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Family [音楽]

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「Family」、1980年にリリースされたフルーティスト Hubert Laws のアルバムのタイトルです。

所謂、フュージョンのアルバムで、私が最も好きなアルバムの中の1枚となります。私が今までの人生の中で、最も多く聴いたアルバムのベスト100以内には十分入ると思います。

アルバムの1曲目 “Ravel's Bolero”、 Hubert Laws らしいクラシカルミュージックを題材にした一品です。Chick Corea の極めて Jazzy なピアノ・ソロ、素晴らしいの一言に尽きます。 Hubert Laws のフルート・ソロも冴え渡っています。

そしてアナログLPのB面1曲目 "Family"、切れの良いリズムセクション、ホーンをバックに Lawsファミリーの次女 Debra Laws のパワフルで張りのあるパンチの効いたヴォーカル、文句なしの素晴らしさです!  兄である Hubert Laws のフルート・ソロも歌心に溢れ、味わい深いです。
"Family"、フュージョン全盛時代を代表する文句なしの名曲、そして名演だと思います。

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1980年から1983年まで間、東芝が主催した「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」が開催されていました。“オーレックス”(Aurex) は東芝のオーディオブランドでした。

当時、1981年の「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」のステージの模様が流れる東芝のTVCMがありました。このTVCMで、Hubert Laws と Lawsファミリーの長女 Eloise Laws が ステージ上で並んで、"Family" を演奏するシーンを観ることができました。オリジナルのDebra Laws とは一味違う(?)Eloise Laws が歌う "Family" が、とても印象的でした。このTVCMを観てレコードで聴いてみたいと思いました。

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この "Family" の演奏を含むステージの模様は、東芝系のJAZZレーベルの EAST WIND から「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」のタイトルでアナログLPが発売されました。是非、「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」のステージで演奏された "Family" を聴いてみたいと思ったのですが、残念ながらアナログLPを買いそびれてしまいました。

後年になって、「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」はCDで再発売されましたが、再発売に気付いたのが遅く、またしても買いそびれてしまいました。大失態でした・・・

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先日、次に購入するCDを物色するためにネットサーフィンをしていると偶然、「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」で演奏された Hubert Laws 、Eloise Laws による "Family" の 7″ シングル(無論、アナログレコード)が発売されていることを知りました。

因みに「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」からのシングルカット盤の再発売です。当時、シングルカット盤が発売されていたことは知りませんでした。

長年、この演奏を聴きたかったので、即決で購入しました。因みにA面が "Family" 、B面が Stevie Wonder "All I Do" のカヴァーです。

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7″ シングルを聴いてみて、オリジナルの Debra Laws の歌声と Eloise Laws の歌声、兄弟なので当たり前かもしれませんが、似通った同質の歌声に感じられました。

しかし、 Debra Laws の歌声はカラッとしていて一点の曇りも感じさせないのに対して、Eloise Laws の歌声は少し湿っぽく愁いを感じさせます。どちらの歌唱も二人の個性が出ていて興味深く、どちらの歌唱も味わい深いです。

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今回、この 7″ シングルの演奏を聴いたことで、40年間、喉の奥に刺さっていた魚の小骨が取れたような気がしました。しかし、7″ シングルの演奏を聴いて「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」の他の演奏も聴きたくなりました。

「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」は、Eric Gale、Larry Coryell、Richard Tee、Dave Liebman ほか、当時のフュージョンのトップスターが演奏に加わっています。

是非とも、レコード会社には「Aurex Jazz Festival '81 - Fusion Super Jam」の再発売をお願いしたいです。


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Family

Family

  • アーティスト: Hubert Laws
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird
  • 発売日: 2012/02/11
  • メディア: CD


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TaekoLovesParis

Youtubeで聞けたので、ヒューバート・ローズのfamily、聞いてみました。ゆったりとしたいときのフルート、元気がほしいときのヴォーカルで、上手くマッチしてますね。今やご本人は82才なんですね。

by TaekoLovesParis (2022-01-25 16:36) 

芝浦鉄親父

TaekoLovesParisさま、こんばんは。
私の記事を見て、"Family" をお聴きになったとのこと、とても光栄に存じます。
今、YouTubeでは、Debra Laws のオリジナル録音と Eloise Laws のオーレックス・ジャズ・フェスティバル録音のどちらも聴けると思います。オリジナル録音の Debra Laws のヴォーカル、おっしゃる通り、元気を貰えますね!
Hubert Laws もう82歳ですか・・・、どうりで私も高齢者の仲間入りをするわけだ・・・
by 芝浦鉄親父 (2022-01-25 20:38) 

そらへい

Hubert Laws 懐かしい名前です。
Aurex Jazz Festival 一時期大々的にやっていましたね。
私は帰郷して少しジャズから遠ざかり始めていた頃でした。
Hubert Lawsのリーダーアルバムは持っていませんが
彼が参加したアルバムあったはずなのですが
思い出せません。70年代だったと思います。
リーダーアルバムでないとなかなか検索でヒットしませんね。

by そらへい (2022-01-25 22:37) 

芝浦鉄親父

そらへい様、こんにちは。
Aurex、この時代、ネガティブフィードバック(NFB)回路をスピーカーまで延長したクリーンドライブのアンプが話題でした。TRIOのΣドライブと同じ考え方でした。
Hubert Lawsのリーダーアルバムは、多分、「Family」の他には1枚のみです。フルーティストのリーダーアルバム自体、あまり持っていないです。Jeremy Steigが1枚、そしてDave Valentinがあったように思いますが、レコードラックを捜索してみないと解りません。。。
by 芝浦鉄親父 (2022-01-26 12:26) 

makkun

芝浦鉄親父さん
こんにちわ~(^^♪
また冬眠に入りますが今日はPu~ちゃんの一周忌なので
何とか記事を認めてみましたのでご都合が宜しいようでしたら
眺めて戴けると幸いですので宜しくお願い致します( ^)o(^ )
by makkun (2022-01-26 14:47) 

芝浦鉄親父

makkunさま、こんばんは。
丁寧なご挨拶を戴き、恐縮に存じます。
早速、訪問させていただきます。。。
by 芝浦鉄親父 (2022-01-26 17:06) 

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