美しい映画の記憶 [つれづれ日記]
私は基本的に、あまり映画を観ません。余程、観たい作品と思わない限り、映画館に足を運ぶことはないです。そんなわけで映画のBlu-ray・DVDも数枚しか持っていません。
しかし・・・
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今から38年前の秋、「ロミオとジュリエット」(1968)のテレビ放映を観ました。観た時期を鮮明に記憶しているのは、私が人生で何度目かの(?)失恋をしたばかりの時だったからです。
それまで、「ロミオとジュリエット」の物語を全く知らなかったのですが、失恋直後の我が身には、この映画、かなり堪えた記憶があります。
そして、それ以来、「ロミオとジュリエット」、とても美しい映画という印象を38年間、持ち続けていました。
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あまり映画を積極的には観たいと思わない私ですが、何故か無性に「ロミオとジュリエット」を再び観たくなり、先日、Bru-rayを購入。コロナ第3波到来で自宅引きこもりの、勤労感謝の日の三連休に観ました。
38年ぶりの「ロミオとジュリエット」、記憶に違わず、美しい映画でした。
衣装、街並み、風景、映像、ロミオとジュリエットの台詞・声、そしてニーノ・ロータの音楽、そのどれもが眩いほどに美しいです。ロミオを演じた「レナード・ホワイティング(出演当時16歳)、ジュリエットを演じたオリビア・ハッセー(出演当時15歳)、すべての人が嫉妬を感じるのではないかと思うほどの若さが、更にこの映画の美しさを際立たせています。
とりわけ、布施昭さんの奥様になられた、オリビア・ハッセーは可憐で、神々しいほど、眩暈がするほどに美しいです。まさに美の女神です。。。
物語は死に彩られたものですが、この映画を観てロミオとジュリエットの運命の悲惨さをあまり感じさせません。レイナード・ホワイティングとオリビア・ハッセー、若き二人の、燃え上がる生命の輝きを放つような演技が、そのように感じさせない理由なのかも知れません。
38年前と今、私が置かれている家族関係、人間関係、環境は全く異なります。もちろん、私自身も大きく歳を取りました。。。しかし、38年ぶりに「ロミオ・ジュリエット」を観て、自分の心の琴線に触れた記憶は、いくら歳月を経ようと変化することなく、心の中に在り続けると実感しました。
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Blu-ray・DVDを購入したまま、放置状態で観ていない映画もあります。そして、いにしえの名画、見逃した映画で、購入して観てみたい作品、実はたくさんあります。
今まで、あまり映画を観てこなかった私ですが、with コロナで家に居る時間が増えた今、自分のプライベートな時間を映画を観て過ごすことも考えたいと思う次第です。。。
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車両基地まつり in 横瀬 [撮影日記]
11月8日(日)
朝、池袋発8時30分の西武鉄道の特急「ちちぶ 7号」に乗車して、横瀬を目指しました。001系 Laviewに乗車するのは初めてです。001系 Laviewの車内はとても上質で快適な空間でした.。10000系 NRAとは隔世の感があります。
横瀬に赴く目的は、「Laview ブルーリボン賞受賞記念 車両基地まつり in 横瀬」に参加するためです。
今年の「車両基地まつり」はコロナ対策により完全事前申し込み制、時間入替制でした。先着順で配布された電子入場券を持っていないと入場できません。電子入場券は午前の部、午後の部で各1,000枚配布、1枚の入場券で最大4名までが入場可能でした。
横瀬車両基地の訪問は、2010年3月28日の「E31形電気機関車 さよならイベント」以来です。それ以降、西武鉄道の車両を撮影したことは(おそらく)無いです。
イベントはコロナ対策として、横瀬駅から横瀬車両基地会場までの入場、退場が一方通行、受付で検温と手指消毒、飲食・休憩コーナーはなしでした。
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「Laview ブルーリボン賞受賞記念 車両基地まつり in 横瀬」と銘打ったイベントでしたが、私がイベントに参加した目的は001系 Laviewではなく、西武鉄道のいにしえの車両、特に電気機関車を久しぶりに見ることでした。
クモハ355
いにしえには強い(?)私ですが、さすがにこの塗色の電車は記憶にありません。因みに電気機関車が水色だった記憶はあります。
クハ1224
私の世代では西武鉄道の電車と言えば、このデザインです。高校の通学に西武新宿線を利用していました。当時、新宿線では「黄色い電車=冷房車」だったので、夏場は黄色い電車が来ると嬉しかったです。
3000系 3011F
銀河鉄道999ラッピング
E71(元国鉄ED102)
1922年、米国WH・ボールドウィン製造。国鉄時代のED102号機の姿に復元されています。
E61 (元国鉄ED111)
1922年、米国GE製造
E52(元国鉄ED122)
1923年、スイスBBC製造
E43(元青梅鉄道1013→元国鉄ED361)
1930年、英国EE製造 ※製造年は文献により諸説あり
E31(2代)
1986年、西武所沢工場製造。E32~E34は大井川鐵道に譲渡されて、現役で活躍しています。
E854
1969年、三菱電機・三菱重工業製造
いにしえの車両の撮影に熱中するあまり、001系 Laviewと5000系初代レッドアローの展示時間を過ぎてしまい、撮影することができませんでした。
しかし、東海道線電化の黎明期に輸入されたED10、ED11、ED12など、国宝級とも言える電気機関車達を久しぶりに見ることができて、私にとってはとても良い一日となりました。
横瀬車両基地の検修棟建屋は、2014年の大雪で損傷を受けて解体され、保存車両は屋外でカバーを掛けた状態で保存されています。できれば屋内でより大切に保存してほしいです。長年、近江鉄道が保存していた電気機関車は朽ち果てて、残念ながら解体されてしまいました。西武鉄道の電気機関車に同じ運命を辿って欲しくはないです・・・
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帰路は、横瀬発12時28分の「ちちぶ26号」に乗車。池袋着が13時43分と早い時間だったので、帰宅の途に就くことなく、寄り道することに。
カメラバッグに入れていた貨物時刻表を眺めて、新小岩信号場でEF64牽引の1094レを撮影することに。このとき時刻表に日曜運休の記述があることを見落としていました。
新小岩信号場を訪れるのは10年ぶりくらいかもしれません。新小岩駅北口の変貌ぶりには驚きました。
EF641028 1094レ
日曜日なので荷なし、単機です。やはり国鉄色が似合います。
JRの電気機関車を撮影するのは昨年9月にEH200を八王子で撮影して以来、EF64を撮影するのは一昨年9月に米子駅で山陰線迂回貨物を撮影して以来です。久しぶりにじっくりと見たEF64、やはりカッコいいです。中央西線か篠ノ井線を訪れて、重連で走るところを見たくなりました。
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この日もビールをたくさん飲んだ次第です。
往路の Laviewの車内で缶ビール350ML、復路のLaviewの車内で缶ビール500ML。新小岩信号場での撮影を終えて新小岩駅南口の日高屋で中華を肴に生ビール2杯。帰路に大宮駅に回り道して、エキュートの立ち食い寿司で生ビール1杯。
もはや、鉄道車両の撮影に出掛けているのか、ビールを飲みに出掛けているのか、解らなくなってきました。
コロナ第3波到来、飲食店でお酒を飲むことは控えなくてはなりませんね、自重します。。。
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ちちてつ秋まつり [撮影日記]
11月3日(文化の日)
早朝、大宮から高崎線のグリーン車に乗車して熊谷まで。もちろん、缶ビールのロング缶を買い込んでの乗車です(?)。
熊谷駅で秩父鉄道の「秩父路遊々フリーきっぷ」を購入して、秩父鉄道の終点、三峰口まで。三峰口に赴く目的は秩父鉄道のイベント「ちちてつ秋まつり」に参加するためです。
三峰口駅に隣接した「SL転車台公演」のオープンを記念して開催されたイベントです。先日、2020年12月を以って引退することが発表された、電気機関車デキ108がイベントで展示されることが、早朝から三峰口まで赴く動機となりました。デキ108は、約1か月前の「秩父鉄道電気機関車撮影会」で、じっくり撮影できましたが、好きな機関車なので引退前に再会を果たしたいと考えた次第です。
秩父駅で三峰口へ出発待機中のデキ108+ヲキフ+ヲキ×3
7800系 元東急8090系
愛想のない無機質なデザインですが、結構好きな電車です。
転車台上のモーターカー
今年はC58(パレオエクスプレスを牽引する蒸気機関車)は全般検査のため、JR東日本大宮総合車両センターに入場中で不在です。蒸気機関車にはあまり興味はないのですが、モーターカーではなくC58が転車台に乗る姿を見たかったです。
デキ108
1951年製造、現役で走る私より年長の数少ない車両の1つです。引退するのはとても残念です。
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「ちちてつ秋祭まつり」に合わせて、「ELちちてつ秋まつり号」が運転されました。
ELちちてつ秋祭り号 デキ302+デキ201+12系PC×2+デキ502
デキ501 7006レ
デキ105 7305レ
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イベント自体は飲食・物販、ステージイベントに力が入っていて、ゆるキャラも登場。コアな(?)鉄道ファンよりも、むしろファミリー層が楽しめる内容のように思えました。
会場では数多くの飲食ブースが並び、嬉しいことに(?)アルコール類も販売されていました。
結局、秩父名物ホルモン焼きを肴にビールを1杯、煮卵を肴に焼酎緑茶割を1杯、そして、再びホルモン焼きでビールを1杯、秩父の山並みを眺めながら、じっくりと味わい、幸せな気分に浸れました。
帰路、乗換駅の熊谷駅に降り立ったついでに(?)、改札前の日高屋で中華を肴に生ビールを2杯飲んで、更に幸せな気分になりました。
しかし、どうも朝から飲み過ぎてしまったようで、熊谷からは高崎線のグリーン車に乗車したのですが、グリーン車に乗るときは、いつも欠かさずに飲んでいるビール、さすがに飲む気が起きませんでした。
まあ、結局のところは、帰宅後に缶ビール350MLを飲んでしまったのですが・・・
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秩父鉄道電気機関車撮影会 [撮影日記]
10月4日(日)
9月になってからの、気分の落ち込みを引き摺っていたのですが、以前に申し込んでいた「秩父鉄道電気機関車撮影会」のツアーに参加しました。「秩父鉄道電気機関車撮影会」は当初は3月に開催予定でしたが、コロナの影響で10月に延期されての開催です。
早朝、駅の売店で景気づけ(?)にビールのロング缶を買って、大宮から高崎線のグリーン車に乗車して熊谷まで。早朝から飲むビールの味は格別です。
熊谷からは秩父鉄道に乗車して、集合場所の武川駅に到着。武川駅からは専用バスで撮影会場の秩父鉄道熊谷貨物ターミナルまで移動です。
武川駅で出発を待つ、撮影会で展示される機関車の5重連単機
秩父鉄道三ヶ尻線の三ヶ尻~熊谷貨物ターミナル間は、9月28日に東武鉄道向けの新車を甲種輸送したのを最後に営業運転は終了、12月31日付で廃止となります。したがって、この撮影会が秩父鉄道の電気機関車が熊谷貨物ターミナルに入線する最後の機会となります。
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デキ108
もと松尾鉱業鉄道ED502。先日、残念ながら2020年12月をもって引退することが発表されました。
1951年製造、同時代の国鉄EF15に通じるヒサシ付きの好ましいスタイルです。
デキ108
松尾工業鉄道時代のED502のナンバープレートを装着した姿。撮影会ならではの演出です。
デキ201
塗色が黒になってからは初撮影です。デッキの警戒色は、かつての東武鉄道の電気機関車を思い起こさせます。
デキ201
ED502のナンバープレートを装着したデキ201???
デキ302
デキ502
デキ505
撮影会では五輪カラーの5色の機関車のうち、赤のデキ506を除く、黒、青、黄、緑の4色が勢ぞろいしました。
残念ながら、五輪カラーの機関車が5重連で聖火リレー列車を牽引するシーンは、東京2020とともに幻に終わりそうです。
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撮影会終了後、再び専用バスに乗車して武川駅まで移動。専用バスの中で軽食(お弁当)が配られ、専用バスから降りたあと、武川駅のロータリーのベンチで食した次第です。野外で食べるお弁当、妙に美味しかったです。
気分が本調子でないこともあり、早々に武川駅から秩父鉄道に乗車して熊谷に移動。熊谷駅の改札前の日高屋で中華を肴に生ビールを2杯飲み、更に熊谷から乗車した高崎線のグリーン車の車内で缶ビールを購入、車窓を眺めながら味わいました。結局、早朝から飲みっぱなしでした。
きっと、気分が落ち込み気味で、飲んでいないと平静を保つことができなかったのだと思います。。。単なる吞兵衛の言い訳に過ぎませんが・・・
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