単なる陰謀論ではない [つれづれ日記]
7月中旬、ITビジネスアナリスト 深田萌絵さんのYouTubeチャンネル「深田萌絵TV」で幻冬舎から出版された「暗殺」(著:柴田哲孝)が数回にわたり紹介されてる動画を視聴しました。また、深田萌絵さんがゲストで招かれた「政経電論TV」ではより詳細に「暗殺」が紹介されていました。
これらのYouTubeチャンネルの動画を視聴して、元首相銃撃事件を題材にした「暗殺」に強い興味を抱き、早速、Amazonで購入しました。
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参議院選挙期間中の2022年7月8日、安部元首相が近鉄大和西大寺駅北口で候補者の応援演説中に銃撃され死亡しました。
この日、私はテレワークでした。正午少し前にそろそろ昼食にしようとリビングに向かいTVをつけると、安部元首相が銃撃されるとのニュース速報が流れました。私はこの事件の詳細が気になり、インターネットニュースや Twitter 、 YouTube でこの事件に関する情報や映像を確認することを始めました。
真っ先に事件の一報を聞いて私の頭に浮かんだことは、「参議院選挙期間中にこの事件が起きたことで、政権、政権与党、そして特定の派閥を利することになった」ということです。そして、この事件で最もほくそ笑んでいるのではないかと思う政治家の顔が頭に浮かびました。
ニュースや動画を逐次確認して行くにつれて、私の頭の中には次のような疑問というか疑念が浮かびました。
・一発目の銃弾が発砲されたあと、誰も元首相を押し倒したり、覆いかぶさって守ろうとしなかったこと
・誰も阻止することなく易々と二発目の発砲を許したこと
・あの手製の銃に果たして殺傷能力はあるのだろうか
・散弾を発射したのにもかかわらず元首相の周囲の人たちが被弾していないこと
・救命治療にあたった奈良県立医大付属病院と奈良県警の司法解剖の所見が全く異なること
・短時間のうちに容疑者が元自衛官であったことが報道されたこと
・奈良県警がすぐに現場検証を行わなかったこと
これらの疑問、疑念から逮捕された容疑者はもしかしたら、リー・ハーヴェイ・オズワルドの役割かも知れないと思うようになりました。
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「暗殺」が配達されて、途中、読み返したり、書かれている内容に関することをネットで調べつつ、5時間程で一気に読みました。
「暗殺」、表向き(?)はフィクションとなっています。この本に登場する組織名称、人物名の一部は実在のものです。登場する実在のものではない組織名、人物名からは、実在する組織名、人物名を推測することができます。
私は「暗殺」はノンフィクションであると思いました。表向きフィクションと謳うことでここまでの内容を書くことができたのだと思います。この本の内容こそノンフィクション、公表、報道されているこの事件の情報こそがフィクションだと思いました。
「暗殺」には私がこの事件が発生したときに抱いた数々の疑問、疑念に対する回答が記されていました。
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現在、ベストセラーとなっている「暗殺」、面白おかしく陰謀論を書き立てる(掻き立てる)本では決してありません。この事件に疑問、疑念を抱く人にとっては、一読の価値があると思います。読めば納得されると思います。
そして、未だ公判すら開かれずに拘留され続けている容疑者が拘留中に自殺や突然死でこの世を去ることがないことを祈るばかりです。
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この本、気になっていました。やはり読んでみよう。
by Cedar (2024-08-06 01:54)
興味深いです。
by よしあき・ギャラリー (2024-08-06 06:09)
作者の名前に何処か聞き覚えがあったので調べたらこの作者の「下山事件」に関しての小説を以前呼んでいました。
もうかなり以前のことですが面白かったと記憶しています。
by 青い森のヨッチン (2024-08-06 12:14)
Cedarさま、こんばんは。
この本の受け取り方は人それぞれだと思いますが、時間を忘れるくらい面白い本です。
是非、読んでみてください。。
by 芝浦鉄親父 (2024-08-06 21:24)
よしあき・ギャラリーさま、こんばんは。
「暗殺」、この事件を不可解に思う人にとっては、とても興味深い内容が記されています。
この本がベストセラーになるのは、今でも多くの国民がこの事件に疑念を抱いているからだと思います。。。
by 芝浦鉄親父 (2024-08-06 21:31)
青い森のヨッチンさま、こんばんは。
この作品で柴田哲孝の名前を初めて知りました。
松本清張「日本の黒い霧」に収録されている「下山事件」、GHQが関与したとも言われていますが、今でも真相は闇の中ですね。
元首相銃撃事件の真相も闇の中に葬られるのかも知れません。。。
by 芝浦鉄親父 (2024-08-06 22:48)
この日、私は午後から出勤で、身支度をしていました。
初めはネットで知ったんだったかな。それからテレビをつけて、映像を見ました。
芝浦鉄親父さんが思われたような疑念を、私も抱きました。
こちらの本、今はきっと予約待ちがすごいと思いますが、図書館で借りて読んでみたいです。
by ミケシマ (2024-08-07 12:49)
ミケシマさま、こんばんは。
元首相銃撃事件に疑念を抱く人には、ぜひ読んで欲しい作品です。
疑念に対する答えが公に明かされる時が来て欲しいと思います。
by 芝浦鉄親父 (2024-08-07 19:06)
西大寺駅前の公団で住んでいた事があります。
安倍ロスで今だに立ち直っていません。
by yumibaba (2024-08-11 16:01)
統一教会に財産を奪われた犯人が、安部元総理を銃撃するというのは、確かに釈然としないところがあります。
by SGW (2024-08-13 07:50)
yumibabaさま、こんばんは。
大和西大寺駅は近鉄奈良線・京都線・橿原線が平面交差して41の分岐器(ポイント)がある鉄道ファンには名高い駅です。この事件で鉄道ファン以外にも全国的に有名になってしまいました。
安部首相の通算在職日数3188日の功と罪が忖度なしに評価される日本国になってほしいです。
by 芝浦鉄親父 (2024-08-15 19:17)
SGWさま、こんばんは。
あくまでも「暗殺」はフィクションですが、“釈然としないところ” に対する回答が記されています。
読み始めたら止まらなくなるほど面白い本です。是非、読んでみてください。。。
by 芝浦鉄親父 (2024-08-15 19:21)