ディーゼル車 [つれづれ日記]
ディーゼル車のタイトルですが、私の好きな「鉄」の気動車の話ではありません。。。
先日、愛車をディーラーに1年定期点検に出しました。早いもので、前の愛車E87からF20に乗り換えて4年が経ちました。
点検の予約電話の際に、代車の車種を何にするか訊かれました。私は今まで代車で2回乗って、乗り慣れている (?)、電気自動車のi3 を指名しました。
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ところがディーラーに赴くと、何故か代車は2シリーズ グランクーペが用意されていました。モデルは218d、FF、2Lのディーゼル・エンジン搭載車です。2シリーズ グランクーペの車高の低い4ドアクーペのフォルム、なかなかカッコイイです。
ディーラーから自宅との往復、15km弱の距離を運転しただけですが、運転した感想を少し記してみます。
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ディーゼル・エンジン搭載車を運転するのは、生まれて初めてでした。
興味深いことに、2シリーズ グランクーペのディーゼル・エンジン搭載車はガソリン・エンジン搭載車のFFモデルが採用している7速DCTではなく、8速AT(トルコン)でした。10年ほど前にVWゴルフのDCT車(VWではDSGの呼称)を試乗した際、トルコン車のクリープ領域に相当する極めて低速域での、クルマの微妙な挙動にかなり違和感があったので、できれば最新のDCT車に乗って、DCTの進化の度合いを確かめてみたかったです。
ステアリングは適切な重さに感じられました。ステアリングの操舵感には高い剛性感が感じられて、握りが太いことも剛性感にプラスに作用していると思いました。曖昧さのないダイレクト感のある硬質でシャープな操舵感は、とても好印象を持ちました。
エンジンはガソリンではなく、やはりディーゼルだなぁ・・・、と強く意識させられました。BMW車の美点とも言える、清らかに小気味好く、高回転までストレスなく回るエンジンというには、残念ながら遠い感じがしました。
加速時、アクセルを踏み込んだ時のディーゼル・エンジン特有のエンジン音、アクセル・ペダルを踏む右足に伝わるざらついた細かい振動など、ガソリン・エンジン搭載車とはかなり違うというのが正直な印象です。
ATのセッティングによるものと思いますが、引っ張らずに低い回転域で小刻みにシフトアップするため、ディーゼル・エンジンらしいと表現されるトルクの豊かさは、あまり肌では感じられませんでした。
総じていえば、ディーゼル・エンジンには好印象を持ちませんでしたが、2シリーズ グランクーペの内外装、質感、とても良い印象を持ちました。F20とは明らかに1ランク上のクルマでした。
まあ、代車なのでFFになったBMWのハイスピード領域での旋回性能がどんなものかを、確かめることはしませんでしたが・・・
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今のところ F20 を乗り換えるつもりはありません。但し、内燃機関搭載車が買えなくなる日が来るのなら、その前にクルマを乗り換えたいと漠然とは考えています。
もしも次に乗り換える時、検討するクルマは国産車、ドイツ車、フランス車などから、幅広く選びたいとは考えています。
しかし、今回、短時間ですが、2シリーズ グランクーペの硬質な乗り味に触れてみて、次もドイツ車がいいかもと妄想を膨らませてしまう自分が居ました。あくまでも、妄想ですが・・・
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