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魅惑の鉄道車両(第51回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第51回は国鉄EF64形37号機です。

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2009年7月20日 大宮駅

EF64 0番台の最後の1両となっていたEF6437、昨日、2月4日の甲府から高崎への単機回送を最後に現役を引退、高崎車両センターで保管されるとの報道がありました。

中央東線の貨物列車を牽引していたJR貨物所属のEF64 0番台は、まだ私が銀鉛カメラを使っていた時代に頻繁に撮影した被写体です。無骨な山男といった風情のEF64 0番台が重連で活躍する姿は、往年の碓氷線のEF63を彷彿とさせて魅力的でした。

JR東日本高崎車両センターに所属の37号機は、定期運用を持たず臨時列車の牽引に使用されていました。そして、2003年に37号機は青とクリームのツートンカラーから茶色一色、いわゆる茶釜に塗色変更されて、注目を集めるようになりました。碓氷線の廃線直前に復活した茶色のEF63を思い起こさせる出で立ちです。EF64 0番台が今までに一度も纏ったことがなかった塗色でしたが、山男の無骨さが一層際立った感じがして、私には好ましいものでした。

さらに37号機が注目を集めたのは、2009年3月から1年間、38号機ともに高崎車両センターから長岡車両センターに転属して、寝台特急「あけぼの」でブルートレインの先頭に立ったことです。

EF64 0番台がブルートレイン先頭に立つのでさえ違和感ありありですが、まして茶釜がヘッドマークを付けてブルートレインの先頭に立つとは夢にも思いませんでした。

長岡車両センターから高崎車両センターに戻った37号機は、再び臨時列車の牽引に使用されていました。そして、2019年には塗色が茶色一色から本来のEF64 0番台の塗色である青とクリームのツートンカラーに戻されました。

残念ながら、青とクリームの塗色に戻されてからの37号機を撮影する機会はありませんでした。

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私は有給休暇消化のために2月4日は休みを取ることをi以前から決めていました。そして、2月4日が37号機のラストランとなる情報はスジを含めて、SNSを見て知ってはいました。しかし、37号機の撮影には行きませんでした。

昨今、撮り鉄がいわゆるネタに群がって集結して、各地で大暴れしていることが、たびたびニュースで報じられています。37号機のラストランもかなりヤバイと考えて敬遠しました。

その代わり、ひっそりと別のものを撮りに出掛けた次第です・・・

ファンとしては、高崎車両センターで37号機が末永く保管されて、イベントなどでその姿を見せて欲しいと思います。。。

★★★引退は誤報だったようです


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