国鉄ホキ800形ホッパ車さよなら撮影会 [撮影日記]
6月5日(土)
いつものように(?)、早朝、嫁さんの実家を抜け出して、関東鉄道常総線水海道駅を目指しました。水海道までの経路は、国分寺から中央線で西国分寺まで、西国分寺から武蔵野線で南流山まで、南流山からつくばエクスプレスで守谷まで、守谷で常総線に乗り換えです。
水海道駅に赴く目的は、「国鉄ホキ800形ホッパ車さよなら撮影会」に参加するためです。
前代未聞(?)、貨車の有料撮影会。午前の部、午後の部、各々定員50名、私は午前の部に応募して当選しました。因みに、当選倍率は2.3~2.4倍とのことでした。関東鉄道の元国鉄ホキ800が小湊鉄道に譲渡されるため、今回の撮影会は関東鉄道でホキ800を見ることができる最後のチャンスとなります。
撮影会では、ディーゼル機関車DD502とホキ800を連結して、往年の工事列車の姿が再現されることが、応募の決め手となりました。
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キハ310形 315+316
水海道駅⇔水海道車両基地(撮影会場)の臨時列車に使用されました。
モーターカー
東京メトロ→東葉高速鉄道→関東鉄道の経歴の持ち主です。
DD502
1956年製造、液体式(トルクコンバータ)・ロッド式ディーゼル機関車。値段200万円で当機の売却先を募集しています。未整備のため、残念ながら自走不可です。
特徴あるサイドロッド。自走不可ですが、モーターカーによる牽引走行でサイドロッドの動きを見ることができました。
DD502+ホキ800X2
ホキ800
長年、鉄道車両の写真を撮っていますが、貨車単独の写真を撮影したことは数えるくらいしかありません。
車両基地では展示車両以外に、こんなものも見ることができました。
キハ2401
昭和40年代~60年代の旧塗装に復刻されています。
旧いモーターカー(?)
モーターカーは新旧交代でしょうか。
撮影会終了後は再び臨時列車に乗車して水海道駅に戻りました。
水海道駅に戻ったあとは、常総線で下館まで、下館から水戸線で小山まで、小山から東北本線に乗って小金井を目指すことにしました。
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小山駅で一旦改札を出て、改札口前の日高屋で日高屋名物の「バクダン炒め」と「焼餃子」をつまみながら、中ジョッキを2杯飲んで、昼間から幸せな気分に浸ることができました。
小金井に向かった理由は、駅から遠くないところにある日酸公園に クモエ21 が保存されているからです。現存する数少ない17m国電 クモエ21 が小金井に保存されていることを知り、機会があればぜひ見に行きたいと.、前々から考えていた次第です。
小金井駅の改札を出て、スマホのGoogleマップを頼りに歩き始めたのですが、スマホの地図上のガイドが解り難く、駅前の交番で "古い電車がある公園" と尋ねると、地図を示して丁寧に場所を教えてもらえました。
クモエ21001
大正15年から製造された、鉄道省(国鉄)30系電車の数少ない生き残りの1両です。両運転台の救援車に改造されています。屋根付きで保存状態は良好です。
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日酸公園での撮影を終えて、小金井駅始発の東北本線(宇都宮線)のグリーン車に乗車して帰路に就きました。
コロナでグリーン車の車内販売が中止されているので、どこかでビールを買い込んで乗車しようと考えたのですが、小金井駅周辺にはコンビニが見当たらず、車内でビールが飲めなかったことが心残りとなりました・・・
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