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魅惑の鉄道車両(第16回) [魅惑の鉄道車両]

私のことを魅了してやまない鉄道車両を紹介していきます。

第16回は南海電鉄7000系です。

残念ですが、ついに、正式に今秋の引退が発表されてしまいました。

1963年に登場した南海本線用の7000系は、前年、高野線に投入されたオールステンレスカー初の20m級車両、6000系の普通鋼版ともいえる車両です。

南海本線用に普通鋼車両を投入したのは、当時、高野線に比較して南海本線は踏切事故が多く、ステンレスカーでは事故損傷の修復が難しいとの判断のようです。

同時代の20m4ドア通勤車両、国鉄103系、東武8000系、相鉄6000系などの機能性一辺倒のデザインと比較すると、戦前からの伝統の南海スタイルを彷彿させる、どこか温かみのあるデザインで、ラビットカー6800系に端を発した近鉄4ドア通勤車両ともども、私が大好きな電車の1つです。

車両の世代交代が早い関東の私鉄に比べ、関西の私鉄は車齢の高い車両でも、きれいに、大切に整備して使い続けている姿勢が窺えて、ファンとしては好感が持てます。

引退に向けて、往年のグリーン濃淡のオリジナルカラーが復活するので、最後の晴れ姿をしっかりと記録して、私の記憶にとどめたいと思います。

IMG_20130608234615 - コピー.jpg
2013年6月8日 新今宮


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