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いにしえの記憶第2章(その2) [いにしえの記憶]

過ぎ去った日々に徐々に埋もれていく、遠い日のいにしえの記憶

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いにしえのブラウン管を彩った女優についての記憶。その第1弾です。

私は子供の頃、テレビドラマが大好きで、いつも観ていました。。

小学校入学の頃から、特にアメリカのシリアスなテレビドラマが大好きで、いろいろな番組を夢中で観た記憶があります。小学生の頃は日本のテレビドラマには殆んど関心はありませんでした。

中学生になると日本のテレビドラマも、少しずつ観るようになりました。
当時のお気に入りは、日本テレビのグランド劇場。

お気に入りのドラマは、
2丁目3番地
3丁目4番地
さよなら・今日は
でした。どれも浅丘ルリ子さんが主演でした。

また、同じ日本テレビの月曜スター劇場で当時放映された「冬物語」も、お気に入りのドラマでした。このドラマも、浅丘ルリ子さんが主演です(共演は原田芳雄さん)。

ちなみに、この4本のドラマの音楽は坂田晃一さんが手掛けていて、美しい音楽でドラマを一層際立たせています。

これら4本のドラマに主演していた、浅丘ルリ子さんのファンだったわけではないです。当時、彼女が観たいので、これらのドラマにチャンネルを合わせていたわけではありません。

「2丁目3番地」、「3丁目4番地」は浅丘ルリ子さんの髪結いの亭主的役柄の夫役の石坂浩二さんとの間の、さりげない軽妙な夫婦の会話がドラマの楽しみでした(そのあとに、本物の夫婦になったのはご存じの通りです)。

「さよなら・今日は」は、下落合に住む裕福だが様々な問題・事情を抱えている家族の日常を、綺麗な映像とともに、淡々と描写していて、質の高いドラマでした。
共演の中野良子さんの大ファンだったことも、このドラマを観る原動力の1つとなりました。

「冬物語」は夫に先立たれた若き未亡人(浅丘ルリ子)と、ちょっとアウトローっぽいテストドライバー(原田芳雄)との運命的かつ、とても悲しい恋物語を描いた名作でした。見た人誰をも納得させるような、奥行きのあるドラマで、極めて深い味わいがありました。

ただ、まだガキだった私には、これだけ浅丘ルリ子さんが出演しているドラマを観ても、彼女に魅力を感じませんでした。大女優、芝居はさすがに上手いといった印象だけでした。女性的な魅力も感じられませんでした。

ですが・・・・・

2012年にBS日テレで「冬物語」が再放映されました。もちろん、長年、再放送を切望していたので、この名作ドラマを40年ぶりに我を忘れて観入りました。

長い歳月を経て忘れてしまっているドラマの断片がありましたが、40年ぶりに断片が修復され、このドラマの素晴らしさを改めて思い知りました。

そしてもう1つ、浅丘ルリ子さんの美しさに驚愕、絶句しました。
それとともに、このドラマを観ていた40年前の私が彼女のこの美しさに、全く気づかなかったことが2度目の驚きです。当時は本当に惜しいことをしました(ちょっと意味不明ですが・・・)。

まさに、絶世の美女です。世が世なら国が傾くくらいです。
このドラマで会社重役の高松英夫さんが、出張先の北海道のホテルの部屋 で、秘書として同行していた浅丘ルリ子さんに思い余って狼藉を働く場面があります。
この美しさなら、狂ってしまう男もいるに違いないと、妙に納得させられるシーンです。

私はこのことで、人間、歳を取らないと見えないものがあるものだと、遅まきながら、改めて認識したしだいであります。

近年の浅丘ルリ子さんは、石坂浩二さんとの離婚、過去の男性遍歴の告白、「冬物語」、「さよなら・今日は」の共演者であった、大原麗子さんの葬儀での弔辞など、大スターならではの話題を提供し続けてくれています。

勿論、今の浅丘ルリ子さんも、とてもお美しいです。これからも、末永く大女優として活躍を続けていただきたいです。

ところで、日テレさん、「さよなら・今日は」のビデオテープは残っていないのでしょうか?、また観たいです!、再放送おねがいします!!


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Cedar

こんばんは〜TVネタ興味深く拝見致しました。
浅丘ルリ子さん、少女時代の出演映画についての記事が拙ブログにあります。銀座24帖という作品、お暇ならタイトル検索してみてください。
by Cedar (2015-05-06 21:07) 

芝浦鉄親父

Cedarさん、こんばんは。
記事、拝見しました。少女時代の浅丘ルリ子さんの可憐さは、歳月を超越しているかもしれません。
私はあまり映画を観ないのですが、映像の中の鉄分、往年を垣間見る貴重な記録ですね!
by 芝浦鉄親父 (2015-05-06 22:33) 

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