いにしえの記憶第2章(その6) [いにしえの記憶]
過ぎ去った日々に徐々に埋もれていく、遠い日のいにしえの記憶
私は小学校卒業の頃まで、蝶にすごく興味があり、よく蝶類図鑑を眺めていました。今は、全く興味なしですが。。。
私が子供の頃は、春先から晩秋まで、モンシロチョウを常に見ることができました。
物心ついた頃に住んでいた品川区では、当時でもすでに周囲にはキャベツ畑、菜の花畑はおろか、畑自体が全くなかったのですが、どこで生まれるのか、鉢植えの花や公園の花に群れるようにモンシロチョウが飛来していました。
越冬しないモンシロチョウは春を告げ、秋の終わりを告げる、日本中にどこでも見ることができる存在だったと思います。
しかし、いつしか、そのようなモンシロチョウが花に群れる光景は見られなくなりました。見られなくなったのは、もう、ずーっと昔のことだったように思います。
今、時たま見かける白いシロチョウ科の蝶は、よく見ると、殆んどがスジグロチョウ(スジグロシロチョウ)です。むしろ、シロチョウ科の蝶では、黄色いキチョウ、モンキチョウを、今ではよく見かけます。
モンシロチョウが少なくなったのは、生息環境の変化の影響でしょうか?、地球温暖化の影響でしょうか?、蝶の生息域の北上の関係でしょうか?
殺風景な景色でも、その景色の中にモンシロチョウがヒラヒラと舞っていると、心が和む気がしたのを、なつかしく思います。
景色の中にモンシロチョウが居ない、現代の日常が、ちょっぴり私には寂しい気がします。
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それじゃあ、家の近くを飛んでいる白い蝶々も"モンシロチョウ"じゃあないのかな⁈
今度良く観察してみますね(^_^)v
by 風来鶏 (2015-06-16 22:30)
なんと、白いのはモンシロチョウではないと・・・
キャペリンをししゃもと言うのと同じことだったり。
by tai-yama (2015-06-16 22:34)
風来鶏さま、こんばんは。
もちろん、地域性によって蝶の分布は異なるとは思いますが、翅脈が黒いのがスジグロチョウです。私の自宅がある「さいたま」でも、飛んでいる白い蝶はモンシロチョウではなくスジグロチョウです。
こんど、どちらか、じっくり観察してみてください。7
by 芝浦鉄親父 (2015-06-16 22:48)
tai-yamaさま、こんばんは。
確かに蝶に興味がないと、白い蝶はみな、モンシロチョウとなるかもしれませんね。
モンシロチョウとスジグロチョウは、蝶に関心がないと見分けるのは難しいと思います。翅のスジが黒いモンシロチョウ似の蝶が、文字通りスジグロチョウです。こんど、ちょっと拘って見てみてください。
by 芝浦鉄親父 (2015-06-16 23:03)
そういえば近頃はカタツムリの姿も見かけなくなりました
ナメクジはよく見かけるのですが・・・(^_^)
by mitu (2015-06-17 08:42)
mituさま、おはようございます。
昔、私の実家の庭に大きな紫陽花がありましたが、夏の夕立のあとなど、大から小まで無数のカタツムリが葉や枝にくっついていたのを憶えています。
確かに、カタツムリも見かけなくなりましたね。
by 芝浦鉄親父 (2015-06-17 09:14)