感染、発症して自宅療養をしていました。

4回のワクチン接種、マスク、手洗い、うがいを徹底していたのですが、感染を防ぐことはできませんでした。

まん延防止等重点措置解除後は週4日がテレワーク、週1日が電車で都内のオフィスに出社という勤務形態です。出社するときは混雑した電車に乗りたくないので最寄り駅を5時40分台の電車に乗車、オフィスの最寄り駅のコーヒーショップでモーニングを食べて1時間以上時間をつぶしてから、オフィスに向かっていました。帰宅時は、やはり混雑した電車には乗りたくないので大回り乗車でグリーン車を利用するのが、最近の生活パターンでした。どこで感染したのかは心当たりがありませんが、強いてあげれば出社日の朝に立ち寄ったコーヒーショップかも知れません。

コロナウィルス感染症、酷かったです。コロナは単なる風邪や季節性インフルみたいな発言や報道が見受けられますが、そうではないことを、コロナの怖さを身をもって体験しました。

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8月4日(木)
この日はテレワーク。
コロナ禍以降、毎朝、体温を測定して会社に報告しなければならないのですが、朝の体温は36.2℃。因みに、私の平熱は35.8℃~36.2℃です。

朝起きると少し喉が痛い。喉の痛みはエアコンの風に当たって寝ていたせいかなと思う。とりあえず、うがい薬でうがい。

夕方、喉の痛みが増し、身体が熱っぽい感じになる。体温を測ると37.6℃。市販の風邪薬を飲む(全く効かなかった)。


8月5日(金)
朝起きると猛烈に喉が痛く、咳が酷く、体が熱く、頭痛がして背中が痛い。体温を測ると38.8℃。
会社には休む旨をLINEで連絡(この日も本来はテレワーク)。

市のホームページで自宅に近い発熱外来を調べ、2つのクリニックに絞って電話受付開始の9時00分から電話を掛ける。AクリニックとBクリニックを交互に5~15回程度の発信を繰り返したましたが、電話はほとんど繋がらず、たまに繋がっても話中。Aクリニックは169回目のコールで繋がりましたが、既にこの日の発熱外来予約は満員で終了。Bクリニックは89回目のコール(午前9時14分)で繋がり、発熱外来の夕方の時間枠を予約することが出来ました。

予約したクリニックは自宅から500m程度のところにあるのですが、発熱外来はクリニックの駐車場に駐めたクルマの中で診察するとのことで、クルマで出掛けました。

クルマのドア越しで問診表記入と問診、パルスオキシメーターでSpO2(動脈血酸素飽和度)の測定、PCR検査の唾液採取を終えて、薬を処方してもらいました。

PCR検査センターは感染者の急増で検査に時間が掛かり、検査結果が出るまで最大3日掛かるかも知れないと伝えられました。

薬は薬局の薬剤師さんがクリニックの駐車場に駐めたクルマまで届けてくれました。薬剤師さんは(無論?)私が4回目の新型コロナウィルスワクチンを接種したことは知っていて、4回目はいつでしたかと訊かれました。8月1日ですと答えると、「ワクチンの抗体ができるのには1週間から2週間かかるから・・・」とのこと。

処方された薬は6種類、抗生物質、痰を切る薬、咳をしずめる薬、解熱剤、炎症を緩和する薬、胃薬でした。カロナール(解熱剤)が全国的に不足とのことで、他の解熱剤が処方されたのですが、その解熱剤は胃に負担がかかるので胃薬も処方とのことでした。

夕食後に処方された薬を飲み、就寝前の体温は38.9℃、以前、万一に備えて購入しておいたパルスオキシメーターで測定したSpO2は94でした。SpO2は、この時の94が最低でした。相変わらず、喉の痛みと咳が酷く、痰も絡んでいて全く切れません。咳のし過ぎで腹筋が痛くて、横になると余計に苦しかったです。

夜、老義母の介護で別居している嫁さんが自宅マンションの駐車場まで来て、私と同居している息子をクルマに乗せて、食料品、飲料、万一の電池切れに備えて体温計を買い出しに。嫁さんはマンションの部屋に入らず、玄関で息子から買い出し品を受け取り、息子は嫁さんと一緒にクルマで嫁さんの実家に向かいました。

因みに、私と息子は普段から夕食に「宅食」を食べているので、自宅療養になっても食料品確保の心配はあまりありません。


8月6日(土)
朝、体温は36.7℃。解熱剤により熱は下がっているが、体は熱っぽいというか熱い。
相変わらず、喉の痛みと咳と痰が酷い。

この日から朝昼晩、体温とSpO2を測定して、記録を残すことにしました。

味覚がおかしくなり、何を食べても塩辛く、塩味しかしない。カップヌードルのノーマル、シーフード、みそ、カレーのどれを食べても同じ味しかしない。

更に、嗅覚もおかしくなり、常にトイレの芳香剤に酢酸を混ぜたような変な臭いがするようになりました。

食欲は普通にありましたが、お腹いっぱいまでご飯を食べる気力がなくなり、常に空腹状態という感じです。


8月7日(日)
朝、嫁さんの実家から息子が帰宅。息子は朝起きると喉が痛かったので、急遽帰宅したとのこと。息子が帰宅したときに体温を測定するが、この時点では平熱でした。息子はスーパーで買ってきたコロナの抗原検査キット(研究用)で感染しているか判定して、結果は「陰性」でした。

朝の体温は36.7℃。解熱剤により熱は下がっているが、体は熱っぽいというか熱い。
相変わらず、喉の痛みと咳と痰が酷く、昨日と症状に差はない。

午後、Bクリニックから電話があり、PCR検査の結果は「陽性」とのこと。

息子は発熱して顔が真っ赤、喉の痛みと咳が酷い。保健所に電話して休日診療してくれる発熱外来をいくつか紹介を受けるが、どこも予約満員で受診できず。息子の体温は38℃台後半まで上昇。

夜、私のスマホに保健所からのSMSが着信。SMSの内容は、コロナ感染者等状況把握・管理システム(HER-SYS)の利用登録などの案内。2通目のSMSでは、65歳以上全員にパルスオキシメーターが貸し出されるなどの案内。

就寝しても咳が止まらず、咳のし過ぎで腹筋が痛くて寝付けませんでした。


8月8日(月)
朝の体温は36.2℃。解熱剤により熱は下がっているが、体は熱っぽいというか熱い。
相変わらず、喉の痛みと咳と痰が酷く、昨日と症状に差はない。
味覚は元に戻りましたが、嗅覚は相変わらずおかしく、変な臭いに悩まされています。

私のスマホに保健所からのSMSが着信、SMSの内容は療養期間の案内。発症日が8月4日で自宅療養解除予定日は発症日から10日目の8月14日、解除予定日の翌日15日午前0時をもって自宅療養終了とのこと。

息子の体温は39.1℃まで上昇、顔が土気色で真っ黒で見ていてかなり心配な状態。息子は居住区、隣接区の発熱外来に電話を掛け続けていますが、この日も予約を取ることが出来ず。


8月9日(火)
朝の体温は36.8℃。解熱剤により熱は下がっているが、体は熱っぽいというか熱い。
相変わらず、喉の痛みと咳と痰が酷く、昨日と症状に差はない。
嗅覚は相変わらずおかしい。

保健所からのレターパックが届く。レターパックの中身はパルスオキシメーターと「自宅療養の手引き」。パルスオキシメーターは持っていたので、届いたものは使わない。

息子は熱が38℃台まで下がったが、顔全体が目の下のクマのように真っ黒。咳が酷くて腹筋が痛いとのこと。息子は私と違い大柄で逞しいのですが、顔が二回りくらい小さくなった感じ、

この日も、息子は居住区、隣接区の発熱外来に電話を掛け続けていましたが、予約を取ることが出来ず。


8月10日(水)
朝の体温は36.6℃。解熱剤により熱は下がっているが、まだ体は熱っぽい。
喉の痛みは治まり、咳と痰は少しだけ改善される。

会社のルールに従い、会社が指定したクリニックに午前午後の2回健康状態を報告すること条件に、今日からテレワークに復帰。夏休みを8月12日・15日・16日に申請していたので、本日のテレワークを終えると、次の勤務(テレワーク)は8月17日(水)となります。

この日も、息子は居住区、隣接区の発熱外来に電話を掛け続け、やっと私と同じBクリニックの発熱外来の予約を取ることが出来ました。息子は発熱外来の予約を取るまでに4日間で1000回くらいコールしたと思います。

息子が処方された薬は基本的に私と同じでしたが、解熱剤がカロナールで胃薬は処方されていませんでした。

PCR検査センターは感染者の急増で検査に時間が掛かり、息子のPCR検査結果が出るのは8月15日(月)となるかも知れないとのこと。

・・・

8月12日(金)
この日は夏休み(1日目)。
朝の体温は36.5℃。解熱剤により熱は下がっているが、まだ体は少し熱っぽい。
喉の痛みはかなり治まったが、相変わらず咳が出て、痰も絡んでいる。
嗅覚も元に戻った感じ。

この日の昼食後で処方された薬、一週間分を飲み切ることになる。解熱剤を飲んでいても平熱よりも体温が高いので、薬を飲まないと再び発熱しないかが不安。

息子は解熱剤で熱は一気に下がったが、咳がとても酷い。

夜の体温は36.9℃。解熱剤を飲まなくなっても37℃台にならなかったので少し安心。

・・・

8月14日(日)
朝の体温は36.6℃。時々、体が熱っぽい感じがする。
喉の痛みは治まったが、相変わらず咳が出て、痰も絡んでいる。

本日で療養解除。咳と痰の症状が続いているので、これで療養解除してよいのか少し疑問。明日、明後日は夏休みを取得しているので、極力、外出はせずに自宅で大人しくしているつもり。

息子は相変わらず咳がとても酷い。


8月15日(月)
午前0時をもって自宅療養解除。
朝の体温は36.5℃。ほぼ体が熱っぽい感じはしなくなった。
回数はかなり減ったが相変わらず咳が出て、痰も少し絡んでいる。

息子に、Bクリニックから電話があり、PCR検査の結果は「陽性」とのこと。
息子は相変わらず咳が酷い。

私はコロナウィルス感染症発症後、初の外出。クルマを運転して、溜まりに溜まった私と息子の洗濯物をコインランドリーで洗濯、ドラッグストアで食料品、飲料の購入に出向きました。

因みに、私は高校3年の時から外出時には、たとえ近所でも必ずオーデコロンをつけるのですが、オーデコロンの香りがせずにアルコールの刺激臭しかしませんでした。嗅覚は完全には戻っていませんでした。

私はコロナウィルス感染症発症後に体重が2kg減少して、BMI=17.6となりました。咳を1回すると2kcal消費するとのことなので、10日間咳が続けば2kg減少は当たり前なのかも知れません。


8月16日(火)
朝の体温は36.5℃。時たま、体が熱っぽい感じがする。
咳は飲食で喉を刺激したりしない限り出なくなった。但し、一旦、咳が出始めると続くことあり。
痰は若干絡んでいるが、気にはならないレベル。

息子のスマホに保健所からのSMSが着信、SMSの内容は療養期間の案内。発症日が8月7日で自宅療養解除予定日は発症日から10日目の8月17日、解除予定日の翌日18日午前0時をもって自宅療養終了とのこと。
息子は少しだけ咳が楽になってきた模様。


8月17日(水)
朝の体温は36.4℃。時たま、体が熱っぽい感じがする。
咳は飲食で喉を刺激したりしない限り出ない。
痰は若干絡んでいるが、気にはならないレベル。

夏休みが明けて、8月10日以来のテレワーク。


8月18日(木)
朝の体温は36.2℃。時たま、体が熱っぽい感じがする。
咳は飲食で喉を刺激したりしない限り出ない。
痰は若干絡んでいるが、気にはならないレベル。

息子の自宅療養期間が終了したので、夕食時に二人でビールを飲む。私がビールを飲むのは8月4日以来、これだけ休肝日が続いたのは25年前に麻疹になったとき以来のことです。

普段から愛飲しているアサヒスーパードライを飲むと “苦い!”、粉薬のような苦さで、ビールの旨味が全く感じられません。ビール党の私にはとても辛い。味覚も完全には戻っていませんでした。。

因みに、息子はコロナウィルス感染症発症後に体重が3kg減少して、顔も体もほっそりしました。

・・・

8月21日(日)
朝の体温は36.4℃。時たま、体が熱っぽい感じがする。
咳は飲食で喉を刺激したりしない限り出ない。
痰は若干絡んでいるが、気にはならないレベル。
味覚、嗅覚はやはり少しおかしい。ビールは相変わらず苦く、昨晩食べたケンタッキーのオリジナルチキンも苦い。


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そして、今、この記事を記しています。

私は高齢者ですが重症化しなかったのは幸運だったと思います。発症の翌日に発熱外来を受診できて解熱剤の処方により、高熱を下げることができたのが大きかったと思います。もし、あのまま39℃近い熱が続いていたらと思うと怖ろしいです。

息子はぎりぎり20代ですが、若い世代でもコロナウィルス感染症は怖いものであることが息子の傍らに居て解りました。息子はどんどん痩せていき、顔が真っ黒になったので、常にSpO2を測定させていました。

発熱外来の予約を取ることが、大物ロックバンドのプラチナチケットをゲットするよりも難しい状況。発熱患者は発熱外来を受診しないとPCR検査が受けられない。PCR検査結果が「陽性」でないと行政の支援は受けられない。これでは、コロナウィルスに感染しても、適切な医療とサポートを受けられる人は、感染者のごく一部であることが容易に想像がつきます。

そして、コロナウィルス感染症の経口抗ウィルス薬の流通量は極端に少なく一般には流通していません。したがって、コロナウィルス感染症を発症しても処方された解熱剤などを飲んで、耐え忍ぶしかありません。

これでは基礎疾患ありの感染者や高齢者の感染者が重症化して、場合によっては命を落とすのは当然に思えてしまいます。

世の中では、コロナの5類への見直し、ワクチンの有料化などが叫ばれていますが、全くもって時期尚早だと思います。

発熱患者の誰もが迅速にPCR検査を受けることが出来る医療体制が整い、コロナウィルス感染症の経口抗ウィルス薬の流通量が確保され一般的に処方されるようになるまでは、5類に見直しなどはあり得ないと思います。

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私はこれからも、マスク、手洗い、うがい、テレワークなどのコロナ感染対策を無論、続けていきます。

そして、今後も新型コロナウィルスワクチンを接種するつもりです。


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新型コロナウィルスワクチン接種(4回目) [つれづれ日記]

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本日(8月1日)、新型コロナウィルスワクチン接種の4回目に行ってきました。

1回目~3回目はファイザー社ワクチンが接種できる集団接種会場で接種しましたが、4回目はファイザー社ワクチンが接種できる集団接種会場では予約を取ることができず、初めて個人のクリニックでの接種となりました。

予約時刻が15時なのでテレワークは14時で切り上げです。コロナウィルスワクチン接種は非常時休暇の扱いとなり、就業免除となります。

大宮区にあるクリニックにクルマで向かったのですが猛烈な暑さでした。途中、与野本町付近をクルマで走行しているとき、クルマの外気温計は42.5℃を示しました。思わず、路肩にクルマを駐めて写真を撮った次第です。

因みに、今まで外気温計が示した最高温度は2年前の40.5℃でしたので、大幅な記録更新となりました。

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クリニックの入り口に非接触型体温計があるのですが、私が顔をかざすと37.9℃で見事ブザーが鳴ってしまいました。そして、看護師さんがおでこで体温を測ってくれましたが、やはり37.7℃でした。家を出る際に測った体温が36.2℃だったことを伝えるとワクチン接種を受け付けてくれました。

因みに、続々とワクチン接種を受ける人がクリニックを訪れましたが、軒並み非接触型体温計のブザーが鳴っていました。非接触型体温計、酷暑では正しい体温を測ることができないのだと思います。

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ワクチン接種が終わって約4時間が経過しましたが、副反応は感じられません。副反応が軽いことを期待してファイザー社ワクチンを選択したので、今のところは期待通りです。

クーポン券に同封されていたファイザー社ワクチン用の説明書には “過度の飲酒は控えてください” と記されていますが、今日はお酒は一滴も飲まないようにします。

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第7波の到来で、会社関係でも感染者が急激に増加しています。特に行動制限などの対策がとられていないため、これからお盆休みに向かって感染者は増えていくと思います。

4回目のワクチンを接種したからコロナに感染しなくなることはありませんが、万が一感染しても軽症で済むことを期待したいです。

当たり前のことですが、マスク、手洗い、うがいを欠かさない、テレワークで混雑した通勤電車を避けるなど、コロナに感染しないための対策を徹底して自分を守るしかありませんね。。。


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