山陰への旅(後編) [撮影日記]
出雲市駅に着いた私は改札口前にある食堂で天婦羅蕎麦と生ビールの昼食を摂り、昼食後に駅前の広場のベンチに座って、さらに景気づけ(?)に缶ビールのロング缶を飲んで、上り迂回貨物の到着時刻を待ちました。よく考えると、昨日の夜から飲みっぱなしでした。
上り迂回貨物 9080レ 出雲市駅進入
米子までの牽引機はDD51857
米子からの牽引機は下りの返しの仕業となるEF641009
解結後に米子駅構内を転線中
上り迂回貨物 9080レ 米子駅発車
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今回の撮影旅行は、迂回貨物を「やくも」、「スーパーまつかぜ」に乗って追いかけまわすものでした。列車の時間を気にするあまり、一息つく時間はほとんどありませんでした。
米子駅での撮影を終えて上り「やくも」に乗車した私はビールを飲みながら、そういえば鉄道写真の撮影で日本各地を訪れても、その地域の名所を見たことも、名産品を味わったこともほとんどなかったことに、改めて気づきました。果たしてこれで良いのか(?)、ふと疑問に思ってしまった次第です。
迂回貨物を追って乗車した特急列車の車窓に広がる景色、山陰地方独特の低い山並み、豊かな美しい自然を見ていると、私には、小泉八雲さん、水木しげるさんの描く不可思議な世界が潜んでいるようにも感じられました。
次回、私が山陰を旅する時は、温泉につかりながら、小泉八雲さん、水木しげるさんの描いた世界を感じつつ、季節の名産品のカニやマツタケをのんびりとじっくり味わってみたいと、ふと思いました。しかし、”雀百まで”、決してそのような旅はしないだろうと、確信してしまう自分が居たのは事実です。
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芝浦鉄親父さん,今晩は。迂回貨物は置いておきます。水木しげるさんはともかく〝小泉八雲さん〟とはセンスが良いですね!ロバート・キャンベルさんと同じオリジンはアイリッシュですよね。
by ironbridge (2018-09-18 20:18)
ironbridgeさま、こんばんは。
35年近く前、小泉八雲の生涯を描いた「日本の面影」というNHKで放送されたテレビドラマがありました。
小泉八雲を「ウェスト・サイド物語」のジョージ・チャキリスが演じることで当時話題になったドラマでしたが、小泉八雲本人そのものと思わせるほどの好演で役にはまっていました。
妻の小泉セツを演じた檀ふみさんも、素晴らしい演技で印象に残っています。ストーリーはとても深く、DVD化されていれば、ぜひもう一度観てみたいドラマです。
by 芝浦鉄親父 (2018-09-18 20:44)
豪雨災害前の私の計画はサンライズ瀬戸~宇和島だったのですが、サンライズ出雲もいいですねぇ~。 ドライブと違って(根本的に違って)鉄道の旅は、朝から昼から飲めるのがいいですねぇ~。 カニはいいもんですよ!解禁間もない頃に、美保関の文化財宿で、食べました。
by hanamura (2018-09-18 20:53)
hanamuraさま、こんばんは。
10年ほど前、高松までの出張の往路「サンライズ瀬戸」に2回乗車したことがあります。朝方、瀬戸大橋を渡るときの車窓風景は絶景でした。1回目の乗車のとき、車内自販機でビールは売っているだろうと高を括り、買わないで乗車したのですが車内自販機にアルコール類はなく、悶々とした一夜を過ごしました。
私はクルマの運転が大好きなのですが、鉄道の旅の醍醐味は朝から始終、お酒が飲めることですね。
by 芝浦鉄親父 (2018-09-18 21:27)
DD51も懐かしい感じ~
最近見なくなったもんな(゚□゚)
サンライズ出雲・瀬戸にも乗ってみたいんだけどね。
by 英ちゃん (2018-09-19 05:28)
英ちゃん様、こんにちは。
DD51も風前の灯火になってきました。
唯一の定期運用は関西本線の貨物列車ですが、DF200への置き換えが進んでいて、関西本線で見ることができるのもあと僅かかも知れません。今や貴重な国鉄型車両、少しでも長く走って欲しいです。
by 芝浦鉄親父 (2018-09-19 10:20)
ニュースで山陰に撮り鉄さんが大勢集まっていると写真とともにありましたが、この中のお一人だったんですね。楽しかったでしょうね。
by れもん (2018-09-23 14:17)
れもん様、こんばんは。
山陽線の全通が前倒しされて9月30日、合わせて迂回貨物が終了するとアナウンスがされる前でしたが、平日にもかかわらず多くのファンがカメラを向けていました。
拙い写真ではありますが、好きな鉄道車両にカメラを向けているひと時は、私にとって至福の時間です。
by 芝浦鉄親父 (2018-09-24 21:50)