大阪のリスニング環境：芝浦鉄親父のいにしえの記憶：SSブログ

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大阪のリスニング環境　[音楽] [編集]

私は音楽を聴くのが大変に好きです。私の世代では音楽はダウンロードして聴くものではなく、あくまでもパッケージメディアをプレイヤーで再生して聴くという意識のものです。

圧倒的にＪＡＺＺにのめり込んでいた２０代の頃は、気に入ったアナログディスク、ＣＤを自分のイメージ通りの音で鳴らすべく、オーディオ・コンポーネントに力を入れて、かなりの散財をしました。

そして、マイルス、コルトレーン、ビル・エバンス、チック・コリア、キース・ジャレット、ウェザーリポートなどなど、連日、爆音で再生していました。
今、考えてみれは、よく難聴にならなかったものです。

２年前に大阪に単身で来ましたが、最初はリスニング環境がなく、音楽が聴けない日々は味気ないものでした。そこで、直ぐに大阪のワンルームにリスニング環境を調達しました。

ワンルームの部屋では造り付けのサイドデスクの上にしかスピーカーが置けず、アンプやプレイヤーを置く満足なスペースもありません。

そこで、ノートＰＣに繋いで音楽が再生できるＰＣ用スピーカーを購入しました。

コード類が整頓されていないので、見苦しい写真ですが、ハーマンカードンのSOUNDSTICKS III です。

スケルトンのメインスピーカーとサブウーハー（2.1CH）で、サブウーハーには白色のLEDが燈り、とてもお洒落で見た目は上々でした。

しかし、導入した当初の音質は満足いくものではなかったです。そこで・・・
・サブウーハーの脚の下のスペーサーを見繕って低音の質を改善。
・私のノートＰＣのディスクドライブで再生するＣＤの音があまりに酷いので、息子が英会話のリスニングの受験勉強に使っていた、ＳＯＮＹのＣＤウォークマンをＣＤプレイヤーに導入。
・メインスピーカーの間隔を拡げて、音量を上げてリスニングの位置をできるだけ、スピーカーから離す。
などなど、徐々に使いこなしを工夫し、チューニングをしていきました。

去年、ＳＯＮＹのＣＤウォークマンが壊れ、ＣＤウォークマンが既に製造中止だったため代替のポータブルＣＤプレイヤーとしてオーム電機のOHM CDP-360N を導入、これにより音質が更に改善されました。これらの対策で、このスピーカーの値段を考慮すると、かなり上々な音となりました。

但し、そうは言っても、音の分解能は悪く、かつ小さいスピーカーの割に音像が肥大化し、本格的なオーディオ装置に比べると、全然、物足りないところはあります。
しかし、ある程度音量を上げると、ロック・ポップスやエレクトリック楽器主体のジャズ・フュージョンは、それなりに楽しめます（クラシックはどんな楽曲も辛いです）。

音の良いＰＣスピーカーを探している人には、お洒落なインテリアにもなるSOUNDSTICKS III は、一聴・一見の価値のある製品であると思います。