たまには交響曲 [音楽]
先日、無性にプラームス交響曲第4番が聴きたくなったのですが、大阪にはこの楽曲のCDが無かったため、小林研一郎/ハンガリー国立交響楽団のCDを購入、月曜日に配送され、早速聴いてみました。
ジャンルがクラシックのCDを購入したのは、例の騒動が起きる前に、佐村河内守『交響曲第1番』(HIROSHIMA):大友直人/東京交響楽団を購入して以来の、1年7ヵ月振りになります。因みに、『交響曲第1番』(HIROSHIMA)は購入直後に1回聴いたのみで、繰り返し聴きたいという欲求には駆られませんでした。
私には、明確な理由なき変な拘りがあって、さいたまの自宅用、大阪の単身赴任先用、さいたまのクルマ用の3つの環境で、再生するCDを物理的に分けています。
例えば、ロック、ジャズの愛聴盤の多くは、さいたま用、大阪用で同一タイトルのCDを所有しています。また、クラシックの好きな楽曲はさいたま用、大阪用では異なる指揮者、演奏家のCDを購入して、被らないように配慮しています。
クラシック音楽は交響曲、管弦楽曲を中心に聴くのですが、ブラームス交響曲第4番は大好きな交響曲の1つです。10枚弱のCDを所有していますが、私のお気に入りの愛聴盤は独グラモフォンレーベルのバーンスタイン/VPOによる1981年録音のCDで、主に聴くのは、この1枚です。
バーンスタイン/VPOのCDは、たおやかで、情感に溢れ、ゆったりとして、派手ではないものの色彩感に溢れていて、私のとても好きな演奏です。
今回、購入した、小林研一郎/ハンガリー国立交響楽団の演奏は、淡々としていて、感情を抑えた感じで、色彩感も多彩という感はありません。私の脳裏には枯淡という言葉が思い浮かびます。
この2枚のCDは色彩感は対極的ですが、この美しい交響曲を異なる魅力で聴かせてくれます。
私はクラシックに造詣が深いわけではないですが、指揮者、オケによって、様々な色彩を見せてくれるのが、交響曲(管弦楽曲)を聴く楽しみの1つとなっています。
このところ、ロック、フュージョンのCDばかりを購入していましたが、これをきっかけに、再び交響曲購入のモードに移行するかもしれません。
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こんにちは。
自分も”おじさんの哀愁”漂うブラームスの4番、大好きです。
コバケン盤含めここで挙がっている4枚以外ではシューリヒト、ザンデルリンク、
フルトヴェングラー等、色彩感豊か、と言うよりは枯淡な味の濃いものの方が好みです。
ワルターは旧盤のNYP盤もなかなか捨てがたいですね。
by haru (2015-07-10 17:02)
haru様、こんばんは。
ワルターのコロンビア盤が、私がクラシックを聴く、きっかけになった1枚です。
その後、この楽曲、いろいろと聴きましたが、バーンスタイン/VPOが、私にとってはこの楽曲のもっとも好ましいCDです。因みに、交響曲第1番もバーンスタイン/VPOが好きです(もちろん、素晴らしい演奏は数限りないですが・・・)。
by 芝浦鉄親父 (2015-07-10 22:15)