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THE SYMPHONY SESSIONS [音楽]

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私は「カーグラフィックTV」を、長年、見ています。

因みに、雑誌のカーグラフィックを初めて手にしたのは、私が小学校6年の時、今から49年前でした。その号(※何月号だったか憶えてません)は、すでに遥か昔に処分してしまいましが、新車紹介のコーナーにプリンスの冠が外れたL20エンジン搭載のニッサン・スカイライン2000GT(のちにハコスカの愛称)の記事と、生沢徹さんがポルシェのワークスドライバーとしてワトキンスグレン6時間レースでポルシェ908をドライブして、6位入賞した記事が載っていたことを憶えています。

「カーグラフィックTV」は、いつ見始めたのかが、思いだすことができないくらい昔から見ています。とても好きな番組で、今でも毎週楽しみにしています。クルマを白物家電的に捉えるのではなく、文化や感性への訴求といった側面、視点で捉えていることが、クルマ好きには嬉しい番組です。

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「カーグラフィックTV」と同じくらい好きだった自動車番組が、日曜日の深夜に放映されていた「MOTOR LAND 2」 でした。
前身の「MOTOR LAND」の時代から、最終回まで、ほぼ欠かさず見ていました。調べてみると、最終回の放映は2000年3月末、もう、17年も前のことです。何か、つい昨日までやっていた番組のように思えてしまうのですが、もう17年も経ってしまったのですねぇ・・・・・

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「MOTOR LAND 2」 のオープニング、大好きでした。

David Fosterの”Winter Games”をバックに、様々なクルマが走るシーンが映し出されるオープニング。特に、テンポの良い”Winter Games”とポルシェ959がテストコースを疾走するシーンがとても良くマッチしていてカッコよく、今でも鮮明に記憶しています。ポルシェ959はポルシェが持つ技術を結集した先進メカニズムを持ち、グループCカーのポルシェ962Cのエンジンをデチューンして搭載した、当時、最強のロードカーでした。
因みに、私は比較的最近に知ったのですが、”Winter Games”は1988年のカルガリーオリンピックの公式テーマ曲です。

「MOTOR LAND 2」の番組内容は新車レポートだけでなく、国内のグループA、グループC、F3000のレースにスポットを当てるなど、バラエティがあって楽しめました。また、番組に出演していた、日下部保雄さん、津々見友彦さん、私の大好きなレポーター、ドライバーでした。

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先日、今では、日曜の深夜に放映されている「カーグラフィックTV」を見ていると、「MOTOR LAND 2」のことを思い出すとともに、無性にDavid Fosterの”Winter Games”が聴きたくなり、”Winter Games”が収録されていいるアルバム「THE SYMPHONY SESSIONS」のCDを購入しました。

David Fosterは、今や超大物のRecord Producer、Arranger。しかし、彼のリーダーアルバムを今まで1枚も持ってはいませんでした。

私の持っている様々なジャンルのアルバム中で、David Fosterのクレジットがあると認識しているアルバムは、KeyboardistとしてLee Ritenourの「Feel the Night」、「RIT」、「RIT2」 、ComposerとしてEarth, Wind & Fireの「I AM」くらいです。しかし、私の持っている全てのアルバムのクレジットを調べてみたら、もっと沢山、出てきそうな気もしますが・・・・・

早速、CDを大阪で聴いてみました。David FosterがVancouver Symphony Orchestraをバックに華麗にピアノを弾く「THE SYMPHONY SESSIONS」、このアルバムの感想はちょっと微妙です。

私はクルマの中で音楽を聴くとき以外は、音楽と向き合うように集中して聴きます。ながらで音楽を聴くことはしません。音楽と対峙する感覚です。
ROCK/POPS、JAZZ/FUSION、CLASSICAL MUSIC、EASY LISTENING、NEW AGE MUSIC、などなど、どのジャンルの音楽に対しても同様です。逆に、私が対峙できないと感じた音楽は、クルマのなか以外では聴くことはないです。

残念ながら、「THE SYMPHONY SESSIONS」は、私にとって対峙したい音楽ではなかったです。”Winter Games”は文句なしにかっこいい楽曲ですが、アルバム全体としては、リラックスできる、美しい音楽ではあるものの、私が向き合って聴きたい音楽ではありませんでした。

クルマのなかで聴きたい音楽かというと、”Winter Games”はクルマを運転するシーンとの相性は抜群ですが、他の楽曲は耳触りは良いのですが、クルマのリズミカルな運転を阻害するような気がして、私がクルマのなかで聴きたい音楽とも、ちょっと違っています。
いくら好きな楽曲でも、CLASSICAL MUSICをクルマのなかでは聴く気がしないのと、同じ感覚かもしれません。

とは言うものの、もっとアクセルを踏めと!、と耳元で囁くような、”Winter Games”は、絶対にクルマのなかで聴くのがお似合いな楽曲です。今度、さいたまにこのCDを持っていき、クルマのなかで聴いて「MOTOR LAND 2」気分を味わって、爆走したいです。

もっとも、床までアクセルを踏み込んでも、とても、とても、とてもポルシェ959のスピードには敵いませんが・・・・・


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コメント 10

笠原嘉

〇〇・雑談人気〇ログをポチット押してしまいました。 ^^;
by 笠原嘉 (2017-08-11 05:29) 

なぁ

「カーグラフィックTV」懐かしいなぁ~
と思ったら、今でもBSでやってるんですね。知らなかった。。。
私も本の方を買ってもらったのが中学校の頃、
ピアッツァのプロトタイプの記事が載っていたことを覚えてます。
by なぁ (2017-08-11 20:04) 

芝浦鉄親父

笠原嘉さま、おはようございます。
ポチっと、ありがとうございます!
「MOTOR LAND 2」が放送されていた20世紀、クルマはもっと魅力的な存在で、人々に夢を与えてくれていたような気がします。
もっとも、私がそのように感じるのは、単に歳を取ったせいかも知れませんが・・・・・
by 芝浦鉄親父 (2017-08-12 09:15) 

芝浦鉄親父

なぁ様、おはようございます。
「カーグラフィックTV」のオープニングで一番思い出されるのは、松任谷正隆さんの「THE THEME OF WINNER」をバックに、赤いフェラーリと白いアルピーヌ・ルノーが疾走するシーンです。残念なことに、今は「THE THEME OF WINNER」は使われていません。
いすゞ、乗用車から撤退して久しいですが、魅力的なクルマが沢山ありましたね。ピアッツア、ジェミニ(FR、FF)、ビッグホーン、そして私の世代では、ベレットGT、117クーペなどなど、どれも個性豊かでカッコいいクルマでした。
by 芝浦鉄親父 (2017-08-12 09:29) 

MINERVA

懐かしいですね、「カーグラフィックTV」と「MOTOR LAND 2」。
私も80年代から90年代始めまで、ほぼ毎週観ておりました。
共に市販者からレース車両までを扱う番組でしたので、F1やWRC、そしてCカー等を取り扱ってもらえる番組だったと思います。
雑誌を購入する事は殆ど無かったのですね、「カーグラフィックTV」は時間が合えばBSの放送を今でも観ております。
カーグラと言えば、やっぱり「THE THEME OF WINNER」だと思います。
エンツォ・フェラーリが亡くなった後に放送された回、とても印象的だった記憶があります。
by MINERVA (2017-08-16 16:46) 

芝浦鉄親父

MINERVAさま、こんばんは。
欧州各国が内燃機関搭載の自動車からの脱却を宣言した今、「カーグラフィックTV」が提示するクルマに対する価値観みたいなものは、今後、大きく変わっていくのかも知れませんね。
フェラーリV12、ポルシェ水平対向6、BMWストレート6に代わる官能的と言われるモーター、インバーターが出現するのでしょうか?
by 芝浦鉄親父 (2017-08-16 19:57) 

うっかりくま

「THE THEME OF WINNER」という曲名なんですね。
職場の先輩の影響で30年前に見ていた頃の松任谷正隆
さんのカーグラTVのテーマ曲が好きでしたがCD化された
のは付録だけで普通に購入できるものがなく残念です。
あの曲を聴きながら夜明けに疾走してみたいです。。


by うっかりくま (2017-08-17 23:29) 

芝浦鉄親父

うっかりくま様、おはようございます。
「THE THEME OF WINNER」、いい曲ですね。私も残念ながらCDを持っていません。
おっしゃる通り、この曲を聴きながら、夜明けの高速道路を疾走してみたいです。。。
by 芝浦鉄親父 (2017-08-18 08:28) 

森田惠子

若い時に新車のプロモーションの仕事に関わったことがあります。
ちいさな会社に、担当者がやってきて、「編集室のカギは何処と何処か?」とか、「1コマでも切ったフィルムもなくさないように」とか、それはそれは厳しかったことを思い出しました。
その作品は1社提供のテレビドラマの中で流された長いバージョンのCMでした。
by 森田惠子 (2017-08-21 18:47) 

芝浦鉄親父

森田惠子さま、こんばんは。
やりがいのある仕事だったと想像します。
今、ICTのセキュリティ対策が最も進んでいる業界の1つが自動車と言われるのも、頷けるエピソードですね。。。
by 芝浦鉄親父 (2017-08-21 20:14) 

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